子どもに汚されるのがイヤ!手づかみ食べやスプーンの練習、しなくてもいい?
ママスタコミュニティに小さなお子さんをもつ投稿者さんから、子どもの食事に関するお悩みが寄せられました。
『もうすぐ2歳になる子どもに、手づかみ食べやスプーンの練習をさせていません。手や口、テーブルや床が汚くなるのがとにかくイヤなんです。自分でも「これじゃダメだ」とわかってはいるけれど、実際に子ども自身に食べさせると案の定あちこち汚すし、イライラが止まらなくて怒鳴り続けてしまいます。どうしたらいいですか?』
1日3度やってくる食事の時間に、嫌気がさしている投稿者さん。それもそのはず。手づかみ食べやスプーンの練習をしている年頃のお子さんは、食事で汚してしまうだけでなく「たべたくない!」や「じぶんでやる!」などイヤイヤ期と重なることもあるでしょう。しかもせっかく準備した食事すら、まともに食べてくれる保障もありません。投稿者さんは体力的にも精神的にもキツい状況のようです。
「わが家もあまり手づかみ食べをさせていなかったよ!」先輩ママからのエール
悩んでいる投稿者さんを励ますかのように、先輩ママたちからは「うちも一緒だよ!」とエールが送られています。
汚されるのがイヤだから、手づかみ食べはあまりさせなかったよ
『うちの子、3人とも手づかみ食べなんてさせたことない。私が食べさせていたよ。子どもも大きくなったけれど、なんの問題もない』
『一緒だよ。私自身、怒鳴るのも片付けの悲惨さも想像がついた。「ただでさえ子育てが大変なのに、なんの修行だよ」と思えたから、手づかみ食べをやめちゃった』
『ほぼこぼさず食べられるようになるまで、私が食べさせていたよ。保健師には「そんなんじゃ一生、自分でご飯が食べられない子になるよ」と言われたけれど、小学生の今、普通に自分で食べているよ。ママがイライラしながらの食事よりずっといいと思う』
手づかみ食べをさせなかったママや、手づかみ食べを試してみたけれどやめたママからのコメントもありました。「いつかは必ず自分で食べられるようになる」と捉え、焦って自分で食べる練習を進めなくてもいいのかもしれませんね。
手づかみ食べのかわりに、スプーンやフォークを使う練習をした
『私も汚されるのがイヤだったから、おやつ以外は手づかみ食べをさせなかった。かわりにスプーンや箸の使い方を早くから教えたよ』
『はじめて子どもに手づかみ食べをさせたとき、食べもので遊んでぐちゃぐちゃにされたのが本当にイヤだった。それ以来、赤ちゃんせんべいとか乾いたお菓子やパンだけ手づかみで食べさせて、あとはフォークで食べるように教えたよ』
手づかみ食べにストレスを感じ、スプーンやフォークを使う練習に力を入れたママもいるのですね。ご飯のときは自分で食べさせず、手が汚れにくいようなおやつのときに自分で食べる練習を進めるなど、ママが工夫していた様子が伝わってきます。
きょうだいの食事姿からいつの間にか、スプーンの使い方を覚えていた
『わかるよ。うちも手づかみ食べをさせたくなくて、ずっと私がご飯をあげていたよ。でも一緒に食事をしているきょうだいの食べ方を日々見ていたからか、スプーンも箸もいつの間にか使えるようになっていて驚いた! いつかはちゃんとできるから大丈夫だよ』
大人はほとんどの食事を箸で食べるでしょう。しかし子どもは食事の形態によって、食べやすいようにフォークやスプーンを都度もち替えて食べることもあります。食べ方の見本を示してくれるきょうだいがいると、ママも心強いですね!
先輩ママたちはどんな風に食べさせているか教えて!
「四六時中、子どもといること自体がしんどいのに、食事の時間がさらに苦痛」とも訴える投稿者さん。食事のときにぐちゃぐちゃ、べちゃべちゃと汚れてしまうことがとにかくストレスのようです。きっとママたちのなかにも、投稿者さんと同じように食事の時間を「しんどい」と感じたことがある方がいるはず。先輩ママたちはどのように乗り越えてきたのでしょうか?
