【前編】義母と実母のバトル勃発!義母は実母を非常識と言うけれど……
みなさんの義母と実母は仲良しですか? 旦那さんの親と自分の親が仲良くしているケースもありますが、逆のパターンもあるようです。ちょっとしたことで意地の張り合いをしたり……。あるママから、こんな投稿がありました。
『結婚するときの顔わせの食事会で、こんなやり取りがありました。
義母「良いお嫁さんがきてくれて嬉しいわぁ」
母「うちも良いお婿さんがきてくれて嬉しいですー」
義母が私の母のことを非常識だと言います。未だに言います。「うちの息子は婿にやっていないのに!」と。私は旦那の苗字を選んだのですが、うちの母も私を嫁にやっていませんよね』
ママの実母が旦那さんのことを「お婿さん」と呼び、義母はママのことを「お嫁さん」と呼んだのだそう。その呼び方に関して、義母は実母を「非常識だ」と言っているようですが、実際のところはどうなのでしょうか。
「婿」「嫁」呼び方の定義とは?
まず「婿」というのは娘の夫のことですが、なかでも結婚後に妻の氏(姓)を名乗る夫のことを指します。一方で「嫁」は旦那さんの氏(姓)を名乗る妻のことを指します。ママは結婚に際して旦那さんの氏を名乗っているそうですから、言葉の定義上は「嫁」になるようですね。旦那さんはママの氏を名乗っていないので、婿ではないことになります。
場合によっては「婿」と呼ぶことも
『娘の旦那を「婿」と呼ぶよね。例えば親戚の集まりとかで、旦那と初めて顔を合わせた人に私の父が「◯◯(私)の婿さん」紹介したりとか』
『うちの地元は、旦那さんのことは婿と呼ぶ。どこの家も』
ただ上記で定義した「婿」「嫁」の呼び方は時代とともに変わってきているものでもあるようです。旦那さんがママの氏を名乗っていない場合でも、状況によっては「婿」と呼ばれることもあるとか。たとえばママの親が、娘の夫を人に紹介をする場合などは、「うちの婿」と表現することで関係性が相手に伝わりやすくするなるなどのメリットがあるのではないでしょうか。
そう考えると、投稿者さんの実母と義母のやりとりでは、深い意味を持たずに「娘の旦那さん」という意味で「お婿さん」と呼んだとも考えられます。言葉の定義上だけで言えば実母の解釈のほうが間違いだ、ということになるのかもしれませんが、普段の会話の中で、わりとよくあるやりとりなのではないでしょうか。
すごい火花が散っているね
『バチバチしてるね(笑)』
『次は「うちの孫」バトルかな』
今回は「婿」という呼び名がバトルのきっかけとなったようですが、義母と実母の間では、かなり火花が散っていることがうかがえます。何かしら、お互いに譲れない部分があるのでしょうか。こうなってくると次のターゲットは「孫」となってくる気がしますが……。
『もうそれはすでにありました。
義母「内孫が生まれて幸せ!」
母「うちの孫が生まれて娘も元気で幸せですー」』
義母と実母のバトルは、すでに孫にまで及んでいます。しかし、このようなバトルは投稿者さんの周りだけではないようです。
他のママもバトルを目撃!?
『うちは里帰り中に、「うちの孫と嫁がお世話に……」と電話があったらしいわ。「うちの娘と孫ですから当たり前です」と言いかえしたらしい(笑)』
ママのことを「嫁」と呼ぶ義母と、「娘」と呼ぶ実母。そして孫のことはどちらも「自分の孫」と言って譲りません。なんとなくママの気持ちが置いてけぼりになってしまっているような気配もうかがえますが……このバトルの行く先はいかに。