前回からの続き。「サンタってお父さんとお母さんなんでしょ？」とサンタクロースの存在をすっかり信じなくなったと思っていた息子にネタバレをした瞬間、ものすごく落ち込みはじめてしまいました。

長男はこれまで12月25日の朝にたくさんの笑顔を見せてくれました。
最近は反抗期もかさなって生意気な口をきくようになってきて、もうあの頃の純粋な長男はいない……そう思って、勝手に大人と同じように対応してしまっていたのです。まだ心の中には純粋な部分が残っていたのに……。

息子の言葉を聞いて、私は涙が出そうになりました。小さい頃、はじめて自分の欲しいプレゼントが言えるようになったときのことや、はじめて自分で字を書いてサンタさんへお手紙を書いたときのこと。人気だと言われる戦隊モノのベルトを買うために、こっそりおもちゃ屋に並んだこと……たくさんの思い出があります。

心の優しい男の子に成長してくれた長男。彼の成長こそが私への最大のクリスマスプレゼントです。これからは欲しいものを直接聞いて、息子の枕元には「両親から」としてプレゼントを渡そうと思います。 皆さんも、どうか子どもへのサンタクロースカミングアウトは慎重にすすめることをおススメします。

原案・ママスタコミュニティ　脚本・渡辺多絵　作画・ちょもす　編集・横内みか

次の記事 ▼

「サンタさんは本当にいるの？」疑惑を持つ小4女子が望んだ、まさかのクリスマスプレゼント

関連記事