「義父お手製の白菜の漬物が多すぎる」とモヤモヤするママに、旦那が一言「ママ友にあげなよ!」
みなさんは義実家へ行くと、帰り際に義両親からなにかしら持たせてもらうことはありませんか? あらたまったプレゼントでもないので、食べきれないお菓子や野菜などのおすそ分けが多いのかもしれませんが、なかには手作りの食べ物をもたせてくれることもあるようです。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、義実家から手作りの食べ物をもらったようで……。
『義実家に行ったら、義父特製の白菜の漬物を大量に貰った。「そんなにたくさんいらないです。少しで大丈夫です」と言ったのに大量。家に帰って「どうするのこれ、さすがに多すぎだよ」と旦那に言ったら、「うちでは食べきれないから、ママ友にあげなよ」だって。会ったこともないママ友の義父が漬けた漬物だよ……。こんなにたくさんの白菜の漬物、食べきれない!』
今回の投稿者さんは義父からもらった白菜の漬物に頭を抱えているようです。「手作りなうえ食べきれない量だった」とのことなので、投稿者さんとしては旦那さんに断って欲しかったのでしょう。しかし肝心の旦那さんは何も言ってくれなかったようで、投稿文から少しイライラしている様子が伺えます。そのうえ旦那さんから「ママ友にあげればいいよ」などと見当違いなアドバイスまでされてしまったようで、ママたちからは同情のコメントが寄せられました。
さすがにママ友にはあげられないね……
『他人が作った手作りの物はちょっと抵抗があるから、他人には渡せない』
『いらないかな。仲が良いママ友自身が漬けたものだったら喜んでいただくけれど。会ったこともない素人が漬けたものは、いらないわ』
たとえ義父が丹精込めて作った漬物だとしても、旦那さんが「美味しい!」と推している漬物だったとしても、手作りは手作り。もしも自分が手作りの漬物をもらう立場だったとしたら……そう考えると、ちょっと抵抗を感じてしまう人のほうが多いのかもしれません。投稿者さんが作ったものをママ友がもらうならまだしも、会ったこともない人の手作りとなれば、衛生面なども多少気になってしまいますよね。
義父はどんな気持ちで渡したのだろう?
義父が漬物を投稿者さんにくれたのは、単純に「お嫁さんにも食べてほしい」という思いがあったからでしょう。もしかしたら漬物作りが得意で、自慢してみたかったのかもしれません。
『もらって「ありがとうございます、いただきます」と義父さんを喜ばせたらいいじゃん』
「ぜひ食べてほしい」「喜んでほしい」と渡してくれた義父の気持ちを考えると、たとえ大量だったとしても、まずは感謝の言葉を伝えることが大切だったのかもしれませんね。しかしその一方で、それでもたくさん渡してきた義父の行動を「ちょっといただけない」と感じる人も。
『作るだけならいい。困るのは「その後に無秩序に人にあげたがる」ということ』
漬物を作るのは個人の自由。しかし自身が食べる量を遥かに超えた量を作ることは、いかがなものなのでしょうか?
実は筆者の母も投稿者さんの義父と同じく、冬になると大根の漬物を30本も作ります。そしてご近所さんにあげているので、もしかしたらコメントのママの言うように「無秩序に渡している」のかもしれません。身内である筆者でも「そんなに食べないよ〜」と思うこともあります。しかしそれをわかっていながら、作ること自体が楽しくなっているようにもみえます。
もしかすると投稿者さんの義父も、食べる・食べてもらうことより、作ることが楽しくて作りすぎてしまったのではないでしょうか? もしそうならば、案外もらってくれたという事実だけで義父は満足しているのかもしれませんよ。
白菜の漬物、どうやって消費する?
旦那さんに任せる!
『ひたすら旦那のご飯に白菜の漬物を添える(多めに)』
『私なら旦那だけに出し続ける』
旦那さんが「ママ友に渡したら?」と消費を投稿者さんに促した話を聞き、ママたちからは「いっそのこと旦那さんに食べてもらおう!」といったアドバイスもいくつか届きました。ただ、旦那さんに食べてもらうにしても、毎度のこと同じように白菜の漬物が食卓に出ていれば……きっと飽きて手をつけなくなってしまう可能性のほうが高いですよね。そんな場合どうすればいいのかというと、このような方法があります。
『旦那のメニューに、白菜の漬物リメイク料理を出し続ける』
白菜の漬物のリメイク料理には、どのようなものがあるのでしょうか?
白菜のリメイク法とは?
『炒めてもよし、そのままでもよし。いろいろ使えるよ』
炒めたり、サッと煮たりすれば簡単に味を変えれるので、大量消費ができそうですね。「もしも筆者だったら……」と考えたとき、漬物の塩抜きをしてクリーム煮にするなど、全く別のものに変えてしまうのもいいのではないかと思いました。チャーハンや餃子の具材として使う、スープに入れる、白菜ロールを作るなど、普段白菜を使っている料理を白菜の漬物に変えて使うこともできそうですね。
それと筆者の祖母がよく作っていたのですが、ごま油で炒めて鰹節をかけるだけのシンプルな調理法もおすすめですよ。
気持ちを汲みながら素直にもらってあげるのも優しさ
大量の白菜の漬物は、大好物な人がいないかぎり投稿者さん一家だけで食べきることは困難でしょう。投稿者さんが悩ましく思う気持ちもわかります。しかし義父は悪気があってたくさん渡したのでなく、「うちの漬物を食べてほしい」という気持ちが強すぎてしまったのだと筆者は思うのです。
筆者も実家や近所の方々から食べ物をいただく機会がよくあるのですが、どのようなものだったとしても笑顔でもらうようにしています。それは祖母から「くれるものはありがたくいただきなさい」と教えられたからです。「もらうと得」ということではなく、「相手の気持ちを汲んであげなさい」という教えとして言われてきました。渡す側もきっと「喜んだ顔が見たい」という思いがありながら渡しているわけなので、その思いを素直に受け止めてあげることも、人付き合いのうえで大切なことだと思います。もらって困るものがあると、咄嗟にどうしようかと悩んでしまうことも当然あるでしょう。しかしそんなときこそ何も考えず、ひとまず感謝の言葉を伝えみると、少しだけ気持ちが落ち着いていくのかもしれませんよ。
文・こもも 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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