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すぐに逃走する子どもの外遊びが大変。未就園児のママ、毎日どうやって相手している?

こども

暑い時期や寒い時期、花粉症シーズンや感染症の流行期など、できれば外遊びは控えたいと考えることってありますよね。しかし未就園児さんの場合、積極的にママが外に連れ出さないと、どうしても自宅にこもりっきりになってしまいます。

「今日は公園日よりだ!」と、いいお天気の日は公園などに子どもとでかけたいところですが……。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、外遊びに苦戦するママからのお悩みでした。

『子どもは1歳10カ月になる男の子です。広い公園に行って散歩をしていると、スタスタと歩き道路沿いへ行ってしまいます。遊具で遊んでいても、しばらくすると歩き出してその場からいなくなってしまい、連れ戻すことも一苦労。そのようなことが重なり、子どもを外で遊ばせることが本当に面倒なんです。今、朝寝していますが、起きたら公園へ行こうと思っています。でも憂鬱で……。家にいるとテレビの要求と食べ物の要求ばかりだし。入園前のお子さんをもつ人は、毎日お子さんとどのような生活を送っていますか?』

投稿者さんのお子さんはようやく歩けるようになって、どこまでも進んでいけることが楽しい時期かもしれませんね。外遊びに行くたびに逃走するわが子を追いかけ続ける投稿者さんの苦労が目に見えるようです……。

ひたすら歩く子どもたち。わが子を追い続けた先輩ママの声

『すっごく大変な時期ですよね。私の息子と娘も同じ年頃の頃は、似たような感じでした。冬でも上の子が歩きたいタイプで、歩かせないと癇癪が酷かったです』

『うちの子も公園であまり遊ばないから、一緒に散歩しているよ。ひたすら散歩』

『ただただ歩かせていたよ。危なくないように見守るだけ』

逃走するわが子を追い続けた経験のある先輩ママたちから、続々と共感の声が届きました。遊具やお砂場セットなどを持っていってもまったく関心を示さず、ひたすら歩き続けるお子さん、いますよね。はい、筆者の子どももそうでした(笑)。

ママたちにしてみれば、なんの変哲もない小さな公園かもしれませんが、まだまだ世界が狭く経験値の低いお子さんにとって、公園は魅惑のテーマパークに感じるのかもしれませんね。毎日同じところを延々と歩いても、きっと常に新しい感動や好奇心をくすぐられる何かが見えているのでしょう。

……とはいっても、ひたすら歩くだけの外遊びにつき合うママも大変ですよね。逃走するわが子を追いかけ続けることに疲れ果てた投稿者さん。たまには息抜きも必要ですので、ママたちからアドバイスをもらい、外遊び以外でお子さんと関わる方法を考えてみましょう!

未就園児とママの1日のスケジュールを教えて!

『午前中はずっとゴロゴロしている。午後からイヤイヤだけど、少しだけ外に出るかな』

『私は支援センターにずっと行っていた。午前中は支援センターで、午後はお昼寝とお散歩』

『平日は私が外遊びをさせて、土日は旦那か実母に外遊びをしてもらうように頼んでいました』

ママたちの1日の行動について見てみると、午前と午後でやることを変えているという声が目立ちました。

午前中は未就園児の場合はまだ覚醒しきっておらず、家でゴロゴロしていることも多いかもしれませんね。冬場など、午前中は気温がまだ上がっていないので寒すぎるケースもあるでしょう。支援センターなどで遊ぶ場合は午前中から行ってお昼ごはんの頃に帰り、その後お昼寝というコースもよさそうです。

面倒でも大変でも、やはり外遊びはオススメ!その理由は……?

『子どもは外遊びが大好きなんだよね。室内もいいけど、外遊びで学ぶことって本当に多いみたい。虫取りだったり走ったり運動したり……。子どもが飽きるまで好きなことで遊ばせてあげることが、大きくなってから集中力がつくと聞いたことがあるよ。子どもの外遊びをフォローすることが大切な親の役目って保育園の講義で聞いた。投稿者さんも、ぜひ体力と相談しながら、子どもと外に出ることをオススメします』

『うちは大きい公園に連れて行っていたせいか、体力はあるし、運動神経もよくなった。家で遊ぶより子どもはイキイキしている気がするよ。だから歩くだけでも公園遊びは悪くないよ。毎日じゃなくても週1とか2とかでムリのない程度でね』

外遊びも毎日となると大変ですし、外遊びにつき合うことに疲れているママの気持ちを考えると、ムリは禁物ですよね。それでも外で遊ぶことは大切だと語ってくれるママたちが登場しました。外を歩くことで養われる体力や筋力は、家の中で遊んでいて養われるものとは異なるかもしれませんね。

『ママが疲れているときは、ムリに外遊びをさせなくてもいいんじゃない?』

家には家のよさ、外には外のよさ、それぞれにありますよね。だからこそママも子どももムリがない程度に取捨選択することが大切なのかもしれません。

家の中で遊ぶ・過ごす方法を増やしてみる

『感染症とか気温とか天気の問題で外にいけないこともあるだろうし、この機会に部屋遊びを充実させてみたら?』

家にずっといると時間を持て余すなどの問題も出てきますよね。そのような事態を見越して、家遊びのレパートリーを増やしておくこともオススメです。市販の遊具やおもちゃを買ってみてもいいですが、家にあるもので遊ぶ方法や、家の中でできる遊び方をネットで調べてみてもよさそうですね。

国立教育政策研究所幼児教育研究センターのサイト内に、文部科学省やスポーツ庁などさまざまな専門機関の「家庭での遊び方・過ごし方」を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!

気負わず焦らず、家遊びと外遊びを上手に織り交ぜてみよう

未就園児の子どもとどのように1日をすごせばいいのか。外遊びをしても逃走する、ただただ歩き続けるだけの子どもとどのように接すればいいのか。

「これだ!」という解決策は見つからないかもしれません。ですからここは思い切って、危険でなければお子さんの要求に合わせ、子どもの気の向くままにお散歩してみてもいいかもしれませんね。そこにママがムリをしすぎないことがポイントとなってきそうです。

「子どもが1人しかいないのに、こんなにも面倒臭がっていてはいけないんだけどね」と語る投稿者さんに、ママたちからこのようなメッセージが届きました。

『投稿者さんは正常だよ。子どもの相手が大変に感じることだってあるよ』

子どもの相手がしんどいと思ったり、ツライと感じたりすることは決しておかしなことでも、間違っていることでもありません。また毎日外遊びをさせることだけが正解でもないでしょう。ですから「今日は気が乗らないな」と思ったら、親子で1日ダラダラしていたって構わないんですよ。

毎日同じように見えて、子どもは確実に毎日変化しています。今は公園でお散歩しかしなくても、ある日突然遊具やお砂場遊びなどに目覚めるかもしれませんよね。ですから外遊びと家遊びを織り交ぜながら、長い目で見守ってみてはいかがでしょう?

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ

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