結婚後、生活費が足りないと言って支援を頼んでくる息子。助けていいもの?
結婚をして家庭をもったら、自分たちで家計の管理をするのが基本でしょう。でも収入が少なく、毎月の生活費が足りないという家庭もあります。そんなとき、夫婦が自分たちの親を頼ってしまう……、そんなケースもあるようです。あるママも結婚して家を出ている息子さんに頼られているのですが……。
『息子が食費足りないと言って、買い物を頼んできます。生活費の支払いがカツカツで食費まで回らないらしい。子どもは2人です。皆さんならこんな状況でどうしますか?』
子どもが2人いる息子さんから援助をお願いされています。親としては子どもが困っていれば助けてあげたい気持ちはやまやまでしょうけれど、とはいえ言われるがままに援助することが果たして正解なのかと迷うのでしょう。ママたちが悩みを相談するママスタコミュニティのママたちは、このような場合どう対応するのでしょう。
支援する前に、支払いの内訳を確認!
『支払いの内訳を出させる。給料と照らし合わせて無駄な部分を指摘する』
『毎月の支払いの洗い出しをさせるかな』
支援するかどうか決める前に、息子さん家族が毎月何にいくら使っているのかを全部書き出してもらって、内容を確認しましょう。本人たちが気づいていない無駄が見つかるかもしれません。無駄があるようなら、改善するように言うことが先ですね。
収入を増やす方法を考えさせる
『お金が足りないなら節約をして、仕事を掛け持ちするなり、妻にも働いてもらうなりして収入増やさないとだめじゃないの?』
『息子が休みの日にアルバイト。もしくは息子が休みの日に子どもの面倒を見て、その間嫁が働けばいいのに』
家計のチェック、無駄がないかの洗い出しだけではなく、収入を増やす方法がないかを探ることも大切です。節約できることには限界があります。許されるなら息子さんが副業をする、あるいは奥さんにも働きに出てもらうなど、今より少しでも収入UPを目指せないか、考えさせましょう。
支援をしないという厳しい選択肢もある
『冷たいようだけれど、お金のことは知らないよという話。所帯を持ったなら、親に金銭を要求するものじゃないと思う。私なら「自分たちで工夫しなさい」と言ってやる』
『自分の家庭は自分たちで何とかしなさいと言う』
息子さんは世帯を持っているのですから、自分たちのことは自分でなんとかさせるという姿勢を見せるのも親のあるべき姿、かもしれません。厳しいようでも「援助はできない」とキッパリ伝えることで、本人たちに危機感を持たせてもいいかもしれません。
支援の形は物やお金だけではない
買い物をしてあげたりお金を貸してあげることは簡単ですが、この先ずっとそれが当たり前になってしまうのは、互いによくありません。結婚をして家庭をもった以上、自立すべきではないでしょうか。
以前筆者はこんな話を聞いたことがあります。「魚が釣れなくて困っている人がいても、魚を釣ってあげてはいけない。釣り方を教えなさい」と。これは息子さんにも言えることだと筆者は思います。ママが節約の仕方や生活のやりくりの仕方を教えたり、収入を上げるためにどうしたらいいのか一緒に考えるなど、息子さんが金銭面でママを頼らなくてもいい方法を探っていくこともできます。支援の形はお金や物ではなく、知恵や知識でもいいのではないでしょうか。
文・こもも 編集・blackcat イラスト・Ponko
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