義母からの一方的な育児アドバイスが面倒くさい……。反面教師にするべきことは?
子育てをしていると、わからないことや困ったことはよくありますよね。しかしママたちも、わからないなりに必死に調べたり考えたりしながら、なんとか乗り越えているわけです。でも一方的に「困っている・間違っている」と思い込み、余計なおせっかいをしてくる人にはどのように対応すればいいのでしょうか。
『義母からの「育児アドバイス」って嬉しい? みんなはどう思う?』
役に立つアドバイスならともかく、「いつの時代の情報?」と眉をひそめたくなるような育児アドバイスの数々。関係性が薄い人なら聞き流すこともできますが、投稿者さんにアドバイスをしてくれているのはお義母さんだったためそういうわけにも行かず、毎回面倒くさいなあと思ってしまうようですね。
お義母さんからの育児アドバイスはノーサンキュー?
『私は相談しているわけでもないのに、義母から勝手にされるアドバイスはただ面倒くさいだけで必要がない。数人育てたくらいで育児マスター気取りはやめた方がいいって思っちゃう。こんなこと思う私は冷たいかな?』
こちらからHELPサインを出していない状態でのアドバイスとなると、「余計なお世話」と感じることもありますよね。また経験者だからこそ言えるからとアドバイスをしすぎてしまうと、受け取る方は上から発言されているように感じ、げんなりするかもしれません。アドバイスって難しいですよね。
不要な育児アドバイスはご遠慮いたします!
『かなり迷惑!』
『義母に限らず、求めてもいないのにアドバイスなんていらない』
『嬉しくない。この人喧嘩を売っているのかな? とか思ってしまう』
投稿者さんの問いかけに、ママたちの多くがお義母さんからの育児アドバイスは「不要です!」と、きっぱり答えていました。不要だとここまではっきりいい切れるところを見ると、みなさんはこれまでにも不要なアドバイス攻撃と戦ってきているのでしょう。
お義母さんの育児アドバイスはなぜ不要?
『投稿者さんは30年以上前の医学知識しかない医者に診てもらいたい? 子育ても1年違えば内容がまったく変わるから、昔の人のアドバイスなんて本当に無意味だと思っている』
『うちも頼んでもいないし、聞いてもいないのにアドバイスをされると、面倒になってきてすごくやめて欲しいと思う。子どもによって子育ては変わるし、時代でも違うよね』
『数年でも育児の常識はすごく変わるし、参考にならない』
ママたちはなぜここまでお義母さんの育児アドバイスを不要と感じるのか。一番大きなポイントとしてあげられることは「時代が違う」という点のようです。
筆者が子どもを生んだ頃も、「3年開いたら育児情報はまったく別物になる」と育児書で読み、「そんなにすぐ変わるの?」と驚いた記憶があります。内容によっては大きく情報が変わることもあるので「私のときはこうすることが正解だった」を押し付けられても困るといったところでしょう。
『姑の育児経験談って、いい場面しか覚えていないから美化されすぎていて(笑)。「私(義母)の息子がいかにいい子で、孫はいかに手がかかるか」を語られてもまったく説得力がない』
お義母さんからの不要なアドバイスを反面教師にしているとの声もあるなか、寄せられたこちらの声。お義母さんにしてみれば、正解か不正解かは別問題で、自分が息子を育て上げた自信があり、それが正解だと信じ切っているようですね。そしてお嫁さんのやることは間違いだと頭から決めつけているのかもしれません。
その結果さらに面倒なアドバイスをしてしまい、お嫁さんに面倒くさいと思われてしまう羽目になるのでしょう。
育児アドバイスに救われたという声も
『うちはお義母さんからの言葉に救われたかな。私は子育て中の悩みが深いし多いしで、一時期心を安定させる薬も飲んでいたんだよね。そんなときにお義母さんから、「大人になってもオムツをつけている人はいないから大丈夫!」とか、「技術が進んで育児の手間は楽になったけれど、まだまだ育児はやりにくい時代よね、今の親は大変よ」とか、そんな感じの言葉をかけてもらってきた』
『昔の人ならではの知恵っていうこともあるよね。お義母さんのアドバイスが勉強になることもあるんだから、「無意味」という一言で切り捨てるのはもったいないと思う。ちなみにうちの90歳になる祖母は、「ハチミツは赤ちゃんに与えてはダメ」、「母乳が出なくても悩むな、粉ミルクっていう便利なものがあるんだからどんどん頼れ」って言ってくれるよ』
「私の時代はこうすることが正解だった」とか、「あなたは間違っている、こうしなさい!」など、アドバイスが押しつけになってしまうと、受け取る側が拒否反応を起こしてしまうことは仕方ないですよね。
しかしご自身の経験を元に、ママが今しんどいことやツライと感じる気持ちに寄り添い、まるで背中を優しく擦るようなアドバイスだったとしたら、決して無意味にはならないのではないでしょうか。
不要なアドバイスは聞き流す。アドバイスする際には自分も気をつけたい
『自分から育児について相談しているわけでもないなら、世間話程度に聞いておけばいいよ』
不要なアドバイスをしてくるお義母さんをはじめとした、いわゆる「外野」の言葉や態度にイライラしないためには、「聞き流す」テクニックで乗り越えることが一番ではないでしょうか。もちろん心のなかでは、「あなたのアドバイスなんて必要ありません!」とバッサリ塩対応をしておいたらいいのです。下手に何か言ったり、態度に出してしまったりすると、ますます相手のペースになりかねませんので、スルースキルで乗り切ってしまいましょう!
反面教師にするポイントはアドバイスの内容ではないことを、ママたちは自ら答えに出していますよね。ですから私たちも誰かへアドバイスをするときは、十分配慮をする必要があるのかもしれません。よかれと思っていても、相手にとって今はアドバイスが必要ではないかもしれない、という配慮を忘れないようにしていきたいですよね。同じ言葉や意味でも、言い方や表情一つで、嫌だと感じられるか、感謝されるかがわかれると気づいた経験をいかし、アドバイス上手なステキな先輩ママになりましょう!
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