＜旦那の致命的な失言＞【後編】「2番目に好きな女と結婚した」すべてを捨てて離婚をしてもいい？
旦那さんが自分にプロポーズをする直前に、元カノにプロポーズをしていたことを知ってしまった投稿者さん。ママたちの怒りが大爆発するなか、投稿者さん夫婦の間ではさらに話し合いが行われたようです。
『「もし元カノがプロポーズをOKしていたら私を捨てていたんでしょ？」とも聞きました。「違う。たとえOKをもらっていても、その場で終わらせて二度と会わなかったと思う」と答えるので、「まだ嘘を重ねるの？ 私は簡単に騙せるからこんな嘘でも騙せると思ったの？」と言いました。すると「OKをもらっていたら元カノと結婚するつもりだった」と認めました。それから「真実を話してもお前を傷つけるだけだから、これ以上はもう話したくない」と言われました。もうすべては起きてしまったこと。あとは私の身の振り方次第だと思うので、子どものためによく考えたいと思います』
旦那さんは最終的に「プロポーズにOKをもらえていたら元カノと結婚するつもりだった」と白状したようです。あまりにも残酷な告白に投稿者さんの頭には「離婚」の2文字がよぎっているようにも見えますね。
旦那さんは無神経すぎる。許さなくていい！
旦那さんの無神経さに呆れかえるような声が集まりました。
『完全アウトじゃん。許すか許さないかなんて迷わない。振りきれるぐらいアウトだよ。プロポーズに保険をかけるって何様？ バカにするにもほどがある。取れるものは全部取って離婚でいいと思う』
『「真実を話してもお前を傷つけるだけ」って……私だったらこの発言で無理。時には嘘も優しさだよ。全部正直に話す必要なんてないのに。「好きじゃなきゃ結婚していない。元カノなんて忘れていたほど今はお前が好きで大切だ」とか言ってくれたらよかったのに』
投稿者さんをプロポーズ相手の保険として扱っていたこと、婚約指輪を使い回していたこと、投稿者さんとお付き合い中だったにもかかわらず「プロポーズさえうまくいっていたら元カノと結婚するつもりだった」と白状したこと。どの点をとっても「旦那さんは無神経すぎる」とのジャッジが下されたようです。”嘘も方便”という言葉がある通り、時には優しい嘘をつくことも大人としては必要だったのかもしれません……。
指輪も旦那も捨てるべき？
旦那さんとの今後の関係を考慮する投稿者さんに、離婚を勧めるママたちも現れました。
『今の投稿者さんの状況がわからないからなんとも言えないけれど、自分だったら着実に離婚する準備を進めてしまうと思う。許す許さないどころではなく、至近距離で息を吸うのも無理。生理的に無理。「しょせんそのどうしようもない親友と同類なんだろうな」と思ってしまうわ』
『さすがにこれは無理。子どもがいなかったら即離婚する。子どもがいるとしても離婚準備は進めるわ。旦那もだけど親友もおかしいんじゃないの？』
『指輪と旦那も捨てちゃおうよ……遅かれ早かれ離婚については考える日が来るとは思うので、私なら今から経済的に自立できる準備をしておく』
『しばらく経ってもやっぱりどうしても許せないなら、そのときに離婚を考える。その場合はその親友にも慰謝料を請求したいくらい』
「自分がもし投稿者さんの立場だったら離婚を考えてしまう」と話したママたち。できることならば親友には慰謝料を請求したいと訴える方もいました。ママたちにとってはそのくらい残酷な出来事だということがよくわかりますね。
幸せだった期間は嘘じゃない
離婚を強く勧めるママたちがいる一方で、「よく考えたほうがいい」との声も聞こえてきました。
『最高に気分悪いし腹が立つけれど、結婚して8年間特に問題もなく平和に過ごしてきて子どももいるなら離婚は思いとどまるかも』
『この8年間はどうだったの？ 私ならそこを見る。結婚生活は8年も続いているんだからお互いに大事な存在には間違いないでしょ』
『許せない気持ちもあるだろうけれど、結婚してからの8年間の幸せや楽しさもまた事実じゃないかな』
『旦那さんは元カノとは縁がなかった、投稿者さんとは縁があった。頭にくるのはわかるけれど、旦那さんの今の幸せがあるのは投稿者さんと結婚生活が送れているからだと思う。今ある幸せは投稿者さんと旦那さんが築いてきたものに変わりはないし、旦那さんもきっと今いちばん大切にしている女性は投稿者さんでしょ。時間をかけて決めたほうがいいと思う』
たしかに旦那さんの行動はデリカシーがないものばかり。しかし結婚をしてからの8年間、幸せいっぱいの生活は夫婦2人で築き上げたものに変わりありません。もし少しでも離婚をためらう気持ちがあるのならば、今一度よく考えてみてはいかがでしょうか。
投稿者さんが旦那さんの言動を許せないのは無理もありません。ママたちから離婚を勧める声があがったのも当然のようにも思えます。しかし結婚をしてから旦那さんと二人三脚で歩いてきた時間は、幸せなものであったはずです。旦那さんも投稿者さんのことを好きだったからこそ、結婚をして家庭を築いたのではないでしょうか。すぐに離婚を決意する前に、今後どうするのがお互いにとってベストなのか考える時間をとってみてもいいかもしれませんね。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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