<女性のカラダ>【後編】あなたの更年期障害はどんな感じ?つらいのは身体だけじゃなく心も……
生理不順、大量の汗や冷え、不眠など、身体にさまざまな影響を及ぼす更年期障害、いわゆる「更年期」。その体調不良はママたちの心までも苦しめています。
ヤル気が出ない、イライラ……情緒不安定をどうにかしたい!
体調が悪いと気持ちの面でも落ち込んでしまうのは当然。しかし“動けない自分”や“すぐに不安になってしまう自分”をふがいなく思い、さらに自己嫌悪に陥ってしまう人が少なくないようです。
『以前より体調が悪くなる間隔が短くなってる。不安感が一番嫌だ。働けない』
『今までだったらスルーできていた些細なことですごく落ち込む。どうなってるんだろう、私』
『「更年期の症状は50パターンくらいある」って医師に言われた。四十肩とか動悸とか、イライラして泣きたくもないのに泣けてきたり……とかね。みんながスルーできるところを「ん(怒)?」と思ったり。ほーんと辛い(涙)』
『去年から生理がとにかくおかしく、イライラと情緒不安定。ヤル気がまったく出ない。何をするのも億劫で、本当に家族からは怠け者ぐらいにしか思われてないです』
一番身近にいる家族には理解してほしいですが、風邪のように誰もがかかる病気ではないので、しんどさが伝わりにくいのがつらいですね。
『起きてもいない悩みに不安が募ったり、不倫の記事を見てやたらと泣いたり。ものを飲み込みづらいと婦人科で相談したら、不安症状にも効くからと漢方薬を処方された。飲み込みづらさは多少良くなったけど、気持ちが不安定なのは解消されない。やらなきゃならないことたくさんあるのに、気持ちも身体もついていかない。どうしたらいいんだろう。もうすぐ50歳』
『48歳。息苦しさやめまい、吐き気等のため通院して、漢方薬や安定剤等を服用してます。はぁ~、いつかこのトンネルから抜け出せると信じ、今日もまずい漢方薬を飲んでます。爽やかな朝? 何それ? って感じで、毎日命懸けで生きてます』
「命懸けなんて大袈裟な……」と思う人もいるかもしれません。でもそれくらい追い詰められている人もいるのが、更年期障害の怖いところです。
『タダでさえ重たい生理が月に2回来るようになり産婦人科へ。ピルを飲みはじめてから、今までなんだったの? って言うくらいに身体が楽になりました。更年期障害だったとわかった瞬間でした。44歳だったし生理は来ていたので、まだ更年期障害ではないと思っていたけど、こんなに楽になるなら早く飲めばよかった……。毎日死にたかったけど、身体が楽になると死にたいと思わないもんですね。楽になって初めていろんなことがわかりました』
こちらの方は病院での処方に効果があったようですね。ママたちのなかには漢方薬やホルモン注射などを試してみるものの効果が出なかったり、合うお医者さんが見つからなかったりで、つらい日々からなかなか抜け出せない人もいました。
周りと比較して余計に落ち込む
更年期障害の出方は”人それぞれ”。頭ではそうわかっていても、生き生きしている同年代のママを見て「自分はなんてダメなんだろう……」と落ち込んでしまうようです。
『いつまで続くかわからないし、毎日気分は晴れないし、体はだるいし、本当に毎日しんどい(一応通院はしている)。周りの40代の友人はみんな元気そうに見えるけど、この差はいったい何なんだろうか?』
『ほんと、つらいよねー。朝目覚めたとき、まったく回復してない感じで身体が重くてしんどい。イライラは漢方飲んで少し楽になってるけど、薬飲むと思考力が落ちてる感じがする。なんで周りのママさんはあんなに動けるんだろう……』
『49歳、思いっきり息を吸うことができない。もともとの心配性に拍車がかかって常に不安。陽の光を浴びたほうがいいんだろうけど。滝汗もすごいし、何より人混みに行きたくない。自律神経の乱れがひどすぎる。同じような年齢の元気なママ友を見ていると、ふがいなさに余計に落ち込むよ』
『今年で48歳です。40~43歳で第1子を出産した同級生たちは子育て真っ最中だけど、何だかんだ言いながら毎日公園に連れて行ったり一緒に遊んだり、みんな元気いっぱいで「更年期? 何それ?」って感じです。同い年でこんなに違うのかとまた落ち込みます』
更年期は、誰もがいつか通るであろう道。それがちょっと早いか遅いかの違いです。もしかしたら元気に見えるママだって、家に帰ればグッタリかもしれませんよ。あなたは決してダメな人ではありません。
そんな気持ちが落ち込んでいるママたちに、更年期を終えた先輩たちからの声を紹介しましょう。
更年期に終わりは来る!?閉経してからはどんな感じ?
更年期は閉経前後の約10年間を指します。期間の長さは個人差があるでしょうが、閉経して数年経つと落ち着いてくるはずなのです。
『閉経してから、体調が良い日は意識して陽の光を浴びて歩くようにしてます。今は症状がない日も多くなり、少しずつ快適に活動できる日が増えてきてます』
『私の母の更年期はきっちり2年でした。相当つらそうだったし、毎日イライラしてて周りの家族が大変でした。それが2年したら突然元気になり、今もとても元気です』
自分の身体と向き合い、ときに戦ってきた更年期。終わったら、どんな心境にいたるのでしょうか。
『53歳。いよいよ終焉のようです。生理痛ともお別れ。終盤は子宮筋腫もあってつらかった。よーがんばった。自分で褒めておこう(笑)』
『更年期とパニック障害のダブルパンチのなか、今日も生きてる自分を褒めてあげたい。ここのみんなも! 偉いぞ! みんな一緒に悩んで泣いて語ってくれてありがとう。日々変化して悩ましいけれど、幸あれ』
「自分で自分を褒めてあげたい」そんな気持ちになるくらい大変だった更年期障害。苦しんでいるのは自分だけではありません。
『当てはまる症状がたくさんある。勉強になるし、自分だけじゃないんだと受け入れられるし、安心する。向き合って頑張っていこう。ありがたい』
ママたちから寄せられたコメントは、あくまで個人の見解によるもの。それでもコメントを読んだことをキッカケに病院に行ったり、日頃の過ごし方を見直したり、違う治療法について調べたりと、前向きな行動を起こしているママたちがいます。「もしかして、これって更年期?」「こんなにつらいのは、私だけ?」など不安にかられている人は、ぜひトピックも読んでみてくださいね。
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