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【第4話:無視するママ】「なぜ挨拶を無視するの?」自分を嫌っているママとの付き合い方

同じマンションに住む、苦手なタイプの人。偶然にも「子ども同士が同じ幼稚園」になってしまいました。幼稚園に通い始めてしばらくすると、あの明るいママはいろいろな人に話しかけ、どんどんママ友の輪を広げていきます。それどころか、最近ではマンションに住むお年寄りからも可愛がられるようになって……そんなあの人が妬ましくて、そして自分自身が情けなくて……次第に挨拶を完全に無視し、あからさまに避けるようになりました。

【第4話:無視するママ】

捨てる神いれば拾う神あり、です。
私は、幼稚園の保護者の集まりでも、誰ともしゃべらず教室の隅っこのほうに佇み、ひとりぼっちを貫きとおしていました。
ふと視線を向けると、私と同じように、教室の反対側の隅に佇むママがひとり、いました。そのママは、すらりとして服装も大人のこなれ感がある感じで、とても綺麗な人でした。
【第4話:無視するママ】
ママになったら、地域の人達とのコミュニケーションを大切にしなくてはいけない。
そう、頑なに思っていました。そして、出来ない自分に落ち込むことも……。そのせいで心を閉ざし悪循環に陥ってしまっていました。
でも、彼女と会って、話していくうちに、今の自分が肯定されていくような気がしました。
無理して明るく元気に振る舞わなくてもいい、自分の気持ちを最優先にしてもいい。

【第4話:無視するママ】
―終―

原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・加藤みちか 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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