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ママ友の「今度はうちに来てね」は社交辞令?実際に誘ってこなくてモヤモヤする!

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子ども同士を遊ばせていると、ママ同士も仲良くなることがありませんか? 保育園が同じだったり幼稚園のバス停が同じだったりすると毎日のように会うので、より親しい間柄になりやすいですよね。気のおけない関係になると、公園で遊ばせるだけではなく相手のお宅へおじゃましたり自宅にお招きしたりする機会も出てくることがあります。自宅にママ友親子を招いているという投稿者さんには、モヤモヤすることがあるようで……。

『今度はうちに来てねと何回も言われるけれどその先の進展がない。社交辞令なの?』

ママ友に不満を募らせる投稿者さん。「投稿者さんの家ばかりで遊んでいてそうやって言われるのか、家以外で遊んでいるけれどそうやって言ってくるのか?」とのコミュニティのママからの質問には、

『私の家ばっかりです。じゃあ今度はって相手は言うけれど日づけを決めるわけでもないし、だからといってこっちから言うのもね。社交辞令だったら恥ずかしいし』

と不安も滲ませます。もしママ友から「掃除が苦手なので、なかなか人を招くことができなくて。いつも遊ばせてくれてありがとう」などの一言があれば、投稿者さんもそれほど気にならなかったのかもしれません。

「今度うちに来てね」は、やはり社交辞令?

「今度はうちに来てね」は社交辞令だと、冷めた目で分析するママたちがいました。こちらのママたちも投稿者さんと同じような、モヤモヤする思いを経験したことがあるのかもしれません。

『社交辞令のケースもあるし、発展することもある。まぁ進展ないなら形だけ言っている人なんじゃない?』

『そりゃそうだ。冬には「暖かくなったらおいで」。夏には「涼しくなったらおいで」。春と秋は「落ち着いたらおいで」。定番らしいよ』

『そうだね。本当に来て欲しかったら相手から予定とか聞いて来るから』

『何回も言われるのに具体的な話が出てこないなら社交辞令で受け取っておくのか無難。いつ行っていい? いつにする? なんてグイグイいったら、本気で来るつもりかよ、コイツってなりそう』

『社交辞令だと思う。子どもたちが遊んで外遊びに飽きた流れで、「じゃあうちであそばせる?」みたいな感じならあるけれど、前もっての約束って面倒だものな』

ママ友の真意はわかりませんが、社交辞令だとうけとっておいたほうが、本当に社交辞令だったときに傷つかないのではと考えているママもいるようです。

来て欲しい人にしか「うちに来てね」は言わない

一方コミュニティのママたちの中には、社交辞令でママ友を誘うことはないという方もいました。

『私は、本当に来ていい人、むしろ来てもらいたい人にしか言わない。相手が「うち来てね」と言ったら、「いつならいいですか?」って聞いて、うやむやになったらそういうことなのだと思って話題に出さないようにする』

『本当に来てくれていいと言うとき、来てもらってもいい相手にしか言わないから社交辞令としては言わないよ。実際何度か遊びに来てもらっているし、遊びに行ったことがあるから』

ママ友から社交辞令を言われたことがあっても、自分から社交辞令を言うことはないというママの態度から相手に誠実であろうとする心根が伺えます。

ママ友とのすれ違いエピソード

ママ友は子どもを介して始まる友だち関係なので、自分の友だち以上に気を使う間柄かもしれません。ほどよい関係性を保ちたいという思いから、ときには社交辞令を言うこともあるでしょう。本音なのか社交辞令なのか? ママ友同士の社交辞令にまつわる思い出したくないエピソードをママたちは教えてくれました。

『私なんて「今度ランチいこう! いつ休み? 予定教えて」って言われて、「この日休みだよ」って教えたのに以後無視。社会辞令に真面目に返信しちゃって赤っ恥だよ。イヤなのだったら誘わないでほしかった』

『社交辞令だよ。本当に行くよ? って返したら来て来て! て言って、そこから連絡なくなったもん。べつに行く気なんてないけれど、社交辞令に社交辞令で返したら疎遠にされた』

