ママ友のSNSに自分の悪口が書かれているかも。今後の付き合いをどうしたらいい?
インターネットやスマートフォンの普及に伴い、実際に対面して行われるコミュニケーションだけではなく、SNSなどインターネットを通じてのコミュニケーションも当たり前のように行われるようになりました。
そのような時代の変化のなか、浮き彫りになるのはネットトラブルではないでしょうか。ネットトラブルはさまざまな形で行われ、当事者の意図と関係なく誰かを傷つけてしまうこともあるようで……。
『近所のママ友に、明らかに私だとわかるような悪口をSNSに投稿されてから、そのママ友と顔を合わせづらいです。今後どうしたらいいでしょうか。ツライです。子どもの年齢が一緒だから今後も付き合いはあります』
今回ママスタコミュニティに投稿されたのは、ママ友がSNSに投稿した内容に対するお悩みでした。ママたちだけではなく、子どもたちの間にも闇を落としかねないSNSでの問題。どのように対応していけばいいのでしょう。
悪口を言われ傷ついた気持ちもわかって!
『わが家の悩みを”ずっと”ママ友にLINEしていました。しばらくすると急にLINEが止まりました。その後何気なくママ友のSNSを見ていたら、「あ~イライラする。自分のことばっかり。まだそこらの幼稚園児の方がマシだわ~」と書かれた投稿がアップされていました。いまだにその投稿が脳内に蘇ってきてツライです。ママ友はストレス発散のつもりで書いたのかもしれませんが、書かれた人はこんなにツライ思いをしているんだと知って欲しい』
ことのはじまりとして投稿者さんが話してくれた内容は、自分の悩みをあるママ友さんに話したことがきっかけではないかというものでした。
少し気になるのは、投稿者さんが表現している「ずっと」の部分です。どのような内容をどの程度の時間、ママ友さんに聞いてもらっていたのでしょう。また相手のママ友さんとは仲が良く深い関係だったのでしょうか。
お互いの関係性に対する認識にズレが生じることは起こり得ることです。投稿者さんは信頼できる相手と思い、ママ友さんに悩みを聞いてもらっていたけれど、相手は聞かされることにしんどさを感じたのかもしれません。
『実際本人にLINEで「あの投稿って私のこと?」と聞いてみました。そうしたら、「違うよ~」とだけ返信がきて、その後、悪口が書かれた投稿は削除されていました。もしかしたら私だけ見れなくなったのかもしれませんが……』
具体的に名指しで悪口と取れる投稿をされたわけではないようですが、絶妙なタイミングで起こってしまった今回の一件。ママ友さんは、投稿者さんが見られるとわかっていてアップしたのであれば、あまり気持ちのいいものではありませんよね。しかもその直後に投稿を消してしまったというのですから、投稿者さんが自分のことを言われたと感じるのも無理はありませんね。
SNSにアップすることに違和感を覚えるママたち
『いちいちSNSにあげる人ってイヤだね』
『大人になってもモラルが中学生レベルで止まっている人っているよね。SNSに悪口とか中高生みたい』
『この手のトラブルってよく見かけるけど、SNSに悪口を書く人っておかしいと思う。直接言えないくせに本人に気づかせるためSNSへ書くなんてずるいよね』
直接言えないことを本人や周りにわかるよう、遠回しにSNSで発信する行為は、あまり珍しくないことなのかもしれません。筆者もSNSをやっているなかで、似たような光景を目撃したことは1度や2度ではないからです。
だからといって、遠回しでも相手を傷つけていいことにはなりません。またネットで公開するとなると、誰でも目につく場所に公開されてしまうわけです。そうなると当事者だけでは終わらない話になる可能性も出てきます。SNSに悪口を投稿することは気持ちのいいことではありませんね。
最低限のマナーだけ守って、適度な距離で付き合いを
『私なら一応挨拶だけはして、それだけの付き合いにする。話したり関わったりはしない』
『親しく付き合うのはやめるかな。挨拶とか同じ保護者としての付き合いは普通にやるけど』
『付き合いは必要最低限にして、素知らぬ顔をしていればいいよ。匂わせる人って本当に面倒くさいよね』
ママ友さんとの今後の付き合い方に、投稿者さんが悩み苦しんでいることを知ったコミュニティのママたちは、「相手にしなくていい」という結論でほぼ一致していました。子ども同士の仲がよかったり今後もしばらく関係性が続いたりするのであれば、一定以上の距離から近づかないことが一番です。
とくにネットやSNSが絡むトラブルは、相手のペースに巻き込まれないことが重要です。相手のママ友さんが、投稿者さんが見ることをわかっていて書いていたのであれば、なおのこと相手の書き込むことに一喜一憂する必要はないのではないでしょうか。
しばらくはツライだろうけど、前を向いて!
『もうSNSなんか見るのはやめなよ。子どもに新しい習い事をさせるとかして、そのママ友との付き合いとは別のコミュニティを開発しなよ』
『気にしない、気にしない! 今後はSNSなんか見ないほうがいいよ。いちいち気にしていたらこの世の中生きていけないよ! 投稿者さん、どうか子どものためにも強くなろう』
もしママ友にSNSで自分の悪口を言われたとしても、あまり気にする必要はないかもしれません。それにあまりそのママ友さんにこだわらないほうが、精神衛生上もいいのではないでしょうか。気になるからついついSNSを見てしまうかもしれませんし、どうして私だけとくよくよしてしまうこともあるでしょう。またそのようなしんどい気持ちが長く続く可能性もあります。
悩んでも苦しんでも、結局のところはその程度の関係性だったのです。そう思って諦める勇気をもつことも必要です。悩んだり悔やんだりして、戻ることのない人間関係にとらわれていると、新たな出会いを見逃してしまうかもしれません。
少しの間はツライかもしれませんが、相手がもし無視してきたり、聞こえるように悪口をいってきたりしても、毅然とした態度で受け流していきましょう。そしてSNSを開かない少しの勇気をママたちからわけてもらってください。頑張って乗り越えたその先に、新しい素敵な出会いがありますように。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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