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【後編】家族5人、旦那と子どもたちに自分のおかずまで食べつくされる……解決策は意外なところに!

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毎日旦那さんとお子さんたちにおかずを食べつくされてしまい、自分の食べる分がいつもない相談者さん。仕事で疲れて帰ってきて、急いでたくさん作っているというのに、なんだか報われない気持ちになっているそうです。そんな相談者さんに、現状の解決への多くのアドバイスが寄せられました。前編では「あらかじめ相談者さんのおかずを取り分けておく」、「おかずが残らないなら量を増やす」などのアドバイスがありました。しかし「量を増やす」ために食費を増やすことは、今の状況では不可能なようです。その他に現状をよくする方法はあるのでしょうか?

口にしなければ伝わらないこともある!現状を相談しては?

前編で考えた“食事量”の問題。相談者さんは「これ以上食費にお金をかけることは難しい」と言っていますが、旦那さんはこのような家計の状況を知っているのでしょうか?

『旦那はどうかと思うね。「私は家政婦じゃねーよ! お前も手伝えよ!!」って言いたくなるね。でも子どもたちは自分が望んで産んだんだから、ご飯が足りないのはすごく可哀想。お金がかかるから量も多く作れないって、それ違うと思うよ。ご飯くらい満足に食べさせてあげるべきだと思うよ。相談者さんが疲れているのなら旦那を動かせるように言えばいいんじゃない? 子どもは自分が育てたように育つから仕方ないけれど、旦那は違うよね』

『子どもたちや旦那に手伝いしてもらいながら作って、後片付けしてからみんなでご飯にしたら? 相談者さん自身が大変にさせているんじゃない?』

まずは相談者さんだけで抱え込まず、旦那さんにも余計な出費を控えてもらうなど、食事にかけるお金の配分を夫婦で見直す必要がありますね。また、「現状を知らない」という点でいえば、ご家族は相談者さんが負担を感じているのはご存じなのでしょうか? もし調理が大変なら、旦那さんやお子さんたちと相談をして役割分担をしてもいいはずです。コメントにもあるように家族全員で後片付けをしてもいいでしょう。またお子さんはすでに大きいようなので、相談者さんが帰るまでに簡単な料理を作っておいてもらうのもいいのかもしれませんね。

「やりきれない思い」に“察して”はNG!自分だけで抱え込まないで

最後にもうひとつ、解決すべき重要な問題があります。それは、相談者さんがきちんと自分の気持ちを口に出していないこと。相談者さんは「おかずがないこと」や「誰も手伝ってくれない現状」につらさを感じているのですよね。にもかかわらず、家族はそのことを知りません。旦那さんやお子さんに口に出して頼んでみてはいかがでしょうか? いくら家族であっても、意外と“察すること”は難しいことなのかもしれませんよ。

『子どもが思ったより大きいのに、親に対する思いやりがなさすぎてビックリ』

『母親の分を残しておく気遣いできない家族なのに、作って出し、作って出しってやるからじゃないの?』

『普通に「ママの分とっといてー!」って言っとけば良いんじゃないの? 言っても食べちゃうの? それはちょっと思いやりなさすぎる』

『子どもの年齢を考えたら、手伝いというよりむしろ忙しい母親のかわりに作っておいてくれても良いくらいよ』

もちろんもともと小食だったり、不満が全くなかったりする母親もいます。しかし誰かがまだご飯を食べるのであれば、残しておくのは当たり前の気遣いなのではないでしょうか? 今回のように「これが普通なんだ」、「これで満足なんだ」と思われてしまうことを、やりきれなく感じる母親もいます。現在の生活に苦痛を感じているのなら、1人で抱え込む必要はないはずですよね。旦那さんやお子さんたちに話をして、どうすれば現状が良くできるのか相談してみてください。

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・マメ美

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