『私は社交辞令を本当に言えない不器用なものなので、来てほしい人にしか発しない。一度、強引に遊びに来て! と誘われて断りきれずにお邪魔したママさんが、私からいろんなママの情報を引き出そうとすることが目的なのでは? と思うことがあって、本来なら呼び返しをするのですが、どうしても言えなかった。子どもがあまり仲良くなれなかったこともあり、のらりくらりとかわし続けてそのまま疎遠になりました』

こちらが本音を言っているのに相手は社交辞令。またこちらは社交辞令なのに相手から本音で返された……気を使い合うママ友同士はすれ違うこともあるようです。向こうはよかれと思って使った社交辞令だとしても、それをまっすぐに受け取ったがゆえに深く傷ついたママもいるのです。

誘いたいけれど誘えないというタイプも

なかにはママ友を誘うことは、とても勇気がいるというママもいます。誘いたいけれどどうしよう……と迷っている態度が、場合によっては相手に社交辞令のようにうつってしまうのかもしれません。

『本気なのだけれど、そのときに急に面倒になったり、子どもの体調不良でドタキャンしてしまったりするのが申し訳ないなと気にする性格だから、事前の予定立てるのが苦手。そう思うと、たしかに社交辞令で終わらせてしまっている。今日来る? くらいの気楽な関係性じゃないと私も誘えないかも』

『私は来てほしくない人とか特にいないので、言葉にするときは本当に来てもいいと思って言っている。けれども気が弱いので、自分からこの日どう? って誘うのがうまくできなくて。なので「ぜひ行きたいです! この日どう?」って言ってくれる相手だと早い段階でお招きできることがある。あと、呼ぶ気は満々だけれど家の片づけが下手くそで、片づけ掃除を綺麗にやってからお呼びしたいから、じゃあ今日明日! とか言われると、あっごめんもうちょっと待ってって、正直なっちゃうこともある』

『これうちのことだわ。一緒に遊びたい気持ちはあるのにまだそこまで親しくないと誘いにくくて悩んだ挙げ句また今度誘う! の繰り返して結局誘えず家に呼べず。向こうからガンガンきてくれる人の方が誘いやすい』

来て欲しい気持ちは十分にあるのに、最後の一押しができないというママたちもいます。本当は誘いたいのに、片づけていない部屋を見られたくないとか、もし気を使わせてしまったらどうしようとか、いろいろな心配ごとが頭をよぎりますよね。誘いたい気持ちは嘘じゃないのに、なかなか実際に誘うことには躊躇してしまう気持ちがわかるママもいるのではないでしょうか?

社交辞令の裏にある気持ちは人それぞれ

さて今回の投稿ですが、なぜ投稿者さんの家で遊ぶようになったのか? それは相手の子どもさんが家で遊びたいと言って、投稿者さんのご自宅に何度か来たからだそう。

『手土産はスーパーのお菓子だよ。別に手土産とかはいらないけど。子どもたちが楽しく遊んでいるなら。それを見るだけでも微笑ましいし。ただ正直、社交辞令私は苦手というかキライ。その気がないなら言わないでって思っちゃう』

と不快感をあらわにしました。

『うちに来るときはノリノリだったくせに。もう年長だからあと3ヶ月だから適当に過ごすわ。小学生になったら遊ばなくなるでしょ』

投稿者さんは社交辞令が我慢ならなくて、今後少しずつ付き合いをやめる方向に考えるとのことです。社交辞令は、物ごとを円滑に進めようとの思いから発する言葉ですよね。どうでもいい相手ならば、社交辞令を言う必要すらないのですから。一方、社交辞令には、適当に相手をかわそうという思いが含まれている場合もあります。社交辞令が苦手な人は社交辞令が必要ない間柄のママ友とつき合う方が気持ちがいいかもしれません。でも相手との円滑な関係を構築するための社交辞令なら、それ込みで付き合うという間柄も悪くはないのではないでしょうか。それぞれに事情があって社交辞令を使っている。ママ友との「社交辞令」にはすれ違いがつきものと割り切って、それなりの場数を踏んでいくと「社交辞令」と自分なりに付き合えるようになるのかもしれません。

文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・ごぼふく

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