【後編】「思春期&反抗期」がしんどい!母がちょっとラクになる方法や考え方ってある?
反抗期の息子に悩まされている多くの母親たち。この辛い日々を少しでも楽に過ごす方法はあるのでしょうか。
現実逃避?しなやかにスルー?それともひたすら耐える?
『辛くなったら小さい頃のムービーを見て、あの頃は可愛かったなぁ……と現実逃避』
『わかる。小さいときにもらった手紙を読んで現実逃避してる』
「ママ大好き!」「おかあさん、いつもありがとう」……かつて息子が一生懸命書いてくれた手紙、処分していませんか? もしまだ家のどこかにあるのであれば、大切にとっておきましょう。反抗期を乗り越えるための癒しのアイテムになるかもしれませんよ。
『思春期の息子とはソーシャルディスタンスよ。2メートル。体の距離と心の距離』
『反抗してきたら「男の子の日」だと思うようにしてるよ(笑)。女性が生理前に意味もなくイライラするのと同じで、反抗期の男の子も万年「男の子の日」なんだよ』
母親側の考え方ひとつで、ちょっと楽になれるようです。
『「おいババア!」とか「くそデブ!」とか言ってくるけど、まぁその辺はハイハイとスルーして。「そんなこと言いたくなるお年頃よねー!」なんて言ってみたりして』
『「一時のことだから犬が吠えてると思ってたら良いんですよ」って言われて爆笑した。ハイハーイってスルーしちゃうことが多いかも。男子はお腹空いてるとき余計にイライラしてない? うちは何かしら食べさせておくと多少機嫌良い』
「ハイハイ」とスルーされてしまうと、それ以上喰ってかかれないのではないでしょうか。母親自身に余裕がないとなかなかスルーできないですが、どうしても許せないこと以外はなるべく軽く流してしまった方が、結果的に双方がムダなエネルギーを使わずに済みそうです。
『後から思い返すと反抗期はずっとは続かないよ。今は耐える。はらわたが煮えくり返るし、涙が出てくるけど、周りにグチって乗り越える』
周りにグチる相手がいなかったら、ぜひママスタコミュニティで! 同じ思いを抱えている人はたくさんいますよ。
反抗期は親離れ・子離れのために必要かも
大変、大変と思ってしまう反抗期ですが、子どもだけでなく母親にとっても必要な時期だと思っている人もいます。
『考え方を変えたら、反抗期って母親が子離れするためにも必要なのかもよ。投稿者さんは子離れできたじゃん。おめでと! あとは自立させるだけ。頑張ろー』
『でもさ、反抗期って大事よね。可愛いままの息子だったら、私きっと子離れできない。ムカつくし生意気だから「自立せいや!」って思える。だからこれでいいんだ!』
いつかは親元から旅立っていくであろうわが子。そんな日を想像するだけでふと寂しくなってしまい、イライラもトーンダウンしそうです。
『中学1年から高校1年終わり頃まで酷かった。息子の首を絞めて私も一緒にと思ったもん。高校2年になりだんだん落ち着いてきて、今は買い物一緒に行ってくれる。元は優しい性格だから、自分がどうしていいかも分からず苦しんだと思うよ。自立はしてほしいけど、出て行ったら寂しいな。我慢と忍耐が必要だけど、真正面から逃げずに向き合うのが1番だと思うよ』
『わかるわぁ。うちも大変だった。大学進学で寮暮らしのために息子が家を出てからはパラダイスよ(笑)。ちゃちゃっと自立させたらいいよ。がんば! 家を出てからは息子も優しくなったよ』
自立して初めてわかる親のありがたみ……。私たちもかつてそうだったのではないでしょうか。
お母さんたち、がんばれ!いつか終わるよ
息子たちの反抗期を乗り越えた人たちから、今がんばっている母親たちへ応援メッセージもありました。
『毎日お疲れ様! うちは短かったけど、ほんと毎日大喧嘩。ネットの反抗期スレとかで「壁壊す」だの「叩かれた」だの読んで、うちの方がまだマシかなーって思ってた。性格悪いけどそのおかげで乗り越えられた。あの頃は何かに取り憑かれてる感じだった。今は憑きものがとれて、受験勉強に励んでる。いつか終わるよ!』
『受験の焦りや不安から反抗するとかもあると思う。うちも受験終わったらパタッとなくなったから』
『一生は続かないから考えすぎない方がいいよ。イライラしても仕方ないから、ひたすら無の心だよ。返事なくても声かけして、ご飯とか最低限のお世話はして、あとは何も期待しない。高校生になって、とても頼りになる優しい子に戻ったよ』
『うちは高校1年の最初で少し反抗的になってさ。悲しかったんだけど、毎日やってあげられることはやってあげて、手をかけてたら、だんだん収まって感謝してくれるようになってきたよ。「俺のお弁当見て、友達が”お前幸せ者だよなー”って言ってくれた!」って報告してくれたこともあって、そのあたりからありがたみを感じてくれたのかな。友達に感謝だわ。今は悲しいけど、いつか終わるよ。結局男の子は優しい生き物だからさー』
突き放すのではなく、「最低限のお世話」や「やれることはやってあげて」あとは見守る……。息子の成長を信じて、ドンと構えておこうではありませんか。
反抗できるのは、親に甘えられる環境があるからかも
筆者にも高校生の息子がいます。彼が中学生の頃、わが家はたまたま転勤が続いてしまい、中学3年間は毎年違う学校に通うことになってしまいました。どこに行ってもすぐに友だちができ楽しそうに過ごしていた息子ですが、それでもやっぱり大変だったようで「俺は親に反抗する余裕なんてなかったよ……」とボヤいています。なので筆者は反抗期の子を見ると「ああ、この子は親に反抗する余裕があるんだな」と思ってしまうのです。
わが家は特殊な環境だったかもしれませんが、そもそも「ここで暴言を吐いたら親に見捨てられるかもしれない」という恐れを抱えている子は親に反抗できないでしょう。平気で悪態をついてくるのは、親との絆がしっかりしているからこそ。「親には何を言っても大丈夫」という甘えがあるからですよね。
その甘えを全面的に受け止めるのは……やっぱりしんどい(笑)ですが、親元から巣立っていくまでの数年間の試練です。ときには耐え、ときにはスルーしながら、息子たちの成長を見守っていきましょう!
関連記事
※【前編】「思春期&反抗期」がしんどい!子どものムカつく態度に母たちの不満が続々- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 思春期の反抗期男子を育てるって