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思い通りにいかない離乳食がツラい!イライラが止まらないママに寄せられた先輩ママからのアドバイスとは

030_ 子どもの食事・離乳食_おんたま
みなさんのお子さんは、離乳食を食べてくれますか? せっかく作った離乳食を、お子さんに食べてもらえなかった経験があるママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには今まさに離乳食について悩んでいるママから、投稿が寄せられました。

『楽しみたいけど楽しめなーい! パシってされる、ブーってされる、スプーンも皿もご飯も吹っ飛ぶ~! 食べなーいって思ったら、急にたくさん食べる。生後10か月の子どもに振り回されている。あー、1日3回の離乳食がツラい。よくないって分かっているけど、イライラしちゃうよね』

投稿者さんはお子さんの離乳食が思うように進まず楽しめない、イライラしてしまうと気持ちを打ち明けています。投稿を読むだけでも、投稿者さんとお子さんとの攻防が目に浮かぶようですね。

離乳食のツラさはママ共通

投稿者さんの心の叫びに対して、ママたちからは共感の声が届きました。

『うん、イライラしちゃう。そこそこ手抜きしないと、やっていられないよね』

『うちの子も10か月だぁー。レシピがマンネリ化しているのか、ちょっと前に比べて食べなくなってきたよ』

『食べものを飛ばされるの、めっちゃイライラする』

『ベビーフードって、お粥系ばかりじゃない? みんなはどこで買っているの? 作るの疲れたぁ』

『3回食がはじまったばかりの時期って、授乳もあるしめっちゃツラかった。うちは双子だったから1日中オムツ交換と授乳、離乳食を作っていた気がする。冷凍キューブとか、たくさん買ったよ』

離乳食は赤ちゃんの成長に合わせた味付けや、やわらかさに気をつけて作りますよね。大人の食事を用意するよりも、離乳食を作るほうが手間もかかります。手間暇かけて用意したのに、簡単には食べてもらえないのが離乳食のツラいところ。口に運んでも飲み込んでくれず、手でつぶされたりスプーンごと投げられたり……。筆者もわが子の離乳食には、苦い思い出がたくさんあります。離乳食に悩むのは投稿者さんだけではないと、ママたちのコメントからも伝わってきますね。

離乳食を楽にする先輩ママのアイデア

料理修行のような離乳食期を、先輩ママたちはどのように乗り切ったのでしょうか。

カンタンかつ時短で作れる離乳食にしていたよ

『時短命みたいな離乳食です。幸いわが子はアレルギーがないみたいなので、栄養面も考えて卵をつかっています』

『生後10か月の離乳食なんて、大量に作ってほぼ毎食肉じゃがだったよ』

『野菜をたくさん食べさせたいよね! 野菜をたくさん入れたコンソメスープも、よく作っていた。しらすと舞茸、にんじんとわかめの炊き込みご飯も炊飯器に材料を入れて炊くだけだから、めっちゃ楽でオススメ。卵が大丈夫なら、豆腐入りの親子丼もめちゃくちゃ楽よ!』

「自信作ができた!」と思った離乳食をお子さんに食べてもらえず、ガッカリしたことはありませんか? 筆者はショックのあまり、具合を悪くしたことがあります。「絶対に食べてほしい!」と気負うと、ママ自身が疲れてしまうことも。自分が疲れないよう、先輩ママたちは作るカンタンさや早さを追求した離乳食レシピも考えたようです。大人用の食事とお子さん用の離乳食を別々に作らず、大人用の調理途中で離乳食用に取り分ければ手間が省けて、離乳食作りの負担を減らせそうですね。

こぼしたり飛ばしたりしないものにしたよ

投稿者さんは

『床や壁に吹っ飛んだご飯。食後に拭き掃除しているとき、泣きたくなる。っていうか、たまに泣く』

ともつづっています。投稿者さんはせっかく作った離乳食をこぼされてしまうのが、泣くほどツラいようですね。先輩ママたちからは、こぼし対策のアイデアも寄せられました。

『距離を取りながらあげていたよ。手づかみも後片づけが楽なおやきやパンだけ。ごはん粒がいろいろなところについて大変だから、おにぎりはあげなかったよ。こぼすと怒っちゃうから、ムリはしない。適当でいいと思う』

『生後10か月の頃、自分で食べさせるのは煎餅くらいだったよ。ごはん系の手づかみは片づけがイヤだから、もう少し上手になってからさせていた。生後10か月の子にやらせたら、カオスじゃん? もう少ししっかり食べられるようになってからやらせても大丈夫だよ』

汁ものをひっくり返されたり、お粥を髪につけられたりするなど、お子さんの食事中は気が抜けないもの。お子さんから飛んでくる離乳食が避けられる距離を保つ姿は、まさにママの攻防といえそうですね。お子さんが握りつぶさず上手に手づかみできるまで、好きには食べさせなかったママも。握りつぶしたり投げたりしないようになってから、手づかみ食べに挑戦させても遅くはないのかもしれません。「これは食べもの。口に入れるもの」という意識がお子さんに向くまでは、大人が口に運んであげる方法もありますね。

諦めが必要なこともある

離乳食を楽しみたい、せっかく作ったのにこぼされるのがツラいと嘆く投稿者さんは、離乳食を真剣に取り組んでいるように思えますね。しかし相手はお腹から出てきて、まだ10か月の赤ちゃん。ときには諦めが必要なこともあるかもしれませんよ。

『2人目のときは、捨てるのを気にしないようにした。劇的に楽になったよ! 私はもったいないことになっちゃうのが申し訳なくて、おいしく食べられるモノを作れない自分がツラかったみたい。ベーっとされても「オッケー。片づけるね、次回よろしくー」って、サッサと片づけるようにしたら楽しめるようになったよ』

「食べて」と言っても食べない、「こぼさないで」と言ってもこぼす。悪気がないお子さんの行動に、親は頭を抱えてしまいますよね。苦労が報われず、思わず涙が出ることもあるでしょう。そんなときは「やってしまうものは仕方がない」と割り切って、諦めてしまってもいいのではないでしょうか。食べなさそうなら食事を切り上げる、思う存分こぼしてもいいように床に新聞紙やレジャーシートを敷くなどの対策を取ってもいいですね。

離乳食がママの負担になるならば、お子さんが食べるものを食べる方法でただ用意して、離乳食を楽しまないスタイルにするのはいかがでしょう。なんだか作業のようで寂しく思われるかもしれません。しかしお子さんが食べているのであれば、離乳食としての役割は果たせていると前向きに捉えてみてもいいのでは? 離乳食作りや片づけを頑張ることが苦しいのなら、いっそ頑張らない。ほんの少しでも離乳食を口にしているなら、食べる意欲が養われている。そう信じてお子さんのペースに合わせて、離乳食を進めるのもいいかもしれません。

文・子持ち鮎 編集・藤まゆ花 イラスト・おんたま

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