【前編】2人目妊娠に正直ショック。今でも生活に余裕がないのにお金のことを考えると育てる自信がない……。
妊娠出産の時期や子どもの人数などについて、夫婦で話し合って計画的に進めていく家庭がある一方で、予想外の妊娠をしてしまい戸惑ってしまうママがいるのも事実でしょう。悩める胸の内を告白できるママスタコミュニティのあるママも、予定していなかった妊娠に焦りを感じています。
『現在1人目の子どもは1歳4ヶ月。2人目は妊娠9週に入ったところです。予想外の妊娠で、毎日毎日後悔ばかりしています。私は現在専業主婦で、早く働きに出たいと思っていました。今は最低限の暮らしはできていますが、貯金はできていません。児童手当も生活費に使っています。2人目を産んだら今よりカツカツの生活になるのは目に見えていますし、私が働きに出るのも更に遠のいてしまいます。私自身3人きょうだいで、家が貧乏なのはわかっていたので、小さいながらも我慢をしていました。自分の子どもにはそういう思いをさせたくないので、一人っ子でもいいかなと思っていました』
2人目の妊娠がわかり、とまどいでいっぱいの投稿者さん。一番の心配は、お金のことです。子どもが1人の今も生活に余裕があるわけではなく、貯金ができないなど将来に不安を抱えています。そんな中で2人目を産んでしまうと、その子にお金の不自由をさせてしまう……、そのことを懸念しています。
堕胎するのも嫌だけど、産んで育てることへの不安も大きい
『夫にも自分の感情をぶつけています。堕ろすという選択肢も提案されました。でもお腹の子に罪はないのです。なのに未だに喜べなくて、そんな自分が情けなくて何度も泣きました。産んでも産まなくても後悔するなら産んで後悔を選択するべきだ。産んでしまえば気持ちが変わるかもしれない。そう自分に言い聞かせています』
旦那さんからは堕胎の提案もあったのですが、投稿者さんとしては受け入れることができません。でも妊娠を心から喜べない自分もいて、もし産んだとしても育てていけるのか、可愛がることができるのか、後悔をするのではないかと不安に駆られています。そんな投稿者さんに、悩んだ末に2人目を出産したママたちからこんなエールが届きました。
悩んだけれど、2人目を産んでよかったよ
『私はデキ婚で最初は堕ろそうかと思ったけれど、心臓が動いているの見て産むと決めた。今4歳だけれど、本当に産んで良かったと思っているよ! 今2人目妊娠中! 旦那さんもいるし家庭もあるんだし、迎えてあげられる環境ならば迎えてあげようよ! 働く気があるなら大丈夫だよー!』
『2人目ならなんとかなる、うちがそうだった。しかも2人目を産んだことで旦那も育児に目覚めた。ギリギリまで堕すか悩んで産んだけれど、結果、溺愛よ。あのとき堕していたらと思うとゾッとする』
せっかっく2人目を妊娠しても、産むかどうか悩んでしまうという家庭は他にもあるようです。でもあらゆる不安を振り切って産んだ結果、「産んでよかった」「なんとかなる」「子どもは可愛いと思えたよ」というママたちがいました。育児も、家計のやりくりも旦那さんと助け合っていけるのではないかという応援メッセージも。一方で子育てはきれいごとではない、そんな厳しい意見もあります。
厳しいけれど、産まない方がいいと思う……
『子どもが1歳4ヶ月ですごくお金がかかるわけでもないのに、児童手当を生活費に使ってるのが現実なら、2人目は産まない方が良い』
『私は堕ろしても仕方ないと思う。現実的に考えてそれが答えなら仕方ないよ。綺麗事は言っていられないときもある』
『産まない方がいいよ。お金がないのは辛いよ。夫婦喧嘩も増えるよ、子どもはその中で育つんだよ。辛いよ』
『私は産むのが正解だとは思わない。産んでから金銭面や自分の余裕がなくなったときに、1度でも「産まなければよかった」と思ったら、その子が可哀想だと思う。堕ろす選択肢もあるならば、私なら経済状況などから見て今回は産まない』
経済面で不安が残り、子どもに辛い思いをさせたくないと思うならば、産まない選択をしたほうがいいのではないかという声も挙がりました。産んだ後、お金のことで夫婦が揉めるようになって家庭内の雰囲気が悪くなったり、最悪の場合に離婚になってしまったりしたら、それこそ子どもにとっては不幸だという考え方もあります。またお金の面で不安になると「この子がいなかったらもっと贅沢ができたのに」という思いがよぎってしまうなんてこともあるかもしれません。そんなことを想像してしまうくらいなら、とても難しくて辛い選択にはなるでしょうけれど、産まないことを検討するべきだという人もいます。
子育てかかるお金はいくら?
投稿者さんは子どもが生まれた後の経済状況をとても心配しています。では実際に子どもを育てるのにどのくらいお金がかかるのでしょうか。データは少し古くなってしまうのですが、内閣府が平成23年3月に公開した資料によると、第1子にかかる年間の子育て費用の平均は、以下のようになっています。
未就園児:84万3,225円
保育園(保育所)児・幼稚園児:121万6,547円
小学生:115万3,541円
中学生:155万5,567円
また高校生の学習費(学校教育費、学校給食費、学校外活動費)に関しては公立高校で年間45万862円、私立高校で104万168円です。この他に登校時の交通費や、部活に入るなどした際の道具代などにも別途費用がかかります。
大学になるとさらに費用がかかり、入学費用としては約88万円、在学費は年間約157万円です。もし学校が遠方にあるために自宅を出て他県に住むことになれば、家賃や生活費もかかります。
子どもを1人育てるだけでも相当なお金がかかるのは事実です。これが2人分となると、不安になるのも仕方ないですよね。
でもそんな不安がある中でも、投稿者さんにはできることはあるでしょう。子どもを産むことを前提にしながら、どんなことができるのかを見ていきましょう。
後編へ続く
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- 予想外の二人目妊娠発覚。いまの正直な気持ちはつらいです。