<ママの年収500万円>【後編】旦那と離婚して第二の人生を謳歌する?それとも夫婦水入らずの生活を楽しむ?
「子育て終了後、女性ひとりで稼げるのなら旦那はいらない」と考えるママたちは、家事を一切やらない旦那さんとの老後生活を想像して、おひとりさまの生活を望んでいました。一方、子育てが終わっても旦那さんとの生活を続けたいママも多くいました。どんな理由から老後も旦那さんと生活したいのでしょうか。ママたちの声を紹介します。
旦那は家事を分担する生活のパートナー
『私はそのくらいの収入あるけれど、旦那は絶対いてほしい。今も適度に家事分担しているから、いなくて全部の家事を私ひとりでする方が苦痛でストレスだなぁ』
『子どもや女友達に依存したくない。子どもはみんな男の子だし、巣立っていったら戦友だった旦那と子育て中の思い出を話しながらゆっくり過ごしたい。食事は私が作って、作りたくないときは旦那に買ってきてもらうか外食。他の家事で自分がやりたくないものは旦那にやってもらう。とにかく面倒くさいことは旦那に任せる。一人で全部やるより絶対楽だよ』
「家事を分担するパートナーとして旦那は必要」と考えるママたちから声が寄せられました。家事をまったくやらない旦那さんもいる一方で、協力的な旦那さんもいますよね。家事の協力を惜しまない旦那さんであれば、人生の後半戦も引き続き夫婦生活を継続したいと考えるようです。しかし、あまり旦那さんを頼りにしすぎると、万が一旦那さんが病気などで倒れたときに大変そうですよね。子育て後は、夫婦でお互い労りながら生活をするよう心がけてくださいね。
年金を考えると夫婦の年金を合算した方がいい
『老後の年金を考えると2人で稼いだ方が余裕ある。多分年金2人で、月30万円はある』
また「おひとりさまの年金は心もとない」といった声も寄せられました。「人生100年時代」と言われ、公的年金もいつまで続くか不透明な時代です。年金は多いに越したことはなさそうですよね。ただし離婚しても、規定の条件に該当すれば結婚期間中の年金を夫婦間で分割ができる制度があるため、夫の年金をもらえないわけではありません。この制度には、「結婚前の年金は対象にならない」「国民年金は対象にならない」などの制約があるので、離婚を検討中のママは「いくら年金をもらえるのか」事前に調べておくと良いでしょう。
病気になったときにおひとりさまはツライ
『病気したとき、旦那が頼りになった。「健やかなるときも、病めるときも……」を再認識。元気なときは忘れているんだよね』
『自分が元気なうちはいいけれど、病院のお世話になるときに必要。社会人の子どもや自分の家庭がある子どもに負担をなるべくかけたくないし、子どもが孫を連れて帰省する先としてもバラバラだと大変じゃない? 同じマンションの別の部屋に住むくらいが理想かな』
さらに「自分が病気になったときに旦那が必要」と考えるママもいました。旦那さんが先に病気になることも考えられますが、ママが不調になることも考えられますよね。子どもに負担をかけたくないママは、旦那さんに頼るのが一番と考えているようです。たとえ離婚しなくとも、先に旦那さんが亡くなってもおひとりさまになるので、「大病をしたときに誰に看病してもらうか」を検討しておくといいではないでしょうか。もちろん大病をしないために、定期的に健康診断を受けたり、食生活に気をつけたりして、健康的な生活を送るよう心がけてくださいね。
愛があれば大丈夫!?子育てが終わると夫婦の関係も変わる
『好きだから結婚した。家事やお金などを軸に結婚を考えたことはない』
『私の年収は470万だから500万には届かないけれど、夫が好きだから仮に昇進して500万以上になっても側にいたいよ』
『めちゃくちゃ仲良しだから! 1人で500万より、2人で1千万以上あったら豊かに生活できそうだし。2人で孫の世話をしたい』
『自分のことを愛してくれる人が身近にいるって幸せだよ』
『旦那は必要。お金や家事、労力以外で大事』
最後に紹介するのは、利己的な理由なしに「旦那さんが必要」と答えたママたちの声です。愛に溢れていてうらやましいかぎりです。ただし油断禁物! 夫婦で同じゴール(子育て)に向かって協力しているときは良くても、ゴールがなくなると急に戸惑うことも。筆者には年配の友達も多いのですが、意外と「子なしの生活」は気まずいようですよ。そんな熟年夫婦におすすめなのが、「夫婦で共通の趣味を持つこと」です。子育てを終える前に、テニスや山登り、御朱印集めなど夫婦で共通の趣味を見つけておくと良いのではないでしょうか。
一生添い遂げられるパートナーがいるに越したことはありませんが、最後まで夫婦で足並みを揃えるのは意外と難しいかもしれません。子どもなしの旦那さんとの生活に不安に感じるママは、早めに第二の人生を計画し、リスクを一つひとつ潰して準備しておきたいところです。ぜひ悔いのない第二の人生を歩んでくださいね。
文・安藤永遠 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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