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【前編】「この裏切り者!」子を悪口に同調させることで 精神を保つ私の母。早く逃げたい #毒親日記

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私は「会話」とは「人の悪口」で成り立つものだと本気で思っていたくらい、母は、父をはじめ、今日会った人、お隣さん、テレビに映る有名人、誰かれ構わず悪口を言う人でした。そして自分の言い分に同調してもらうことで精神を保てる人だったのです。父はそんな母とはほとんど口もきかず、母もそんな父の悪口を娘たちにこぼしてはストレスを発散していました。ところが姉が思春期に差し掛かった頃……。

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人の悪口を延々と聞かされるのはとても辛かったです。しかし母の言っていることに反論をしようものならば、激情されてますます大変なことになります。ただただ「そっかー」「それはお母さん、大変だったね」「分かる―」と呪文のように繰り返していれば、母は機嫌を損ねることはありません。そうやって私が要領よく母と付き合っていると、母は次第に姉妹差別をはじめるようになりました。
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長年、母の悪口に私の心はとても疲れていました。母の「負」で心がいっぱいになり、とうとう「逃げたい……」と思うようになったのです。社会人になると同時に家から独立することにしました。(それはそれは酷い罵声を浴びさせられましたが……)

【後編】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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