「えっ?うちの庭で野グソ!?」意識高い系ママ友の息子。ストレスのサインが変な方向に【中編】まんが
前回からの続き。ご近所のつよしくんが、わが家の庭でこっそり野グソをしている姿を目撃してしまいました。私の頭は完全にパニック状態。あんないいとこの家の子がなぜ野グソを?
動揺し過ぎて声が裏返り「なんじゃそりゃ」といった声かけになってしまいました。つよしくんはお尻を出してしゃがみこんだまま、私を見て固まっています。人生で一番、気まずい瞬間だったでしょう……。
どうして今回のことを黙ろうと思ったのか。あの意識の高いママのことです、ショックで失神するかもしれません。もしくは事実を受け止めきれず、激昂してつよし君と壮絶な修羅場という可能性も……。
野グソの理由はつよしくんの口からは聞けませんでしたが、何となく想像できました。毎日塾と習い事でスケジュールがびっしり、友達とも遊べず、自宅では市販のお菓子もゲームも禁止……それでどうやって、子どもらしい欲求を発散できるのでしょうか。たまりにたまったストレスが彼の中で行き場を失って、こんな変な方向に暴走してしまったのかもしれません。
つよしくんの言葉に、私はズキンと胸を強く締め付けられました。
※この漫画は知人の話を元に作成しています。
脚本・大島さくら 作画・善哉あん 編集・Natsu
関連記事
※「えっ?うちの庭で野グソ!?」意識高い系ママ友の息子。ストレスのサインが変な方向に【後編】まんが
前回からの続き。「あんな親、いなくなればいいのに……」とうつむきながらつぶやくつよしくん。心はもう限界寸前なのかもしれません。しかしよその家の教育方針に、私があれこれ言うわけにはいきません。私がしてあ...
※「えっ?うちの庭で野グソ!?」意識高い系ママ友の息子。ストレスのサインが変な方向に【前編】まんが
私は、とある地方の住宅地に住んでいて、わが家には小学生5年生を筆頭に3人の子どもたちがいます。この住宅地には地元の小学校に通う子が15人くらい住んでいて、近所のママたちもみんな顔見知りです。そのなかで...
※<いきすぎた食育?>市販のお菓子はNG!食生活にこだわりがあるママ友。子どもの心中【前編まんが】
※2021年5月21日に公開された記事を再編集しています。
ママ友のAさんはとても品の良い素敵なママ。いつもきちんと身なりを整えていて、小さな子がいるとは思えないくらいです。初めて家を訪問したときは...