<兄が不倫>兄嫁に言うべき?と悩んでいたらまさかの大どんでん返し!【後編】まんが
前回からの続き。兄の不倫を巡って、兄と電話をケンカをした直後、心配した兄嫁から電話が掛かってきました。
兄嫁はずっと兄の不倫のことを知っていたのです。急にサッパリした話し方になった兄嫁。(アレ……? こんな感じの人だったっけな……?)と戸惑っていると。
兄嫁は「昨日ね……」と、ことの経緯を話し始めました。 兄が昨日不倫相手と会っているのを隠すために「坂本(友人)と飲んでくる!」と言っていたそうですが、その坂本さんの子どもが姪っ子と同じ幼稚園なのだそう。
そして今日、その坂本さんの旦那さんが偶然子どものお迎えに来ていて……。
兄嫁:「私ね、ぜーんぶ知ってるの」
アヤ:「え……」
兄嫁:「相手の女のことも。お兄さんのカバンの底板の下にGPS隠してるから、彼の行動はだいたい把握してるわ」
アヤ:「…………」
兄嫁:「ゴメンね。アヤちゃんにこんな話。でもここだけの話にしておいてね。お義母さんにバラすとか、ことを大きくしないでくれて大丈夫だから」
アヤ:「このままでいいの……?」
兄嫁:「いいはずないじゃない(笑)。私がいま、なんのために必死で働いてると思ってるの? 全部、自立するためよ。今はまだひとりで子どもたちを育てていけるチカラはないから、浮気の証拠を集めつつ、弱くて優しい妻を演じてるだけ(笑)。下の子が小学校にあがったら正社員にしてもらえるように、頑張ってるの。そうしたら……罰を受けてもらおうかなって思ってるのよ」
アヤ:「……罰?」
兄嫁:「だって、一家の恥になるような行動はしちゃいけないって、お兄さん言ってたじゃない?」
終始、サッパリした話し方をする義姉に驚きの連続でした。義姉はもともとこういう性格だったのか、それとも高圧的な態度を取り続けた兄との生活から、強さを身に付けていったのかは分かりません。
その後、姪っ子が小学校に入るタイミングで兄は離婚。水面下でコツコツ不倫の証拠を集めていた兄嫁に証拠を見せられて何も言い返せなかった兄は、すべて兄嫁の言いなりの条件の元、離婚をしました。 その間に私は妊娠をし出産。兄嫁は子どもを引き取ったので兄の子どもに実母は会うことができなくなりましたが、今度は私の子どもをとても可愛がってくれています。
人は見かけでは分からないな……そう思いながら、兄嫁や子どもたちの幸せを心から祈っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・ちょもす
【つぎ】の記事:【前編】バツイチ子持ちと不倫した夫。でも、嘘ばかりの夫と別れられない……