のんびりやの小学生が登校班の集合時間に間に合わない。どうすればスムーズに準備させることができる?
小学生の子どもがいると、登校班(地域ごとなどの集団登校グループ)の待ち合わせ時間に間に合わせるために、とても慌ただしい朝の時間を過ごすことになりそうです。子どもが自分でちゃんと準備を進めてくれればいいのですが、学年が小さいとそうもいきません。もたもたあるいはのんびりとしている様子についイライラしてしまうこともあるでしょう。
『小3と小1の子どもがいます。登校班の待ち合わせが7時半ですが、いつもぎりぎりか、間に合いません。家から待ち合わせ場所までは、1分あれば着きます。
6時20分起床。
6時40分から食パン1枚とカップヨーグルトを20分近くかけて食べる。
7時5分くらいから歯磨きと洗顔。
7時20分から急いで着替え。
身支度にも10分以上かかります。いつも急ぐ様子がなくて、時間を伝えてもおしゃべりしたり無駄な動きが多くて腹が立ちます。今日もギリギリになって「筆箱がない」と大騒ぎ。よく見たらランドセルの底にありました。そして姉は待ち合わせ時間に間に合わず、結局1人で登校です。どうすれば間に合うようになるのでしょうか』
登校班の待ち合わせ場所までそんなにも近いというのに、いつもギリギリ、あるいは間に合わないとはどうしたことでしょう! でも朝の過ごし方を見ると、ちょっと時間をかけすぎているようすです。ママたちが悩みを相談するママスタコミュニティのママたちからは、厳しい意見が寄せられています。
集合時刻に遅れると他の子が大迷惑。親の責任でもあるのでは?
『うちの子、登校班で待たされる側で本当に迷惑している。ひどいときは15分くらい待たされる。置いていきたくなるレベル。あまりにも頻繁で待っている子たちが可哀想だったから、学校に相談したわ。親は悪いとも思っていない様子』
『子どもたちのせいにしているけれど、間に合わせるようにするのが親の役目なのよね』
誰か1人でも遅刻をしてしまうと、集合場所に時間通りにきていた子たちは、何分も待つことになってしまいます。待たされる子からすれば、自分は時間を守っているのに……とイライラするはず。当然ながらその子どもたちの親も同じ気持ちでしょう。時間を守らない子どもだけでなく、その親に対しても悪い印象を持ってしまうという意見もあります。時間に間に合うように準備させるのが親の役目なのだから、しっかりして! だそうです。
集合時刻に間に合うようにするには?
では解決策を考えていきましょう。
明日の用意は前日に完璧にしておく
『荷物の準備は前日に完全に済ませておく』
『準備でバタバタするとわかっているなら、前日のうちに完璧に準備させたらいいじゃん』
朝になって筆箱がない、教科書がないなど慌ててしまわないように、学校の準備は前日にしっかりとさせるようにしましょう。当日の朝よりは子どももママも時間の余裕があるでしょうから、時間をかけて一緒に確認してあげながら用意ができそうです。もし自発的にできない子どもの場合には、ママが声をかけて促してあげてください。
起床時間を少しでも早める
『6時に起きなよ。それで解決』
朝の準備に時間がかかってしまうわかっているならば、起きる時間を早めてみてはどうでしょうか。10分、20分、スタートを早めるだけでも、ずいぶん違うものです。気持ちの余裕も持てますよ。
起きてからやることの順番を変える
『起きたらまず一番に着替え、洗顔、朝ごはん。寝起きに朝食は難しいよ』
『洗顔と着替えは朝食前に行い、食後に歯磨きをしてトイレを済ませてランドセル背負って行ってきます。この順番にしたら?』
冒頭のママを例にすると、起床後すぐに朝食をとるというスケジュールです。でも起き抜けには積極的に食事をする気にならない子も少なくありません。そのせいでようやく食べようという気持ちになるまでに時間がかかってしまい、そこから食べ終えるのまた時間をかけて……では非効率的ではないでしょうか。このタイムロスがもったいないので、着替えや洗顔などを先にして、すっきり目覚めてから朝食をとるというふうに、順番を入れ替えてみることをおすすめします。
2人の行動を別にする
『きょうだいで同じ時間に同じことをさせるからじゃない? うちは3兄弟だけれど、洗面所を順番に使うから、朝のルーティンはバラバラだよ。みんな時間が重ならないように行動している。下の子が洗面所で身だしなみを整えているときは、上の子は着替えして学校行く準備をして、一緒にならないようにしてみたら』
ママのお子さんはきょうだい2人が一緒に行動をしているそうですが、おしゃべりをしてしまったり、相手に気を取られてしまったりしてはいないでしょうか。また同じタイミングで洗面所に立てば、事がスムーズに進みにくくなります。それぞれ準備すること、居場所が異なるような順番で準備をさせてみてもいいかもしれませんね。
‟おしりの時間”をきちんと決める
『全て何分までにと決めたらできるでしょ』
朝食や着替え、歯磨き洗顔などを終わらせる時間を明確に決めて、子どもにも意識をさせてみてはどうでしょう。例えば学校の時間割のようなものを作って、見えるところに貼っておくのもいいかもしれません。「歯磨き、5分でね」「はい5分経ちました、タイムアップ!」などとその都度声をかけるのもよし……。子ども自身が時間に間に合わせよう、急がなくっちゃといけないという気持ちになるような工夫をしていきたいですね。
好きな曲に合わせて行動させるのもアリかも
登校班など集団で行動する場合には、待ち合わせの時間が決まっています。みんながそれに合わせて来るので、遅れてしまうと他の人に迷惑がかかってしまいますね。まずは自分1人が遅れると他の人に迷惑をかけることになるときちんと伝える必要があるでしょう。その上で時間に間に合うよう努力をさせなければなりませんね。
筆者の子どもが小さかった頃は、音楽を流してそれに合わせて行動させていました。好きなアニメの主題歌を流して食事や着替え、歯磨きをさせたんです。1曲が4分程度、少し慌ただしい感じではありましたが、1曲の間に着替え、もう1曲の間に歯磨きを終わらせて……と、ゲーム感覚で進められるのでうまいこと終わらせることができていました。食事はもう少し時間が必要だったので3曲分でしたが。テレビを点けてもいいのかもしれませんが、テレビだと見入ってしまい動きが止まりがちです。その点、音楽ならば耳で聴くだけなので動きが止まりません。こんな方法も使えるかもしれませんよ。
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