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【前編】大嫌いで大嫌いで仕方がなかった義母が亡くなった。「だけれど……」心の内に涙

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相手との距離が近ければ近いほど嫌になってしまうことってありませんか? 過干渉気味の母親、一緒に居たいけれど一緒に居すぎるとつい喧嘩になってしまう彼、可愛いけれど24時間離れないわが子……などなど。一緒に居れば「うざったいな」と思うところはあるものの、離れて初めてその人の価値が分かることもあるでしょう。あるママさんは先日“大嫌いな”お義母さんが亡くなったのだそうです。

大嫌いな義母が亡くなった

『大嫌いな義母が先日亡くなりました。お店の店員に恥ずかしいことを言う義母が大嫌いでした。結婚式の打ち合わせのとき、図書館から分厚い本を何冊も借りてきて、向こうのプランナーさんの前で「これはこうですね?」と本を読みながら話す義母が、恥ずかしくて大嫌いでした。飲食店で私の頼んだものが来ていないと、すぐに店員さんを呼んでイヤミを言う義母が大嫌いでした。

スーパーの駐車場に満車で空きがないとき、みんなと一緒に先にスーパーに入っていればいいのに、助手席から降りて雨の中出そうな車に「次止めさせてもらっていいですか?」と声を掛けに行き、その車が出るとこっちに大きく手を振り、「空いたよー!」と笑顔で言う義母が大嫌いでした。とにかく孫が好きで全力で孫たちと遊び、「おばあちゃんだいすき!」と孫たちの心を奪う義母が大嫌いでした。

苛立ちで孫に3ヶ月会わせなかったとき、「悪いことしたかなぁ? ごめんね」と突然訪ねてきて腰が悪く重たいのに20キロの高いお米を買ってきてくれ、「孫たち元気?」と聞く義母が大嫌いでした。「息子より嫁のあなたの方が大事だからね」と口癖のようにいう義母が……大嫌いでした。そんな義母がガンになり亡くなりました。「いい義母になれなくてごめんね」と言い亡くなりました。泣いてもいいですか』

生前は嫌いで嫌いで仕方がなかった義母。けれど相談者さんはそんな義母ともう2度と会えないとなってはじめて……冷静に義母のことを考える時間ができたのではないでしょうか。

大嫌いだけれど……本当は大好きだったんだね

大嫌いな面はたくさんあった。けれども今になって思うと、そんなに嫌いにならなくても良かったはず。自分たちを思いやって行動してくれた義母に対して、どうして「嫌い」だなんて思ってしまったのだろう……。「泣いてもいいですか」のセリフに、相談者さんの後悔が溢れ出ているのが見てとれますね。

『そんなお義母さんのことが大好きだったんだね。おもいっきり泣いてください』

『大好きだったの、伝わりました。たくさん泣いていいよ』

『嫌いだけど、大嫌いなんだけど……大好きだったんですね。たくさん泣いてあげてください』

『キライキライも好きのうち。泣いておやり』

『ちょっと愛情が前に出過ぎなお義母さんだったけれど、迷惑と思いながらも、相談者さんはそんなお姑さんが本当は大好きだったんだね。大きな存在だったんだね。
素敵なお義母さんで羨ましいよ……』

思春期に過干渉気味の母親を「ウザい」「嫌だ」と思うように、相談者さんは義母に対しちょっとした反抗心があったのではないでしょうか。子どもたちがよく懐く義母に、嫉妬心があったのではないでしょうか。しかし裏を返せば、それは義母が精一杯相談者さんと孫たちに向き合ってきた結果。

もらい泣きをしてしまうママさんたち

やっと「今まで嫌いだと思っていた義母の行動はすべて私たちのためだった」と気が付けた。自分の心にも素直になることができた。けれどもう義母に感謝の気持ちを直接伝えることはできない……。そんな葛藤を感じている相談者さんの話を聞き、ママスタコミュニティに集まったママさんたちの目からは涙が溢れます。

『これは……途中からオチを察したけれど涙腺刺激された。優しいお義母さんだったんだろうな』

『タイトルを見たら、亡くなって喜んでいるのかと思った。読み進めたら、本当に涙がでたよ。全力で生きたお義母さんだったんだね。私も義母が亡くなったらわかるのかな』

『やだ、涙が出てきた。泣いてください。気が済むまで。お悔やみ申し上げます』

義母が生きている間になぜもっと感謝することができなかったのだろう。なぜもっと素直になることができなかったのだろう。そう相談者さんが自分を責めてしまう気持ちも分かります。人って“今ある幸せ”にはなかなか気が付かないものですよね。失ったり、振り返ったりして「あのとき、本当は幸せだったんだな」と思うことができるのかもしれません。

後半へ続く

文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
大嫌いな姑が亡くなりました