父の日の夕食は、特別メニューが当たり前?各家庭の「父の日事情」って?
6月の第3日曜日は「父の日」です。自分のお父さん、あるいは義父さんへのプレゼントを考えているママもいるでしょう。さらに家の中にも、あとひとり”父”が……。子どもにとっての”お父さん”。つまりママたちのダンナさんです。
父の日の食卓がどうなるかは、母の日次第!?
イベント日を、ごちそうやケーキなどで祝う家庭は多いでしょう。そのセオリーからいくと、父の日の食卓にごちそうが登場しても不思議ではありません。ママスタコミュニティにあったのは、父の日の夕食についての話題です。
『ダンナに「今日は父の日なのに、普通の夕食かよ!」って言われた。「あとでラーメン食べてこよう」だって。あなた、私の父親じゃないんだけど。子どもたちが何かやりたいと言うのなら、お手伝いはするけどさ。休日はずっと自室にこもって、朝食・昼食・夕食のときだけリビングに出てくるダンナ。「文句言うなよ」って思う。みなさんのところはどんな感じですか?』
ダンナさんは、父の日には普段より豪華な夕食を用意してもらえると期待していたようです。ちなみにこのトピックがあがったのは、昨年の父の日のこと。みんなのコメントを参考にすれば、今年の計画が立てられますね。
『母の日に何かしてもらっているなら、いつもよりは何か特別なことをしてあげるかな。してもらってないのなら、文句言うなって感じ』
『誕生日や結婚記念日、母の日もすべてスルーだから、私もスルーさせてもらっている。ダンナだけいい思いはさせない(笑)』
寄せられたコメントを見ると、5月にある母の日がキーとなるよう。ダンナさんがママに何もしてくれなかったのであれば、父の日に期待するのは虫がよすぎますよね。「お互い何もしない」という声も目立ちましたが、なかにはやさしいダンナさんもいます。
『夫は母の日にカーネーションとケーキを買って来てくれた。私は昨日の仕事帰りに、塩ソフトクリームとチルドのピザを買ってきてあげたよ』
『母の日をどうしているかで、対応は変わってくるんじゃない? わが家では母の日は子どもがプレゼントをくれて、ダンナが外食に連れて行ってくれる。そして今日(父の日)は子どもを通じてプレゼントを渡して、夜は手巻き寿司にしたよ』
約1ヶ月早くやってくる母の日。父の日がどうなるかは、ダンナさんのその日の行動で決まるようです。
普段から”よきパパ”なら、父の日の特別感は自然についてくる
父の日の主役はパパではありますが、何かをする主体となるのは子ども。子どもを中心に微笑ましい光景が広がる家庭もあります。
『ご飯は普通。子どもたちが「プロテインバーをプレゼントしたい」と言うので、買うのを手伝ったよ』
『私は、娘たちが夕食を作るのを見守っただけ。中学1年生の娘主導で、ハンバーグを作っていたよ。母の日はダンナから私に何もしてもらっていないからね。私も何もしないよ』
『うちは今、娘が夕飯を作っている。父の日なのに私がラクできるなんて、母の日みたい』
子どもたちが率先してパパのために動いているということは、日頃からよきパパなのでしょうね。しかしトピ文からわかるように、投稿者さんのダンナさんは休日も家族に構うことなく自分勝手に過ごしているよう。投稿者さん家族には、ダンナさんに伝えたい”日頃の感謝”があまりない気がします。
少数でしたが、家族みんなでしっかり父の日をするというコメントもありました。
『自分の子どもたちのお父さんだもん。私からも「ありがとう」ってお礼するのは、当たり前じゃない? プレゼントも用意したし、ご飯もパパの好物を作って家族みんなで過ごしたよ』
『毎年、主人の好きなメニューを作ります。子どもたちから、プレゼントと手紙を渡します。家族から感謝の気持ちを伝える日だと思っています。投稿者さんも来年からは、子どもたちと一緒にご主人に感謝の気持ちを伝える日にしてみませんか? 喜んでくれると思いますよ』
たしかに家族揃ってパパに感謝できる日であれば、理想的でしょうね。
ほんの少し特別な一日。感謝のひと言を添えてみては?
実際には父の日に豪華な食事を用意している家庭ばかりではなく、多くのママたちが気軽にとらえているようです。お誕生日などはもっとしっかりお祝いするのでしょうが、ついラフになってしまうのが「○○の日」イベントかもしれません。
『うちも「父の日! 父の日!」と騒ぎ出したから、面と向かって言ってやったよ。「あなたは私の父じゃない」って。そして娘たちに「頑張れ」と言った。結局ダンナは、自分でお酒と惣菜を買ってきて食べていた』
『何もしていない、というか忘れていた。たまたま夕飯を作るのが面倒で、刺身やら惣菜やらピザやらを買ってきたら、普段より豪華な食卓になった。せっかくなので、父の日を覚えていたフリをしたよ』
『娘からプレゼントをあげた。食事作りは土日はダンナの担当だから、自分で作っていたよ。母の日も別に何かしてもらったわけじゃないし。気楽です』
基本はいつもどおりだけど、ちょっとだけ特別。そんな父の日を過ごしている家庭が多いのではないでしょうか。
『ダンナは今日は仕事で家にいないから、父の日は昨日やったよ。夕ご飯はダンナが「食べたい」と言った海鮮丼と焼き鳥、そしてビール。「いただきます」をする前に、子どもたちと一緒に「パパ、いつもありがとう!」と言った』
誰だって感謝されれば、うれしいもの。日頃から”あまり感謝していない”ダンナさん相手だとしても、言うだけならタダです!
投稿者さんのお宅も、今年は夕食の前に「パパ、いつもありがとう!」と言ってみるのはどうでしょう? 食卓に並んでいるのがいつも通りのメニューだったとしても、満足してくれる可能性はあります。ついでに普段の発泡酒をビールに替えてみる、などの演出も手軽だけど効果がありそうです。ラーメン代よりも安く済むうえ、パパのご機嫌もよくなるはず。「母の日も何もなかったから」と張り合うより、のちのち何かお得なことがついてくるかも……?
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
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