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【後編】2人目妊娠に正直ショック。今でも生活に余裕がないのにお金のことを考えると育てる自信がない……。

※2021年1月時点の情報です。

039_節約・貯金・手当て_むらみ
前回からの続き。予定外に2人目を妊娠した投稿者さん。子どもが1人でも家計には余裕がありませんから、もし2人になったら……。そう考えると不安で仕方ありません。旦那さんは堕胎に言及しましたが、せっかく授かった命ですからそう簡単に決断はできませんよね。投稿者さんとしては産みたい気持ちもあるのではないでしょうか。ではもし2人目を産むことを決断する場合、投稿者さんにできることはないか探っていきましょう。ママたちからは複数のアイデアが届いています。

子どもを見てくれる場所を探そう

保育園など預かってくれる場所を探す

『生後2ヶ月くらいから預けられる場所もあるよ。もちろん状況次第だけれど』

『預けながら働くこもできるし、気持ち1つだと思うよ』

上の子も赤ちゃんも預けられる先が見つかれば、投稿者さんが念願だった、働きに出ることも叶いそうです。受け入れ先としては、保育所や認定こども園、一時預かり保育などがあります。他にもファミリーサポートを利用することを検討してもいいかもしれません。利用するには事前の申し込みが必要ですし、料金もかかります。またタイミングによっては満員で受け入れてもらえないこともあるでしょうから、早めに動くことが肝心です。

参考:厚生労働省「子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について」

両親や義両親にお願いしてみる

もし近くに両親や義両親が住んでいて、時間や体力的に余裕がありそうなら、子どもを見てもらう相談をしてみてはいかがでしょうか。あまり大きな負担はかけたくないでしょうから、投稿者さんがパートに出ている数時間だけでもと、お願いしてみるのも手ではないかと思います。

子どもにお金がかかるのはもう少し先。とにかくお金を貯めよう

『上の子もまだ1歳なんでしょ? お金がかかってくるまでにまだまだ年数あるよ』

『2人目を産んでも、上の子がまだ小さいからさほどお金はかからないし、2人とも手が離れるの一緒だから、これからバリバリ働けるじゃん。私は上の子が2歳くらいまでお金がなかったけれど、今普通に貯金できてマイホームもあるよ~。その後の頑張りじゃない??』

子どもに本格的にお金がかかってくるのは、幼稚園や保育園に入るタイミング以降ではないでしょうか。上の子もまだ1歳ということですので、それまでにはまだ時間があります。その間に投稿者さんができることもありますよね。

収入を増やすために資格を取ることも考えてみては

『専業主婦ならこの機会に士業などの資格をとっては? 私は上の子の育休中に行政書士の資格をとったよ』

子どもが生まれた後で仕事を見つけやすくするために、資格を取得することを考えるのはいい案ですよね。コロナ禍の影響もあって、自宅でできる仕事(在宅ワーク)の求人はいっそう増えてきていますから、投稿者さんも家で仕事をする念頭に置いて備えを始めてもいいかもしれません。
例えば筆者はまさに在宅ワークでライティングの仕事をしています。他にも編集者、イラストレーターなどもありますし、筆者の知人は翻訳の仕事をしていますよ。

節約を心がける

収入があっても支出が多くなってしまうと、家計の不安は解消できません。そこで節約にも取り組んでいきたいですよね。ちょっとしたことでも「チリツモ効果」があって、やがて大きな節約に繋がることも。例えば一度使ったら捨てられてしまうようなキッチンペーパーやラップの再利用、トイレットペーパーをシングルにするなどの小さな節約もあります。他にも衣類はファストファッションにしたりフリマアプリなどで安く買うなど、支出を抑える工夫もありますね。ただあまりにも節約ばかりになると、生活に彩りがなくなってしまうので、使うべきところにはお金を使う「メリハリ」は必要でしょう。

お金の事情が絡むとなると2人目を産むかどうかはとても難しい問題だけれど……

『後悔していても何も変わらないよ。自分たちの行為の結果なんだから、子どもに少しでも貧しい思いをさせないようにどうすれば良いか考えてみたらどう?』

経済的な事情から2人目の妊娠を心から喜ぶことができず、むしろ後悔してしまっている投稿者さん。家計の問題は切実ですし、真剣に考えるべきことだと思います。
筆者にも子どもが2人いるのですが、上の子が2歳になる前に夫が突然会社を辞めてきました。しかも「会社、辞めてきたから」と事後報告……。理由は「24時間子育てをするため」でした。今では男性の育児休暇も広く認められつつありますが、17年前はまだ筆者のまわりではそのような考え方はほとんどなかったのです。だから夫は仕事を辞める選択をしたわけです。夫に違う仕事を探してもらうこともできたのですが、夫の考えを尊重して、それから1年半くらい2人で子育てをしていました。頼りにしていた夫の収入がなくなったので、筆者たちは子育てをしながら家でお金を稼ぐにはどうすればいいのかを考えました。そこで取り組んだのがネットオークションや株取引だったのですが、今思えば2人で必死に考えていましたね。そしていろいろチャレンジもして失敗もしました。お金の面で苦しかった時期もありましたが、結果的に1年半夫は上の子の育児をして、そして2人目も生まれました。
筆者の経験はある意味特殊なのかもしれませんが、大切なのは夫婦2人で考えていくことだと思います。お金がないならないで、知恵を絞ることができます。きれいごとと言われてしまえばそれまでなのですが、現在では子どもたちは高校生になり、普通の生活を送っています。
もちろん投稿者さんが置かれている環境は違うのでしょうけれど、旦那さんの協力を得ながら2人目を育てることができるのではないか、筆者はそんな希望を持ってしまいます。

文・こもも 編集・blackcat イラスト・むらみ

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