【前編】旦那さんがいるのになぜフルタイムで働くの?夫婦正社員で共働きを決めた6つの理由とは?
みなさんは結婚をする前、結婚をしても仕事を続けようと考えていましたか? それとも家庭に入りたいと考えていましたか? いざ結婚をしてみると自分の理想通りにはいかなかった方もいるかもしれませんね。今回ママスタコミュニティに疑問を投稿してくれたママは夫婦共働きの家庭に疑問があるのだそうです。
『旦那さんがいるのにどうしてフルタイム勤務なの? 大黒柱がいるのに、なぜ妻が時短パートではなくフルタイムパートや正社員で働いているのかが疑問です。私はシングルなので、正社員で働く選択肢しかなく正社員勤務です』
投稿者さんは各家庭や人によって結婚の在り方は異なるため、ほかの人の意見を参考にしたかったのでしょう。投稿者さんの質問に答えてくれたママたちの「夫婦正社員で共働きを決めた理由」で多かった理由を6つピックアップしました! なかでも特に目立ったコメントをお届けしていきます。
夫婦で共通の目標があるから
まずは「夫婦でお金を貯める目標があるから」という理由。
『夫が「できたら60歳で仕事を辞めてゆっくりしたい」って言っているんだよね。60歳までに1億5千万円を夫婦で貯金しようと思っていて、夫婦で頑張っているよ。私の収入は全て貯金。夫の貯金と合わせても年間600万程度だけどね。チリツモです!』
こちらのコメントのように「いつまでにいくら貯めたい」という目標が夫婦の間にあるならば、妻が協力するのは不自然ではないでしょう。旦那さんの年収だけでは目標金額に到達できないようであれば、旦那さんの年収が上がることを待つよりも妻が働くことが賢明なのではないでしょうか。マイホームを持ちたいから、子どもの学費がかかるから、などの目標や理由が明確であれば共働きを選択することもあるでしょう。
妻のほうが給料が高いから
「妻が家計の大黒柱だから」という理由も寄せられました。
『大黒柱? 私が年収約3倍だから。財布は別、相手と相手実家の財産を少しも頼らない約束』
『家計の大黒柱が私なので。私は育児家事に向いていないから』
旦那さんだけが大黒柱というわけではありませんよね。ご家庭によっては妻の年収のほうが旦那さんよりも高かったり、旦那さんが専業主夫をしているご家庭もあるはず。稼げるほうがしっかり稼ぐ、というのも合理的な考えの1つかもしれませんね。
もしものことがあったときに対応するため
「旦那さんにもしものことがあったときに対応するため」という理由もありました。
『大学を出て、自身が納得できる会社に就職できて、働きやすい環境のなか辞める選択肢はないから。加えて、毎月安定した給料、ボーナスをもらえるからなおさら辞めることは頭にない。もし、夫が働けない状況になったとしても子どもたちを大学まで通わせてあげられる見通しが立つのも理由の1つ』
『旦那は一般企業の会社員で公務員じゃないから将来の年金が安く、会社もいつ何どきにつぶれるか分からないから』
『いつ離婚してもやっていけるように。旦那から「誰のおかげで飯が食えると思っている」と言われてから絶対仕事は辞めないと決心した』
旦那さんが突然病気や事故で無くなってしまう可能性はゼロではありません。また、旦那さんが勤めている会社が倒産してしまったり、年収が下がったりすることもあるでしょう。そういったときに備えて妻も働きに出ていれば、家族そろって途方に暮れることもないでしょう。旦那さんとの離婚に備えているという声も少なからずありました。現時点で妻に職と収入があれば、離婚を決意したときもお金の心配をする度合いはかなり変わってくるのではないでしょうか。これまでに挙げたもの以外に、夫婦揃って正社員で共働きをする理由はまだまだあるようですよ。続けて見ていきましょう。
文・物江窓香 編集・子持ち鮎 イラスト・くずり
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