子どもらしいって何?ジュースを飲まない4歳のわが子は変わっている?
『4歳になる息子が義母に、「ジュースを飲まないなんて子どもらしくない」と言われました』
投稿者さんの4歳になるお子さんは、お茶が大好きでジュースをあまり飲まないのだそうです。そのことでお義母さんから、「子どもらしくない」と言われてしまったのだとか。お義母さんはなぜそのようなことを言ったのでしょう?
子どもらしくさせるために、甘い飲み物を飲ませるの?
『義実家へ行ったとき、息子が「お茶が飲みたいな」と私に言ってきました。すると義母が、「炭酸のジュースとか乳飲料、オレンジジュースとかもあるよ?」と、息子に勧めてくれたのですが、息子はお茶が大好きなため、「お茶がいいな」と返事をしたんです。息子の言葉を聞いた義母が私に、「4歳でお茶がいいなんて子どもらしくないねー。ジュースとかが好きだと思ってわざわざ買ってきたのに!!」と、不機嫌になってしまいました。
仕方なく、「ごめんなさい。普段あまり甘い飲み物は飲ませていないから、自然とお茶好きになってしまって」と話したところ、何故かわからないけど「子どもは子どもらしく、甘いものを飲ませてあげなさい」と怒られてしまいました。ジュースを飲まないだけで子どもらしくないのでしょうか? わざわざ甘い飲み物を飲ませる意味はありますか?』
4歳になる投稿者さんのお子さんは、お茶が大好きで「ほうじ茶」が大好物なのだそうです。そのことに「子どもらしくない」と不満げなお義母さん。お茶が好きなお子さんなら、糖分のとりすぎを気にしなくていいので素敵だなと思う筆者ですが……。ママたちはどう感じたのでしょう?
子どもらしいって何?勝手に大人の価値観を押し付けないで!
『大人ならいろいろな子どもがいることを理解してって思うよね』
『義母が思う子どもらしさを押し付けないでほしいよね』
『うちの子はケーキが嫌いなんだけど、そのことを近所のママ友に話したら、「贅沢だね~、子どもらしくないわ!」って言われた』
筆者は日頃から子どもに対し「他人の趣味・嗜好に口を出していけないよ」と話しているのですが、なぜか子育て世代のママたちは、義母をはじめとする周囲の人たちから、わが子の食の好みについてあれこれ言われてしまうようですね。体に悪いものばかり飲み食いしているのでなければ、放っておいて欲しいところではないでしょうか。
「子どもらしい」なんて気にせずに、子どもが好きなものを飲めばいい
『たしかに子どもらしくないのかもしれないけど、好みなんだから無理強いはできないよね』
『飲みたくないと言っているのにムリに飲ませる必要はないと思います』
『子どもが「お茶がいい」って言っているんだから、お茶でいいのにね』
大人の価値観や線引で、子どもらしいか子どもらしくないかを決められてしまう子どもたち。それを聞いたママもいい気分ではありませんよね。
ご家庭の方針でジュース類を飲ませていない子もいると思いますが、投稿者さんのお子さんのように、お子さん自らお茶がいいと望んでジュースを飲まない子もいますよね。それならばお義母さんの言葉は軽く受け流して、お子さんが好むお茶を飲ませてあげればいいのではないかとママたちは答えてくれました。
子どもらしくなくて大いに結構!渋好みのお子様たち
『うちの子たちもほうじ茶とか紅茶とか、お茶系の渋い感じの飲み物が好き。食べ物もそうで、子どもが喜ぶようなものより、お爺ちゃんお婆ちゃんが好みそうな和食とかが好きだよ。漬物とかを出した日には取り合いになる(笑)』
『うちの長女もジュースは飲まない、甘いものも食べないよ。小6になった今でもジュースよりお茶、甘いお菓子より果物やせんべいが好き』
『うちの子はおやつの時間に、卯の花と梅昆布茶を飲んでいたら、「おばあちゃんみたい」って言われていたな』
ママスタコミュニティにはなかなかの渋好みのお子様たちが登場しました。ちなみに筆者の子どもも小さい頃からお茶が大好きで、ジュースよりお茶かお水を好んで飲んでいましたね。
飲み物の話ではないのですが、筆者の子どもは義母とよく山菜採りに行っていたため、未就園児から山菜好きでした(笑)。なかでも「つくしの佃煮」や「菜の花のおひたし」を好んでいました。そのことについて「子どもらしくないね~(笑)」なんて冗談交じりに笑い合ったり話したりはしましたが、悪く言う人はだれもいませんでした。健康に悪影響が出るものでないならば、別に子どもらしさを追求する必要もありませんよね。
出されたものは飲む。またはお茶を持参すれば?という声も
『お子さんがお茶を好きなことはわかるけど、義実家だしせっかく用意してくれたならとりあえずいただけば? それで飲まなかったなら投稿者さんが代わりに飲めばいいんだし。その上で、「すみませんがお茶をいただけますか?」って言えばいいんじゃないかな。義母の気持ちを最初から拒否せず、一旦受け取ることも必要かと。めんどくさいけどね』
『あるものや出されたものを飲めば? お茶じゃなくちゃだめなら持参すればいいんじゃない?』
『お茶とかスポーツドリンクとかジュースとか、何でもいいんだけど、なんでも好き嫌いなく飲めることが大事なんじゃない? イヤな思いをするなら持参したほうがいいのでは?』
子どもらしくないと怒るお義母さんの肩をもつわけではないと思いますが、ある程度は出されたものをいただく、お茶でなければだめならば持参するほうがいいのではという声も寄せられました。
お子さんがジュースなどの甘い飲み物が苦手であるならば、ムリにお義母さんが用意した飲み物を飲ませる必要はありませんよね。しかしお義母さんもお孫さんのためにせっかく用意してくれたのですから、ご厚意を受け入れることもときには必要かもしれません。それに実際に飲んでみて飲めないようなら、お義母さんも納得してくれるかもしれませんよ。
ご自身でお茶やお水などを水筒に入れて持参する方法もいいかもしれませんね。ママの方からお子さんに「そろそろお茶を飲む?」と先回りしてしまう手もありそうです。
子どもらしくないと言われても気にしないで!
『おやつとかジュースは嗜好品だからね。気にしなくていいかも。ご飯の好き嫌いは出されたものをちゃんと食べなさいと思うけどね』
投稿者さんのお義母さんは、ジュースがあるのにお茶がいいと言ったお孫さんを「子どもらしくない」と感じたのかもしれません。しかし別にジュースを飲まないから困ることはありませんよね。ママの声にもあるように、周りの言葉はさておき、嗜好品に関してはある程度お子さんの希望に沿う形で取り入れ、ママが管理をしていけばいいのではないでしょうか。
好き嫌いがすぎるとか、ワガママばかりで好きなものしか飲み食いしないなどであれば問題があるかもしれませんが、そうでなければ「子どもらしくあらねば!」なんて考えなくていいと思いますよ! 常にお茶を持参するなどの対策を立てながら、ママとお子さんで嗜好品との付き合い方を決めていけばいいのではないでしょうか。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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