【前編】義兄夫婦からの出産祝いは現金1,000円とお尻拭き3個。さすがに非常識すぎない?
結婚や出産の際にお祝いを贈るのはお互い様だと考える人は少なくないでしょう。自分と相手との関係の深さや、自身の経済状況などで金額が前後することも珍しくないのではないでしょうか。
ある相手に自分が先にお祝いで現金を包んでいたとします。そして自分がその相手からお祝いを頂く立場になったとき、自分が包んだ金額よりも頂いた金額が少なかったら……? あなたならどうしますか?
『この出産祝いあり得なくない!? 先月第1子を出産しました。昨日義兄夫婦が出産祝いを渡しにきてくれたのですが“現金1000円とお尻拭き3個セット”のみ。義兄夫婦が子どもを産んだときは出産祝い10,000円包んだのに。そのときのお返しはなぜか商品券2,000円分のみ。義兄夫婦が帰ってから旦那が義兄に「俺らは10,000円包んだのに1,000円っておかしくない?」と電話してしまいました。「そのときはお前らに子どもがいなかったからお金に余裕があっただろ。こっちは今子どもに金がかかっているから、それでいっぱいいっぱいなんだ」と言われたみたいです。でも身内なのに1,000円にお尻拭きって出産祝いにあり得なくないですか? 合計1,500円くらいなのにお返ししないといけないの?』
お尻拭きの値段が仮に1つ100円台の後半だとして、3個の合計は500~600円くらいと仮定できますね。包まれたお金は1,000円とのことですから、そのぶんと合わせると相談者さん夫婦への出産祝いは1,500円ほど、ということになります。相談者さん夫婦は「義兄夫婦に出産祝いとして10,000円包んだのだから、こちらがもらう金額も同等でないとおかしい」「常識的な金額ではない」この2点で憤慨しているようです。
身内からのお祝いとしては金額が少ないかも
この投稿に集まったママスタコミュニティのママさんたちも「出産のお祝いで1,500円は少ないのでは」と考える人が少なからずいました。
『あり得ない。知人にだって1,000円はないわ』
『友人でさえ少なくとも5,000円は包んでくれるものなのにね。義兄嫁も1,000円渡して終わりなの知っているのかな? お祝い金を義兄がもらっちゃっているとかない?』
『「義兄夫婦がお祝いにきて、お金がないからってこれをもらいました」って義両親に言ったほうがよくない? あまりに非常識だし、義姉の親族にも同じことしたら恥ずかし過ぎ』
なかには「その金額は非常識」と憤慨する声が寄せられました。「もしかしたら義兄がお祝い金をネコババしているのでは?」とおもわず憶測するママさんまで現れました。
『1,000円は裸のまま手渡しでした。義兄の奥さんも普通にしていました。旦那もその場では我慢していたみたいなのですが、さすがに頭にきて電話してしまったみたいです』
相談者さんは「義兄夫婦そろって当たり前のように1,000円のお祝い金を“手渡し”してきたため、ネコババしているのではない」と教えてくれました。しかもお祝いを”手渡し”したという点も、相談者さん夫婦が義兄夫婦を非常識とみなす理由のようです。
お祝いの金額に文句をつけるのもよくない
相談者さん夫婦に同感の声の他に、頂く側としてお祝いの金額に文句をつける行為はいかがなものか、という冷静な声もありました。
『それぐらいとしか思われていない。逆に金額に文句つけるほうが恥ずかしい行為だと思うので、700円ぐらいのクッキー缶かなんかお返しして、今後のお付き合いは考え直せばいいじゃない』
”お祝いは送る人の気持ち”と言い換えることもできそうです。しかしながらもらう側としては、”気持ち”だけでは納得しがたいのもまた事実かもしれません。自分が送った金額と差異があればなおさらでしょう。ただこちらの常識を相手に押し付けてしまうのも一概に良いこととは言い難いですよね。義兄夫婦は金銭的に余裕のないなか、お祝いを持ってきてくれたのではないでしょうか。相談者さん夫婦が憤慨する気持ちも理解できなくはないですが、お祝いが原因でトラブルとなってしまってはお子さんのお披露目の場が台無しになってしまいます。苛立ちを義兄夫婦にぶつけるよりは、今後について考えたほうが建設的なのではないでしょうか。後編では今後の義兄夫婦との付き合い方がママさんたちからアドバイスされているのでご紹介していきます。
文・物江窓香 編集・子持ち鮎 イラスト・Ponko
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