小学生の上の子の授業参観に赤ちゃんを連れて行けない。旦那も休めないし、どうしたらいいの?
上の子の授業参観に弟や妹など小さい子を連れて行く場合には、泣いたり騒いだりしないかが心配になってしまいます。特に親子で作業をするような授業だと、余計に不安が増しますよね。子どもの授業参観があるママも、下の子のことで悩んでいます。ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。
『小学校の授業参観があります。今下の子が2ヶ月なのですが、親子工作をするから乳幼児など小さい子を連れてくることは遠慮してくださいと手紙に書いてありました。でも実家や義実家は遠いし、旦那は仕事を休めない。どうすればいいの?』
旦那さんも休みを取れず、ママの実家や義実家にも預けることができない状況です。学校サイドの意向を汲むと、上の子の授業参観に2ヶ月になる下の子を連れて行くのは難しそうですね。このような場合どうすればいいのでしょう? 先輩ママたちからアドバイスが届いています。
まずは担任の先生に事情をきちんと説明する
『1、2年生で親子工作なのに親が来ないのは可哀想すぎるから相談する』
学校としては小さい子を連れてくるのは遠慮してほしいとのことですが、どうしても預けることができないなど事情がある家庭もありますよね。中にはそういったことまで把握できていない先生もいるのではないでしょうか。このように困る人がいると気付いてもらうためにも、一度は学校に相談をしてみましょう。
下の子を学校に連れて行けない場合はどうすればいい?
先生に相談をしても、やはり遠慮してほしいと言われるかもしれません。その場合は子どもを預かってもらうなど何らかの方法を探ることになりますが、どのような方法があるのでしょうか。
友人に預かってもらう
『私なら友達に預けるかな。終わったら、美味しいものをごちそうする』
授業参観は長時間行うわけではないでしょうから、その時間、空いている友人がいるならば、その人にお願いしてみましょう。子育て経験がある友人ならば、安心できそうですね。お願いできた場合には後日きちんとお礼をし、もしその相手が同じような状況になったときには助けてあげるなど、「お互い様」という気持ちを忘れないようにしましょう。
ファミリーサポートを利用する
『うちは同じ状況でファミリーサポートを使っているよ。調べて登録してみてー!』
ファミリーサポートは、自治体が行っている子育て支援の取り組みの1つです。料金はかかりますが、授業参観のときだけでも子どもを預かってもらえるサポーターがいないか、聞いてみてはどうでしょう? まずは住んでいる自治体の役場などに問い合わせてみましょう。
ベビーシッターにお願いする
ベビーシッターに見ていてもらうという方法もあります。利用するのには、派遣事業者に申し込んで派遣してもらう方法と、専用のマッチングサイトで条件に合うベビーシッター個人に直接依頼する方法があります。いずれの場合でも少しでも不安を解消するために、事前に面接をすることをおすすめします。また自宅以外の場所で保育をしてもらうことになる場合は見学をしておきましょう。料金はケースバイケースですから、金額をしっかり確認しておきたいですね。
公的な一時預かりを利用する
『私は保育園の一時預かりを利用したよ』
公立保育園や専用施設が行っている一時預かりを利用するのもいいでしょう。保育園や幼稚園、認定こども園などに在籍していないとか、何歳(月齢何か月)以下までなど自治体や施設ごとに条件が異なりますので、前もって確認が必要です。
ショートステイを使う
市町村が行う子育て支援の1つにショートステイがあります。一般的には保護者の疾病や出産、育児疲れといった理由があって子どもの養育が困難になった場合に、代わって施設などで養育してくれる宿泊型のサービスですが、自治体によっては学校行事や出張などの社会的要件で短時間の預かりをしてくれる場合も。まずはお住まいの市町村へ確認をしてみましょう。
どうしても子どもを預けられない場合には?
前述の各種サービスを利用できればいいのですが、残念ながら空きがない場合もあります。どうしても下の子の預け先が見つからないとしたら……?
クラスのママ友に上の子をお願いする
『お友達の親がどうしても出席できないとき、担任に相談して、お互いの子どもにも伝えて。私が自分の子とお友達の子と一緒に参加したよ』
授業参観への参加を断念せざるをえないと考えるママもいるかもしれません。でもせめて、参観中に我が子が1人きりになってしまわないように、頼れる先を探してみてはどうでしょう? 例えば同じクラスに仲良しのママがいて、子ども同士も仲良しならば、参観中にママの子どもにも声をかけてくれるようそのママにお願いしてみるのです。親子作業のある授業ならば、先生に許可を得られれば、ママ友とそのお子さんに加えてママの子どもも一緒に作業をさせてもらえるとよりいいですね。ママ友や、何より子どもの気持ち次第になりますが、1人きりよりずっといいはず。まずは事情を説明し、子ども本人の意見を聞いてみましょう。
親子で欠席もアリ
『2ヶ月の赤ちゃんを連れて行くのは大変だし、仕方ないから私なら子どもと欠席する。ただ、理由もちゃんと言う』
『学校でそういう決まりなら休ませる。預け先がないから仕方ない』
上の子に寂しい思いをさせたくないのであれば、欠席させることも検討に値するかもしれません。ただ学校を休ませるのは気が引けるでしょうから、最終手段と考えてください。そしてもしも欠席させる場合には、そうせざるをえない理由を学校にしっかりと伝えるようにしましょう。そうすれば、学校側も今回のことをしっかりと受け止めて、今後の授業参観のときの参考にしてくれるかもしれません。
担任の先生に相談をした上で学校と一緒に解決策を模索してみては?
筆者の子どもが通っていた小学校でも、ママと同じように困っている人がいました。その人が担任の先生に相談をしたところ、学校全体の問題として先生方が方法を考えてくれました。その結果、保護者に、授業参観の間、ボランティアで小さい子どもを見てくれる人を募集してくれました。そうしたら実際に保育士として働いている保護者が名乗り出てくれたのです。学年によって公開する授業の時間をずらしてくれたので、ボランティアの方も自分の子どもの授業を見ることができていました。授業参観中は養護の先生も学校内を回って、いつでもサポートできるようにしてくれてもいました。
もちろん学校によって方針が違ってくるのでしょうけれど、まずは相談をしてみると、解決方法が見つかったり、学校にも気付きがあるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・blackcat
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- 授業参観、赤ちゃん連れてきちゃダメだって(笑)