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【後編】給食を手で食べた小2の息子が、帰宅後「学校に行きたくない」とポツリ。一体何があった?

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威圧的な担任の先生のもとで、給食を手で食べるはめになってしまった投稿者さんの息子さん。あまりにも衝撃的な出来事にママたちの怒りが大爆発しました。なかには「考えただけで涙が出そう」と話したママさんも……。それほどまでにショッキングな問題だということがわかりますね。投稿者さんは今後どのような対応をとるべきでしょうか?

まずは学校に相談するべき

とにもかくにも今回の一連の出来事を学校に報告するべきとの声が寄せられました。

『校長に話をしに行くのは当然。担任も同席させる。箸を取りに行けていなくて叱りつけた子が、牛乳とチーズしか食べていないこと、終わりのころに慌てて手で食べていたことを見逃していたのもありえない。「何のために子どもと一緒に食べているんですか? のん気に食べているわけじゃないですよね、生徒が100人もいるわけじゃあるまいし」と言うわ』

『「相談があります、担任を含めて時間をもらえないでしょうか?」と校長に電話。担任に対しては「あなたの指導が子どもの心を育む上でマイナスだと判断すれば何度でも来ますよ。それで改善されずお願いが無駄だと感じれば、ここだけの話では収まらないでしょうね。うちの子どもだけの話ではないですからね。ほかの児童も同様です。親と教師、子どもの成長のため、同じく前向きになるようプラスに働きかけてやってはくれませんか?」とキッパリ言う』

『親バカかもしれないけれど、連絡帳には書く。給食を手で食べるなんて想像しただけで腹が立つ! その行為に先生が気づかないわけないよね。知らないふりでしょ? 叱られて、箸を貸してもらって普通に食べれば問題ない。低学年ならなおさらだわ』

担任の先生に連絡をとるという手もありますが、学校側にも事の重大さを理解してもらうためにあえて校長先生に話をさせてもらってはどうかとのアドバイスが届きました。もし話し合いの場を持つことになったら、その時には担任の先生も同席してもらったほうがいいかもしれませんね。担任の先生も校長先生の前とあっては誠実な対応をしてくれるのではないでしょうか。

解決しないときには、ほかの機関に持ち掛けてみても

もし学校のみでは埒が明かないというときには、ほかの機関を頼ってみるのも選択のひとつのようです。

『お子さんは大丈夫? つらかったね。保守的な校長先生だと話にならないかもしれないから、そういうとき旦那さんと一緒に教育委員会に行って。お子さんを守れるのはパパとママです』

『わが子のときは小学校で担任から体罰があり、目撃者も多数。校長に話してもダメ、教育委員会に電話しても取り合ってもらえず会ってももらえず。市議会議員に相談したらすぐに動いてくれて、それで教育委員会も手の平を返した。市議会議員の同席で教育委員会との面談がすぐに実現。校長も教育委員会も結局身内を守るから親身にはなってくれないと痛感した。もし校長や教育委員会に相手にされなかった場合、市議会議員に相談することをおすすめします』

『今回のケースは人権問題と言っても過言ではないよ。余裕があるなら弁護士をつけたほうがいいと思う。黙って泣き寝入りしちゃダメ。陰湿なことであり今後二度とあってはいけないこと。徹底的に制裁するべき』

教育委員会や市議会議員、そして弁護士……お子さんを守るためならば、頼れる人には頼るべきと考えているママたち。息子さんが通う学校がもし話し合いの場を持とうとしなかったり今回のことをなかったことにしようとするのであれば、あえて外側から話を進めてみるのも有効かもしれませんね。消極的だった学校側の対応も、ひょっとしたら何らかのタイミングで変わってくる可能性もあります。

校長先生に話をしに学校へ……

ママたちのアドバイスが寄せられるなか、投稿者さんから続報が届きました。

『今朝になって息子が「また怒られるししんどいし、学校に行きたくない」と言いました。なので実母に留守番をお願いして、学校に行って教頭先生に声をかけました。校長先生と教頭先生に子どもから聞いた話、子どもがつらい気持ちでいること、そしてほかにも萎縮して登校を渋るお子さんがいることなどをお伝えしました。箸を忘れたときは注意はするけれど、担任が割り箸を渡すルールになっていることを確認しました。校長先生も教頭先生も真剣に話を聞いてくださり、早急に対応して放課後に担任が謝罪に家に来ることになりました』

一夜明けて息子さんは「学校に行きたくない」と漏らした様子です。その状況を見て投稿者さんはすぐに学校に相談したようですね。幸いにも校長先生や教頭先生は真摯な態度で話を聞き、すぐに対応をしてくれました。これから担任の先生とどのような話し合いが行われるかはまだわかりませんが、状況が好転することを願ってやみません。

給食を手で食べるというショッキングな体験をしてしまった息子さん。わが子がそんな目に遭ったと考えるだけで親としては胸が締め付けられる思いになることでしょう。子どもの心身の健やかな成長のために学校側としっかりとした話し合いが必要になりそうですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美

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