【後編】嫁姑の絆。明るくてお節介で空気の読めない姑!大っ嫌い…!ずっとそう思いたかったのに…?
私は姑が大っ嫌いでした。とにかく孫が大好きで、いつも全力で孫と遊んでくれる姑。「おばあちゃん大好き!」の孫たちは、いつも姑に会いたがります。(いいよね……お義母さんは。ただ無責任に可愛がってくれるだけでこんなに子どもたちに好かれて……)子どもたちの心を奪い、その存在に嫉妬すらも覚えました。
姑を前にすると、なんだかイラ立ちが収まらず、3ヶ月くらい孫に会わせないでいたとき、突然訪ねてきました。「なんか……悪いことしたかなぁ……? 私、空気が読めないって言われることあるから……。ゴメンね」と言いながら、20キロの高いお米を買って持ってきてくれました。
「お義母さん……腰が悪いのにこんな重いお米……」いつも孫のことを気にかけてくる姑が……大嫌いでした。
そんな姑が亡くなりました。 ガンになって亡くなりました。
大っ嫌いだった姑が亡くなった……。あの笑顔が、太陽のような笑顔が大っ嫌いだったのに……。永遠に眠り続ける姑の顔を見ていると、私からも大粒の涙がこぼれてきます。
私は泣く資格がないのに……。何で死んじゃうの? まだまだ「大っ嫌い」って思わせてよ。大っ嫌いって思わなくちゃ、距離の取り方が分からなくなっちゃうんだよ。
大っ嫌いって思うくらいがちょうどよかったんだよ。私たちは所詮は他人。近すぎたらいつか本当に嫌いになってしまう日が来てしまうから……
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・きたがわなつみ 編集・井伊テレ子
【つぎ】の記事:【前編】産後うつで義母に産まれた子どもを預けた息子夫婦。「子どもを迎えに行きます」と突然の連絡に戸惑い……
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