先輩ママ教えて!幼稚園に入園するまで身に着けておきたいことは何?
『幼稚園に入園するまでに、身に着けておいたほうがいいことってありますか?』
はじめての子育ての場合、何をするにしてもわからないと感じることも多いのではないでしょうか。周りに頼れる先輩ママがいればいいのですが、第一子の場合はママ友どころか情報収集すら困難を極めるケースも珍しくありませんよね。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、幼稚園への入園を控えたママからの質問でした。
幼稚園入園までに身に着けておいたほうがいいことを教えて!
『来年の春から年少として幼稚園に通う予定です。お子さんの成長具合や幼稚園の方針によって変わってくるとは思いますが、ご自身の体験で「もっと○○の練習をさせておけばよかった~!」などがあったら教えてください。うちの子は日中のトイレトレーニングも着替えもお箸の使い方もまだまだなため、何から教えていいのかわかりません』
投稿者さんのお子さんは次の春から幼稚園への入園を予定しているそうです。残された時間はあと5カ月ほど。なのにまだまだ日常生活のなかでできないことが多いわが子に、ママは不安を感じているのかもしれませんね。
残された時間のなかで、日常生活でできていたほうがいいと思いつくすべてのことを身に着けさせるには、ママの気力も体力も相当必要になります。そこで先輩ママたちから幼稚園入園までに「これだけは!」と押さえておきたいことを教えてもらえると、投稿者さんの気持ちも少しは楽になるかもしれません。
先輩ママが語る!幼稚園入園までに身に着けておきたいこと
今まではママが協力してやってこれたことも、幼稚園に入ってしまえば自分ですることになりますね。少しでも子どもが困らないようにと考えるのは親心。幼稚園に入園するまでにどのようなことを身に着けておけばいいのか、ママスタコミュニティにいた先輩ママたちの声を見てみましょう!
トイレトレーニングはお早めに
『トイレはできるようにお願いしたい。私が働いている園は入園説明のとき、「トイレトレーニングは焦らず一緒に見守っていきましょう」って言っているけど、現場で働いているものとしてトイレのサポートは本当に大変なんです。トイレトレーニングをしながら日頃の保育となると本当に大変で……。完璧にとまでは言わないけれど、できるようにしてから入園してほしい』
『「トイレトレーニングは焦らず一緒に見守っていきましょう」みたいなことを言うと、本気にして完全にオムツで入園してくる子がいる。そういう家庭に限って、入園して1カ月くらいすると母親が、「トイレトレーニング、進んでいない気がするんですけど……どうですか?」とか言ってくる。入園直後の1カ月なんて毎日戦争だよ。トイレトレーニングどころじゃない。「家でトレーニングしてよ!」と思う』
ママたちの声で目立ったのは「トイレトレーニング」についてでした。現役の幼稚園で働くママも登場し、子どもたちへのトイレのサポートに対するお世話の大変さを語ってくれています。
幼稚園の先生方も、子どもたちのお着替えや食事のサポートなどに加え、カリキュラムに基づいた日々の活動など、こなさなければならないことが山積みですよね。だからこそママの声にもあるように、完璧にとまではいかなくても、ひとりでトイレができるようにしておいたほうがいいのかもしれません。
『迷惑をかけないって意味でも、入園するまでのトイレトレーニングは大事』
他のママたちからも、トイレトレーニングは入園するまでに終えておいたほうがいいという声が寄せられていました。トイレトレーニングは時間と根気のいるサポートですので、最優先事項として早めにはじめておくほうがよさそうですね。
『立っておしっこができるように練習しておく』
「立っておしっこができるように」という声は、男の子のママは必見ではないでしょうか? 立って用を足すタイプのトイレについては、自宅でのトレーニングは難しいかもしれません。それでもご家庭の洋式トイレで立っておしっこができるように繰り返し練習しておけば、入園後もスムーズにトイレができるようになるかもしれませんね。
同様に注意したいことは、和式トイレの使い方も教えておかなければならないケースです。この問題については、通いたい幼稚園のトイレがどのような設備になっているか事前に確認しておくことをオススメします。
お名前が呼ばれたら元気よくお返事できるかな?
『自分の名前だけは読めたほうが楽』
『自分の名前を読めたほうがいいね』
集団生活に入ると、自分のものと他人の物の区別をつけなくてはなりませんよね。名前を書いていないと、なくなったとき探すすべもない……なんてケースも珍しくありません。
みんながみんな、個性豊かにデザインもバラバラならいいのですが、はやりのヒーローやキャラクターがある場合、デザインがかぶって誰が誰のかわからないなんてこともあるでしょう。そのようなとき、書かれている自分の名前が読めると便利ですよね。もちろん先生方がサポートをしてくれるとは思いますが、可能であれば名前が読めるような練習にも挑戦してみてはいかがでしょう。
お返事+挨拶もお忘れなく
『名前を呼ばれたら返事ができる』
『挨拶と返事くらいじゃない?』
こちらも集団生活特有のことですが、名前を呼ばれたら元気よく返事ができる、登園時には「おはようございます」、帰るときには「さようなら」と言えるなどもあげられました。挨拶や返事は、人と人が関わっていく上で大切なことでもありますので、練習しておきたいですよね。
どれも日常生活で取り入れやすいトレーニングですので、今日からさっそく取り入れてみてください! 「ありがとう」や「ごめんなさい」も、ママが意識してお子さんに言っているだけでも覚えやすいと思いますよ。
自分の思いを伝えられる練習
『「手伝ってください」とか「できないので助けてください」って困っていることが言えること』
小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、困っているときに助けを求めることは間違いではないとママが教えてあげることも大切ですよね。失敗することを恐れて動けなくなるぐらいなら、助けが必要なときにきちんと「助けて」とか「わかりません」と伝えられるほうがいいと、普段から話したり練習したりしてあげるとよさそうです。
幼稚園の方針などによって違うので、事前の確認も必要
『幼稚園によって違ってくると思う。面接のときに幼稚園から何か言われなかった?』
トイレトレーニングにしても着替えや食事などの生活面にしても、幼稚園の方針や考え方などによって、どのようなことを身に着けておかなくてはならないかは変わってくるとママたちは話しています。できれば事前に入園させたい園に確認しておくといいでしょう。
何かができたら盛大に褒める&「幼稚園は楽しいところだよ」と教えてあげて!
『「○○ができなきゃ!」って教えるより、「幼稚園は楽しいところだよ』って教えてあげてほしい』
集団生活に入ると、ママ以上に子どもたちも不安になるでしょう。だからこそ入園後に、わが子ができるかぎり困らない・不安にならないように事前にできることは教えておきたい……。わが子に対するママの愛が溢れていますよね!
上履きを履ける、手がきちんと洗える、うがいができる……。細かなところでは、お弁当箱を留めるゴムが装着できるとか、ボタンやファスナーの開閉ができるなど、「できたらいいこと」は次から次と出てきます。だからといってすべてを完璧にできなければ入園できないわけではありません。完璧にこだわらず、お子さんがなにかできたら盛大に褒めてあげて、楽しく・気分よくいろいろなトレーニングをしていけるといいですね。
そして忘れてはいけないことは「幼稚園は楽しいところだよ」と教えてあげることではないでしょうか。楽しいことのためなら大人だって頑張れることもありますよね。幼稚園に行くことがワクワクできるような声かけをしながら、親子で一緒にトレーニングを頑張ってください!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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