【後編】離婚して同居予定の義妹に「11ヶ月の子どもを預かって」と言われた。断ったら冷たい!?
離婚をして実家に戻ってくることになった義妹に、「11ヶ月の子どもを見てほしい」と頼まれた今回の相談者さん。自身の体調などの不安から断ったものの、一緒に住む義母や旦那さんは義妹の肩をもっているようで、「冷たいやつ」だと叱られてしまいました。しかしママスタコミュニティでは相談者さんの味方をする人が大半。この件は、どのようにすれば落ち着かせることができるのでしょうか?
預かる際は事前に決めごとをしたほうが安心!
相談者さんは答えを曖昧にしながら先延ばしにしているようで、義母や旦那さんからの風当たりが強いようです。義母からは嫌味を言われ、旦那さんからも責められる毎日。この状況に耐えかねて、「引き受けるしかないのか」と考え始めているようです。ただ、「引き受けるにしても事前に決めごとをしておいた方が良い!」というアドバイスも届いています。
『責任取れないよね。誓約書は書いてもらえる? 日給もくれるの? 義妹か義母にベビーシッター代を請求しなよ』
『預かるにしても、相談者さんの子たちの学校行事がある日や、病気で学校休んだ日は預かれないとか、そういう場合はどうするのか事前に決めておいた方がいいよ。なし崩しに面倒見ることになって、タダ働きで疲れるなんてアホらしいしね』
『旦那に「じゃあ手当ては月5万、赤ちゃんの世話で買い物や夕飯準備、洗濯掃除できなかったら、あなたがしてね。子どもたちの送迎も。コロナだから赤ちゃん外に出せないしね~」って言う』
無償で子どものお世話を引き受けると、ずっと継続されてしまう可能性があります。離婚をしない限り続いていく関係だからこそ、あえて「約束」より「契約」にしたほうが、今後のためになるのではないでしょうか。また、義妹とのあいだでは「用事があるときは見れない」こと、旦那さんとのあいだでは「お世話をするにあたり家事を負担をしてもらう」ことなど、起こりうるトラブルへの対応をあらかじめ考えておきましょう。書面にしておくと後々お互い「言った、言わない」で揉めなくなるので、より良いものにしておけると思いますよ。
断るのならこんないい方なら角が立たないかも!
もしやはりお断りをしたほうがいいと意志がまとまったときには、このような断り文句だと角が立ちにくくなるかも。ぜひ応用してみてくださいね。
『そんなほぼ他人の赤子を無給で保育するくらいなら、短い時間働けるパート探すかな。「私も仕事探すから無理です」なら角も立ちにくいし』
『キッパリと断りなよ! 相談者さんも術後で体調も心配だし、「自分の子たちも4月から入園、入学を控えていて新しい生活に慣れるまで大変だから面倒は見られない」と。「義妹の子守が出来るくらいならパートに働きに出る」と。「いくら緊急事態だろうと関係ない」って言ってやれ!』
『「無責任なことできないし、保育資格ないので、人の子は無理です。手術もしているし、体力低下しているので、我が子だけで手一杯」とハッキリ断るかな』
同じように負担を感じたとしても、人の子を無償や少額で見るくらいなら、仕事をしたほうが得る金額も大きいでしょう。無理をすれば体調も心配になってきますし、わが子と一緒にすごす時間をゆとりあるものにすることも、とても大切なことです。「相談なく離婚をした義妹さんのために、相談者さんが今の時間を犠牲にする必要はない」とも筆者は思うのです。もちろん助けたい気持ちがあるのであれば良いのですが、きっとそんな間柄ではなく、だからこそ悩ましいのですよね。断りづらいからと義妹さんに従うのではなく、旦那さんや義母の顔色を伺うわけでもなく、自身と自身の子どものためを第一に考えても良いはずですよ。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
関連記事
※【前編】離婚して同居予定の義妹に「11ヶ月の子どもを預かって」と言われた。断ったら冷たい!?- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 義妹が戻ってくるってよ