子どもの入学する高校は山の上!入試に行っただけで足が筋肉痛……通学路がものすごい坂道だった人はいる?
学生時代、毎日のように歩いた通学路に思い出がある人も多いことでしょう。あるママはこのたびお子さんが晴れて高校に合格。しかし通学路が想像以上の急坂で、親子ともども驚いてしまったそうです。
『この春から行く子どもの高校が、思った以上に山の上の方にあります。入試のときにバス停から少しの距離を歩いただけなのに、子どもが筋肉痛になりました。
坂がきついとは聞いてたけど、まさか筋肉痛になるほどの坂だとは思わなかったみたいで。最初は自転車通学が憧れだったけど、とてもじゃないけど体力のないうちの子には厳しそうです。慣れたらだんだん筋肉痛にはならなくなりますか?』
実は受験期間に校内見学会などが開催されず、お子さんが学校へ向かう機会は一度もなかったとのこと。入試日に初めて通学路を歩き「まさかここまでとは……」と思ったそうです。入学した後は通学のたびに坂道を上ることになるので、ついママが心配になる気持ちも分かりますね。果たしてママたちからはどんなアドバイスが集まったのでしょう?
坂の上の学校に通っています!
それまで平坦な通学路を歩いていたら、急な坂道を上って登校するのは少し大変と感じてしまうかもしれません。しかし学校が山の上に立地しているのはそれほど珍しいことではないよう。毎朝のように坂道を登校していくお子さんを、多くのママたちが見守っていました。
『うちの子も神戸の山の上に学校があってたいへんだよ。駅からずっと上り坂が続く感じ』
『うちの娘も少し坂の上にある学校に通ってる。若いからさすがだなって思った。真夏は暑くて嫌だろうけどさ』
『うちの子は小学生から山を登って通学してる。山の中に学校がありがちな場所だから、近所の中学生、高校生もみんなそんな感じ』
『小中高と全て坂の上。子どもたちも学校は坂の上にあるものと思っている』
なかには自分の高校生の頃を懐かしく思い出したママもいました。「坂道を延々と50分も歩いた」「部活で坂道ダッシュしていた」などの光景が、ママたちの脳裏に今も強く印象に残っているようです。
『自分も高校が激坂だったわ。行きに50分上る。すっごい山の上。学校からは何十キロ先まで見渡せる。海がキラキラ見えて綺麗だった』
『私もめちゃくちゃ坂の上の学校で、しかも部活で坂ダッシュ5本とかやらされてたよ(笑)』
『私もすんごい坂の上にある学校に行ってた。バス停から学校が見えるまですんごい坂、そのあと校舎までとんでもない階段を上らないとダメだった。何段だったかなー忘れたけど。さらに1年生のときは校舎の5階だったからまた上ってた』
通学路ならそのうち慣れるはず
入試に向かっただけで筋肉痛になってしまう通学路を、毎朝歩くとなるとどんなに大変だろうと想像してしまいますね。しかし経験者のママたちからは「すぐに慣れるはず」という励ましが届いています。
『私も山の上の高校へ通っていたけど、1ヶ月もしたら慣れるよ。若いんだから大丈夫だよ』
『最初は息が切れて立ち止まりながら歩いてたけど、そのうち「なんだったんだ最初は……」って思うくらい慣れたよ。慣れるのも若いから早いよ』
『慣れるよ。行ってた高校は自転車不可能な激坂の上。学校の500メートルくらい下に自転車置き場があってそこから歩いた。先生の車は雪が降ると立ち往生してて、みんなで押した。楽しい思い出しかない。こうやって通学路さえ思い出になるよ』
もし学校へたどり着く道がその坂しかないならば、同じ学校に通う生徒がたくさん歩いているはず。気の合う友達と「おしゃべりしながら」行くと良いよ! というアドバイスもありました。
『初めくらいだよ。慣れたら楽チン。しゃべりながら行ったら早いよ』
『慣れるよ。わたしも全く体力がなくて、入試日に泣きそうになりながら坂を上ったけど、しゃべりながら上れるようになったよ』
『駅から15分、自転車も危ないから禁止でバスもない高校でした。すぐ慣れますよ。友達とおしゃべりしながら歩けばなんてことないです。高台だったので教室からの眺めも良いし!』
体力がつくのは大きな利点
通学路が坂道であることにはメリットもあるようです。毎朝上り下りしなければならないので否応なく体力がつくだろうという声が寄せられていました。初めて歩いたときは大変だと感じたお子さんも、慣れた頃にはずいぶん鍛えられているかもしれませんね。
『筋肉痛ってことは、普段使ってない筋肉を使ったんだと思う。いいことじゃん。逆に筋肉つくよ』
『私自身、地元が坂あるところだったけど普通に通学してた。そりゃ今は体力不足かもしれないけど、通学していれば鍛えられる』
『大丈夫。高校が駅徒歩15分ずっと上り坂で、ラスト300mはものすごい急坂だったけど慣れた。遅刻気味のときとか走るから、みんなすごい脚力になった。坂の上の学校だから眺めよくて大好きだった』
『子どもたちが、小学校も中学校も坂のあるところ。筋肉痛にもならないけど結構きつい。足腰強くなっていいじゃん。そんな坂道だからか、中学の出身生徒から陸上のオリンピック選手が2名出てる』
ぜひママも体力をつけておいて!
急坂を上って登校することになるお子さんに寄せられた「慣れるはず」「大丈夫だよ」との温かいエール。そのなかには「子どもは問題ないだろうけれど、ママの方は大丈夫?」と心配する声もありました。たまの行事で学校へ向かう保護者たちは、息を切らせながら坂を上ることになるそうです。
『うちの中学もすごい坂の上にあるけど、子どもは案外普通に行ってたけどな。私はひーひー言ってたけど』
『私の通った学校もかなり長くて急な坂を上った丘の頂上にあったよ。親はたまに来るだけだから、学校に来るときは息も絶え絶えになっていたね』
『慣れるんじゃないかな! 私自身、小学校が急な坂の上にあったけど慣れたよ。たまに来る親はヒィヒィ言ってたけどね!』
入学式や保護者会、三者面談……これから自分も歩いて上る機会があるというのは、相談したママにとっても盲点だったかもしれません。いざというときに備えて、ぜひ無事に学校にたどり着けるよう体力をつけておきたいものですね。
お子さんは入学すると交友関係も新しく広がっていくことでしょう。時間を忘れて語り合えるような、趣味の合う友達も見つかるかもしれません。楽しい会話に夢中になって歩いているうちに「あれ、もう学校に着いたの?」なんて思えるといいですね。きっと入試の日に筋肉痛になったことも、学校に慣れた頃にはすっかり良い思い出になっていることでしょう。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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