2021/02/05

【後編】旦那が女性と“2人で”飲みに行ってセクハラ発言までしていた！みんななら許せる？

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旦那さんが元同僚の女性と2人きりで飲みに行ったことを知った相談者さん。その女性からの証言により、旦那さんがセクハラ発言までしていたことを知ります。そのうえ旦那さんは、「別にやましくもないのに責める気持ちがよくわからない」と反論する始末。旦那さんの言葉にモヤモヤする相談者さんに、ママスタコミュニティでは多くの共感するコメントが寄せられました。また、元同僚女性の行動の意図に関しても、さまざまな推測が寄せられています。

元同僚の女性についてもさまざまな推測が寄せられる

旦那さんが不誠実なことはひとまず置いておいて、元同僚の女性についても疑問に思う点がいくつかあります。

『旦那とその女の子、今は職場が違うんでしょ？　それなのに2人で会うのも意味が分からないし、旦那の発言もあり得ないし、それを笑顔で報告してくる女も無理』

まずは同じ職場でなくなったにもかかわらず、どうして2人で会ったのか。こちらに関しては、元上司である旦那さんからの誘いというところを考慮してもいいのかもしれません。
しかし、なぜそれを妻である相談者さんに報告したのか。
こちらに関してはは少々疑問が残ります。
この理由について、ママさんたちからもさまざまな推測が寄せられています。

旦那さんのセクハラを辞めさせてほしかった

性的な冗談やからかいはセクハラにあたります。純粋な考え方をすれば、元同僚の女性は旦那さんの度重なるセクハラ発言に悩んでいたのかもしれません。もしそうならば、「同僚の旦那さんだから」「お世話になっていた人だから」と、不快な思いを我慢をしながら相談者さんへ出したSOSが、この発言の真意だったことも考えられます。

『普通はやましさとは別にしても、誤解されない行動を取ってリスクヘッジしていますよ』

『下ネタや飲み会なんて、本当なら「嫌でした、苦痛でした」って言われたら終わりだよ……。それにご主人の「やりたくなる」発言。アウトだわ。普通ならトラブル防止の為、2人きりで会わないとか発言に気をつけるとかしなきゃいけない立場じゃない？』

『旦那の気持ち悪さもさることながら、その女の子もなかなかヤバイけどね。旦那もその子には気を付けた方がいいんじゃない？　急に手の平を返してセクハラとか言ってきたら困るのは旦那だよ』

元同僚の女性が旦那さんの発言に対して嫌悪感をもっていた場合、旦那さんの行動は多大なストレスやトラウマを与えていることもあります。女性が会社に訴えを起こしたり、旦那さん本人を訴えた場合、旦那さんは懲戒や慰謝料などを求められる可能性だってあります。もしこうなってしまったら、事態は旦那さん1人の問題ではなく、家庭全体の問題となりますよね。最悪の事態を招かないためにも旦那さんに接し方の注意をする。あるいは元同僚の女性とのかかわりを絶たせる。冷静な判断として間違いではないはずですよ。

参考：厚生労働省「職場のセクシュアルハラスメント対策はあなたの義務です!!」

元同僚女性の“マウント”を気にする発言も

先ほどのコメントのなかにもありましたが、元同僚女性の行動や発言についても、不快感を示すママさんは少なくありませんでした。筆者が元同僚の女性の立場であったのなら、相談者さんとも共通の仲なのだし、旦那さんに飲みに誘われた時点で真っ先に相談者さんを誘います。「2人で行こう」と旦那さんに誘われたとしても、もちろん断ります。なぜ元同僚の女性は、2人きりで飲みに行ったのでしょうか？　しかも「セクハラ発言をされました」なんて報告は、なかなか笑顔で言える話でもないでしょう。なぜ相談者さんが気分を害するであろうことがわかっていて、旦那さんとの会話の内容を元同僚の女性は伝えてきたのでしょうか？

『「あなたの旦那、私に気があるみたい。まぁ私はあなたの旦那なんか相手にしませんけどね～」っていうマウントだと思う』

『私も経験あるよ。旦那と外食に行ったとき、旦那の仕事先の女に会って、「いつも旦那さんにはお世話になっていますぅ。（旦那を見つめながら）またいろいろ相談にのってくださいね、皆には内緒で……」って含みを持った言い方してきた。人の家庭を引っ掻き回したい女っているんだよ』

『むしろもうやったんじゃない？　で、女は奥さんにマウントをとっているアピールしたいんじゃない？　「わたし、あなたの旦那に抱かれました」って』

元同僚の女性は相談者さんに対して、いわゆる“マウント”をとろうとしていたり、密かに旦那さんに好意を寄せている可能性があるのではないでしょうか。他ののママさんですらこのように感じたのですから、当事者である相談者さんがモヤモヤしてしまった気持ちは非常に理解できます。ただ、相手の女性にそのような気持ちがあったとしても、“セクハラ”という言葉を用いて相談者さんに伝えてきた以上、安易に元同僚の女性を責めることは危険なのかもしれませんね。

再度旦那さんと話し合いを！

『うわー無理だわ。うちは浮気していたよ。奥さんが嫌がることをそれでもやめない人は信用できない』

『「別にやましいことはしてないから会ってもいいだろ」って、堂々と浮気するパターンね。普通奥さんが嫌がっているならやめるべきだよね、そんな信用できない奴と一緒に居る意味ないよ』

元同僚の女性がどんな気持ちで旦那さんと飲みに行き、どんな気持ちで相談者さんにその内容を話したのか、これはきっと本人にしかわからないはずです。ただ、今は元同僚の女性の真意を想像する前に、まずは旦那さんと話し合いをしてみる必要がありそうです。旦那さんの軽率な行動やセクハラ発言、そして発覚後の開き直りについて、「自分がどれだけ傷ついて不安だったか」を冷静に、そして素直に伝えてみましょう。その反応を見てから一連の行動を許せるかどうか決めても遅くないと思いますよ。

文・物江窓香　編集・古川純奈　イラスト・Ponko