<私立校マウント?>パート先の同僚が自慢ばかり……娘の受験にまで口出ししてきて!?【後編】まんが
前回からの続き。林さんのマウントのような自慢はとどまることをしりません。パートのたび、話題はX学校のことばかり。「修学旅行はオーストラリア」「朝活用の勉強部屋が用意してある」などなど。私も夫も高校が公立だったし「知られざる私立の世界」を最初は興味深く聞いていました。林さんがわが子が第一志望の学校に合格して舞い上がるような気持ちも想像できます。でも……。
「公立高校の人が聞いたら失礼な気がするよ」と思う言い方が続きます。パート先で他の人が聞いていないかとヒヤヒヤすることもありました。でも林さんは完全に私立推しになっているので、何をいってもムダだろうと思い、「すごいね」「いいね」とあいづちを打っていました。私の娘が受験シーズンに近づいた頃はさらに……。
私は「受験サポートに入るから」と試験期間はパートを休むことにしました。林さんにいろいろ詮索されて、気持ちをかき乱されるのが嫌だったからです。
そしてすべての合否が出そろいました。
頭が悪いと思っていた私の娘が、X学校より偏差値が高い公立校に合格したことで林さんも気まずくなったようです。それにしても、「進路」はそれぞれ目指すものや家庭の状況で異なるのに、うちの子の方が成績は良くないとか、公立より私立の方が絶対いいとか、なんでも決めつけて話す心理が理解できません。
お互いの娘の進学先のことで、疎遠になってしまったことは少し悲しいけど、「元々パートつながりの薄い関係だよね」と割り切ることにしました。
(子どものことを何でも話せる仲の良いママ友だと思っていたので残念ですが……)
子どものことで共通の話題がなくなったと同時に、関係も希薄になるなんて……「ママ友関係」のはかなさを実感したできごとでした。
脚本・編集部 作画・てる 編集・秋澄乃
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