【後編】身だしなみを整えることに無関心すぎる小5の娘。本当に嫌になる……
身だしなみを自分で整えようとしない小学5年生の娘さんに、日々、注意を繰り返している投稿者さん。でも全く改善される様子がありません。この先中学、次は高校へと進学することになるけれど大丈夫なのかなと不安で仕方ない様子です。
親がいつまでも注意し続けられるものでもない。だから焦ってしまう
『子どもに期待しすぎかもしれないけれど、いやいやそれにしたって……と思ってしまって。こんなことがいつまで続くのだろう。○年生だからこんなものかな? とやってきたけれど、いや待てもう5年じゃん、6年になって中学生じゃんと私が焦っているのはあるかも。もうちょっと優しい心を持ちます』
娘さんが幼いうちは身だしなみに気を配らなくても、まだ「そんなものかな」とやり過ごせたのでしょう。でも気づいたらもう5年生になっていて、それでも以前と変わりありません。来年6年生になり、その後、中学生になってもこのままだったらどうしよう……、女親として同性だからこそいっそう行く末が気になる気持ちがあるのかもしれませんね。
娘さんのために投稿者さんができることは?
やるべきことを「見える化」してあげる
『言うだけじゃダメじゃん。表にするとかさ。言われただけでは右から左で聞き入れないんじゃない?』
投稿者さんが娘さんに繰り返し言っていることを紙に書き出して、見えるところに貼っておくのもよさそうです。これまで言葉にしても馬耳東風だったわけですから、手を変え、今度は文字にして、その都度確認をさせるようにするのです。具体的に何をすれば目に見えるようになれば、娘さんも行動につなげやすくなるのではないでしょうか。
本人が気づくまでが我慢づよく待つ
『本人が「本当にこれは必要だ!」と心底思わないとなおらないよ。親はそれを待つしかない。大人だってそうでしょ? 私なんていまだに直したいと思っていてもなおせないことばかりだよ』
『変われるときは、本人が自分で気づいたときだよ。親があれこれ口うるさいと、話が右から左に通過するだけ』
『私もどれだけ怒られても、自分が納得しないと動かない子どもだった。大きくなって必要にせまられてから、母が言っていたのはそういうことだったのかと納得したこともあったよ』
腑に落ちないと、なかなか行動に移せないという人は少なくありません。投稿者さんがいくら注意をしても、今は娘さんにとってはそれは他人事でしかないのでしょうね。だから言われても心に響かず「そうしよう」「やらなくちゃ」とは思えないのです。娘さんにとっての「自分事」になるまで待つ、それも一手です。
親が言いすぎることをやめてみたら案外うまくいく……
『私もガミガミしすぎていたし、自分で気づきなよというスタンスで接することにする。子どもが「うざいな、また同じこと言っているよ」と思っているのはわかっているんだよね、ただ聞き流しているなと。自らできていたら褒めてやる気を出させて、大人になるまでにできるようになればいいやという気持ちでいることにする。ちゃんとするのか不安は残るけれどね』
投稿者さんが何か言うたびに、娘さんは「うるさいな」という態度をとっていたのでしょうか。それでも世間の目もあるからと小言を繰り返してきた投稿者さんですが、今後は娘さんの自主性に任せることにしたそうです。
『うちの四年生の息子も同じ。私もいつもイライラしていて、あるときハッと気づいた。「私は何でこんなに意地悪なんだろう?」と。それからは何百回何千回言っても、この子はできない子なんだなと思って、イライラせずに優しく教えることを心がけるようにした。子どもは特に変化はないけれど、私がイライラしないおかげで家の中の雰囲気は良くなった。親子関係も温和になったよ』
親の思うように子どもが行動してくれないと、イライラしてしまう気持ち、よくわかります。でも「私とこの子は違う」「この子の性格だから仕方ないのだな」といったん考えをスイッチしてみてください。ちょっとイライラが軽減されるかもしれませんよ。そうして投稿者さんが口出しをやめることで家庭内で停滞していた空気が流れ出し、クリアになった時、娘さん自身が自身の身だしなみの違和感に目が行く、そんなこともあったりして……。娘さんのその気にし過ぎないおおらかさもじゅうぶんな長所です。それだっていつか変化してしまうかもしれないのですから、今の娘さんらしさを温かく見守ってあげてください。
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※【前編】身だしなみを整えることに無関心すぎる小5の娘。本当に嫌になる……- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 何回言っても、何十回言っても成長しない。