＜義実家トラブル＞【後編】旦那が急逝したとき「お前のせい！」と罵倒した義母に、同居を提案された？
旦那さんが亡くなったことを、相談者さんのせいにして責め立ててきた義母。しかし毎日に落ち着きを取り戻してきたくらいの頃から、その義母に度々同居話をもちかけられているそうです。ママスタコミュニティでは「そんな義母とは絶対に同居をしない方がいい！」という意見が相次いでいますが……。
その理由はどんなものが考えられるでしょう？
同居をすることで起こるデメリットも考えておこう
義母が話すようにお金のことや子どもへの負担、万が一なにかあったときのことなどをあらかじめ考えておくのは大切なことです。義母が同居を持ち掛けたのが良心からだけならよいのですが、一方で同居をしたことによってデメリットが出てくることも忘れてはなりません。
『絶対にしない！ 旦那がいないのに他人と暮らす意味がわからない。今の家賃以上に生活費として要求してくるんじゃない？ なんか裏がありそう』
『とっとと縁切る。そんな都合の良い義両親は不要。あわよくば介護要員にしたいんだと思う』
『するわけない。自分のこの先が不安になってきてあなたに面倒を見させる気だよ。何なら保険金、遺族年金も狙っているかもよ』
『再婚させないためじゃない？ 相談者さんに今再婚する気があるない関係なく、再婚されたら自分の面倒をみてくれる人がいなくなるし。だから同居で再婚を阻止しようとしているんじゃない？』
多めの生活費を要求される、保険金などのお金をあてにしている、いずれ介護をさせたいと思っている……寄せられたものだけでもさまざまな推測がありました。もしかすると義母はそこまで思っていないかもしれませんが、いずれ義母の介護をする日がやってくる可能性は十分にあります。
「関係を断つ」方法もある
相談者さんはどうするか決めかねているようなので、もしも同居をするのであればデメリット部分があることに十分気をつけておくと良いのかもしれませんね。ただ今後も義母の心ない言葉や意図のわからない提案に悩まされるようであれば、「関係を断つ」という方法もあります。
『姻族関係終了届を出して！ 孫は孫のままだろうけど相談者さんは他人になれるよ』
『同居なんてしたらプライバシー全然なくなる。「丁度いい距離感でいましょう……」と告げて、こちらからは一切連絡しない』
コメントにあった姻族関係終了届とは、義両親との関係を断ち切るためにできる正当な手段のひとつです。
『夫婦の一方が亡くなった場合、生存配偶者が死亡した配偶者の血族との姻族関係を終了させる届出です』
さまざまなことを考慮しながら同居をしない方向にもっていったとしても、今後義両親との関わり方について悩まないとは限りません。最悪の場合にはこの手段を使うと覚えておき、上手にかわしながら適度な距離感を保ち続けるのもひとつの方法ですね。
義母としては息子が亡くなり、残された嫁と孫の面倒を見なければと考えたのかもしれません。そう思えば、同居は何とも悩ましいところです。相談者さんとお子さんでメリット・デメリットについてしっかりと考えながら、義両親との理想の関係性について話し合っていくと、自ずとベストな選択が見つかっていくのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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