『新聞紙をイスの下に敷いて、食べ終わったらすぐ捨てるのがラク。麺類はよそる量を少なくして、フォークで食べやすいメニューにすると、そこまで汚くならないよ』
『食事用に買った安い服を着せて、イスの下に新聞紙を敷いて自由に食べさせていたよ。夏場は食べ終わったら、そのままシャワーに直行して、冬場は暖かい部屋で顔や手足を拭いて着替え。1日3回も面倒だけど、ほんの少しの間の辛抱。 過ぎれば一瞬だよ』
『私もイライラを我慢をして、子ども自身に食べさせたよ。大きいお食事エプロンをつけて、床にはビニールシートを敷いた。3歳の今は汚さずに食べられるようになったよ』
『紙製じゃなくて、プラスチックで水分とかも受けるようなタイプの食事用エプロンしている? 私も汚されるのがイヤで、スプーンは持たせないで食べさせていたんだけど、うちの子は口を開けて食べさせてもらうのを待つだけになっちゃった。「こりゃヤバいな」と思って、絨毯を外して汚れても拭きやすいフローリングにして、食事用エプロンを使ったら、そんなに汚れずに済むようになったよ』
子どもたちは本当に驚くほど汚しますもんね。寄せられたコメントには、ママたちの涙ぐましい汚れ対策がずらりと並んでいて参考になります。
筆者も汚されるのが大嫌い!食事のときにわが家で工夫していたこと
筆者も双子の男の子がいるので、投稿者さんの汚されるのがイヤな気持ちが痛いほどわかります。「汚れたら片付ければいい」という人もいますが、汚されること自体がとにかくストレスでイヤなのです。息子たちは今や3歳。自分たちでだいぶ上手に食べられるようになりましたが、1歳半くらいのときは食事で1番イライラしていました。当時、筆者が行っていた食事のときに工夫したことをご紹介しますね。
食事用エプロンは長袖とプラスチックタイプの2枚使い!
息子たちにはスモックのような長袖タイプの食事エプロンと、首にかけるプラスチックタイプの食事エプロンを装着。食事のたびに息子2人を筆者1人で着替えさせるとなると大変だったので、長袖とプラスチックの2枚使いにしていました。また底に大きな吸盤がついている食器を購入。テーブルと食器を密着させることで、子どもたちが食器ごとひっくり返さない工夫もしました。
汚れることを想定して、洗えるものや使い捨てアイテムも併用
汚れることを想定して食事用のイス下に、大きめのバスタオルを敷いて床が汚れるのを阻止。長袖タイプの食事エプロンとイス下のバスタオルは食後に洗濯、プラスチックタイプの食事エプロンは食器と一緒に洗うことで片付けの流れを意識しました。息子たちの手やイスなどを徹底的に拭くとき、活躍したアイテムはウエットティッシュ。私1人で息子たちの手を洗うために、洗面所まで連れて行くこと自体が難しく、当時はウエットティッシュを大量消費したものです。
汚されるのが大嫌いな筆者ですがアイテムを使ったり、工夫できる方法を駆使したりして乗り切りました。今の世の中、便利な育児グッズがたくさん販売されているので、どんどん頼ってママの負担を減らしましょう!
少しずつ進めたら?ママたちから寄せられた怒鳴らなずに済む食事スタイルの提案
お子さんのためにも「子ども自身に手づかみ食べやスプーンの練習をさせなきゃ」と考えている投稿者さん。しかし今すぐ汚れに慣れるワケではありません。子どもにいきなり食べることすべてを任せるのではなく、少しずつ段階を踏みながら進めてみては? とママたちは提案してくれます。
『最初はスプーンで食べるメニューを1つだけ決めて、それだけは本人にやらせる。あとは投稿者さんが食べさせたら? 「絶対子どもにやらせないと!」といきなり頑張るのはしんどいし、かといってずっと投稿者さんが食べさせるのは何も進歩しないもんね。ちょっとずつでいいと思うよ』
『怒鳴るくらいなら、汚れないものだけ食べさせた方がいいと思うよ。コロコロおにぎりや食パン、ささみやきゅうりとか食べやすいものからはじめてみたら、そんなに汚れないよ』
『細く切ったきゅうりとか、ニンジンはあまり汚れないよ。うちの子は喜んで、ポリポリかじっていたよ。試してみてね』
お子さんも食事のたびに怒鳴られると、食事の時間が苦痛になってしまい、投稿者さんもさらに苦しくなるかもしれません。ママたちのアドバイスにもあるように「今日のメニューのなかで、コレだけは手づかみやスプーンで食べさせてみよう」など、少しずつ進めてみるのも1つの方法ですね。「段階を追って、少しずつ進める」スタイルをくり返せば、投稿者さんもお子さんもペースをつかめるのではないでしょうか。投稿者さん、陰ながら応援していますよ!
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- 汚くなるのが嫌で手掴み食べとスプーンの練習させてない