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【中編】「せっかく娘のひな祭りなのに!」義両親へのおもてなしを巡って夫と喧嘩になってしまいました

ひな祭りに急きょ来ることになった義両親。当日の朝、夫が突然、おもてなしを張り切り始めてしまいました。夫に引きずられるようにして「車で往復1時間のショッピングモール」に行くことになってしまいました。
早足でモール内を駆け抜け、必要なものをサッと買い、急いで自宅に戻ります。
そして、帰宅した途端、夫が今度はこんなことを言い出しました。
【中編】「せっかく娘のひな祭りなのに!」
何より、夫は掃除に関してはとにかく完璧主義。一度始めると、重箱の隅をようじでほじくるように、やたら不必要なところまで細かく掃除をし始めてしまうのです。
(今から始めたら、一体どうなってしまうか……)
私「時間ないから、いいよ……! 昨日の昼、掃除機かけたし……あとはざっと片付けるだけで……」
夫「お客さんが来るんだぞ? きちんと掃除をするのが礼儀だろ? それにだらしないところ、親に見せたくないんだよ」
私も夫も、自分のイメージ通りに進まないことに、互いにイライラ、ギスギスし始めました。
夫「俺が掃除で、お前がちらし寿司の準備、同時進行すればいいだろ!」
そういって、夫は不機嫌そうに掃除機をかけ始めました。私は仕方なく、すし飯が入った桶にラップをかけ、ホコリが入らないようにします。そしてキッチンでひとり、ちらし寿司の仕上げに入ります。しかし……。

「ああ、もう! こんなときに限って、掃除機の充電が切れた……!」
「雑巾! 雑巾が見つからない!」
「バケツと家庭用洗剤、どこにあるんだよ~!」
と、ひとりごとに見せかけて、私に「掃除用具を出せ」と圧力をかけてくる夫。その度にキッチンを離れ、取って来て、渡して……全然料理が進みません。
【中編】「せっかく娘のひな祭りなのに!」

【中編】「せっかく娘のひな祭りなのに!」
娘に幼児食を準備し、食べさせていると……。約束より早く、12時半に義両親がやってきました。
案の定、掃除用具は散乱、ちらし寿司は出来ていません。
そこから夫が慌てて部屋を整え、私もちらし寿司を急いで仕上げ、なんとかギリギリやりすごすことができました。
……もうぐったりです。義両親がいる間は、どうにかこうにか笑顔を浮かべていましたが、きっと顔は青ざめていたでしょう。

こうしてひな祭りは終了し、義両親は帰って行きました。後に残ったのは、自分の都合で振り回し、その上自分勝手にキレた、夫に対する怒りだけでした。

後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・べるこ 編集・秋澄乃

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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