好きなのに食べたら後悔するものは?本当はもっと食べたいのに体が悲鳴をあげる!
好きなものを食べているとき、とても幸せな気持ちになりますよね。子どものころ「大人になったら、ホールのケーキを1人で全部食べる!」なんて目標を掲げていたママはいませんか? しかし大人になった今は、どうでしょうか。ママスタコミュニティには、こんな投稿が寄せられました。
『久々にカップ焼きそばが食べたくなって食べた。でも半分くらい食べ終わったあたりから、食べ続けるのがしんどくなってきた。年のせいかな? 食べて後悔したよ。頭では「食べたい!」と欲しているのに、食べたら後悔するもの。みんなにはある?』
好きな食べものを食べて、幸せな気分に浸るはずだったのに、気づけば後悔の嵐。わかってはいたけど、食べてから後悔。いろいろな意味で「食べるんじゃなかった!」と後悔するものを、ママたちが教えてくれました。
こんなはずじゃなかった!食べたら胸やけや胃もたれが……
ママたちには食べたい気持ちとは裏腹に、体が受けつけなくなってきた食べものもあるそうです。
油っぽいものが徐々に食べられなくなった
『とんかつは2切れで十分』
『天ぷらが好きなのに、最近は食べると胸やけする。でも食べたいから食べるけど、後悔の嵐』
『餃子は無限に食べられると思っていたのに、今は5個で十分』
『28歳の誕生日に、おいしいから揚げを年の数ほどもらった。あのときは1人で完食したのに、今は3個が限界』
『豚トロは2枚で「もういいや」ってなる』
なかには過去に、から揚げ28個を完食したツワモノママも。ものすごく欲しているにもかかわらず、食べたら胃もたれしてしまう。昔はいくらでも食べられたはずなんですけどね。
食べたら後悔する!でも食べたくなるインスタント麺
『カップ焼きそばがどうしても食べたくて。食べたらもたれるから、事前に胃薬を飲んでから食べた。でもやっぱり胸やけがすごい!』
『インスタント麺は、量が多いと感じるようになった』
『カップ焼きそばにお湯を入れて、できあがりを待っている間はいいんだ。湯切りの段階でギブアップ』
簡単で手軽に食べられるインスタント麺。若かりしころ、お世話になったママもいるでしょう。しかし徐々に食べられる量が、限られてきてしまったようですね。スーパーなどのインスタント麺売り場には、ミニサイズが売られていることも。筆者は今まで食べ足りない人向けのインスタント麺だと思っていました。しかし少量で十分という人向けでもあると見方を変えても、合点がゆく気がします。
ファストフード店のアレが好きだったのに
『あの店のフライドチキンが、無性に食べたくなる。食べる気満々でたくさん買うけど、1個食べたら満足』
『ポテト。昔はLサイズでも余裕で完食できたのになぁ』
『うどん屋チェーン店のかき揚げって、びっくりするくらい大きいよね。ハーフサイズがあったらうれしい』
ファストフード店に行くと大きければ大きいほど、多ければ多いほどうれしかった若かりしころ。歳を重ね、自分にとっての食べる適量が変わったのかもしれませんね。ちなみに筆者の祖母は、フライドチキンが大好物でした。70代で亡くなる直前まで「フライドチキンが食べたい!」と言って、入院先の病室で食べたほど。胃もたれ知らずの祖母に、当時10代だった筆者も驚いた覚えがあります。
1袋なんて余裕で食べていたスナック菓子も今はムリ
『ポテトチップ。昔は「1袋でこれだけ?」と思っていたけど、今は1袋もいらない』
『大好きなスナック菓子のバーベキュー味が、食べきれなくなっちゃった』
お菓子売り場がキラキラと輝いて見えた、子どものころ。お小遣いが入った財布を握りしめ「もっとたくさん買えたらなぁ」と思った経験はありませんか? 若かりしころはお酒のおつまみに、スナック菓子をペロリと平らげてしまうことだってあったでしょう。お菓子は買いやすい価格帯で、いわゆる「大人買い」をしやすいですよね。しかし徐々に歳を重ねると、大人買いをするほどの量は、いらなくなってしまうのですね。
スイーツはほんの少しがおいしいのかもしれない
『モンブランを見ると「おいしそう!」と思うけど、実際はひと口で十分』
『昔はチョコレートを無限に食べられた。今はふた口で満足』
『チーズケーキ系のスイーツは、胃もたれして完食できなくなった』
『ゼラチンや寒天で固められているグミみたいなお菓子。周りにグラニュー糖をまぶしてあるやつ。ショーケースのなかで「キラキラしていておいしそう!」と思うけど、いつも1粒で満足』
ひと口目を食べた「おいしい!」という感動は、なかなか続かなくなるようです。さまざまな種類のひと口サイズスイーツが、気軽に店で購入できるようになったらうれしいと思うのは筆者だけでしょうか。
胃もたれだけでは済まない!覚悟のうえで食べるもの
他にも胃もたれや胸やけでは済まない、食べたら後悔する食べものもあるようです。
お腹の調子が悪くなるんだよね
『ピザを食べた翌日は、顔と足がすごくむくむ。そしてお腹を壊す』
『高級なお肉を食べると、お腹が痛くなりやすい。油が多いから? それとも加齢?』
『激辛焼きそば系が好きだけど、毎回お腹を壊す』
『背脂系のこってりラーメンを食べに行くと、決まってお腹が緩くなる』
『激辛カレーが好きなのに、最近は食べるとトイレから戻れない』
「食べたらおなかを壊すとわかっているから、覚悟して食べる」というママも。好きな食べものを控えるなんて、なかなかできませんよね。
口のなかが大変!
『キャラメルを食べると、高確率で銀歯が取れちゃう』
『歯茎が痩せたせいか、ガムを食べると挟まってくっつく』
食べた後、歯医者さんにお世話になる可能性がある食べものも。キャラメルなどは噛まずに、口のなかで飴を食べるようにゆっくり溶かして食べましょうか。
体の不調はなくても、カロリーが気になる!
食べた後に体の不調はないものの、カロリー摂取過多による後悔も。きっと誰しも1度は経験したことがあるのでは?
『バターたっぷりの高級食パン。そのまま食べるのが大好き! でもつい食べ過ぎて後悔する』
『1箱に6個くらい入っているアイス。本当は全部食べたいけど、カロリーがすごいだろうな』
『さっきポテトチップを1袋、一気に食べちゃった。今すごい罪悪感』
『メロンパンにあんことマーガリンが挟んであるパン。大好きだけど、すごいカロリーだよね。完食後にいつも後悔』
『カレー。たくさん食べると翌日体重が増えていて、すごく後悔する』
カロリー摂取過多は、後悔というよりも「罪悪感」といったところでしょうね。なかには日ごろのストレスを食事で発散するママもいるでしょう。カロリー摂取過多を気にするママたちにとっても、これからは「気持ち足りないくらい」が適量かもしれませんね。
年齢を重ねていくうちに、食べられる量や受け入れられるものが変化していくのは、仕方がないのかもしれません。「たまにならいいか」と勢いのまま食べて、完食後に悔やむパターン。しかし食べているときは、最高に幸せなひとときでやめられないんですよね! 食べた後に体が悲鳴をあげないよう、自分にとっての適量で食べたいものとつき合っていけるといいですね。
文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花 イラスト・Ponko
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