<シングルマザーの嫉妬>「パパのこと好き?」旦那のことを深く聞いてくるママ友【後編まんが】
これは去年の出来事。私は3歳の娘がいるシングルマザー。旦那と離婚をしたのは娘が生後半年のとき。
子どもよりも自分優先。娘の泣き声を「うるさい!」と怒鳴る旦那に嫌気がさし、関係が悪化して離婚しました。
別れたタイミングで実家に戻ってきたのですが、少し困っていることがあります……。隣の家の夫婦です。
隣の家の夫婦を見ていると、とても幸せそうです。もしかして私が上手にやれていたらこんな家族になれていたのかな? と思ってしまうことが……。
でもきっと隣の旦那さんも、外面はいいけれど家の中ではグータラしているんじゃない? 子どもと外で遊ぶ姿もあまり見ないし……。私は確かめたくなって本人に旦那さんのことを聞いてしまいました。
最近よく話すようになった娘は「パパ」という言葉をしきりに口にします。
幸せそうに見えるひろみだって、きっと旦那への不満を抱えているはず。
別の日、私は今度はひろみ本人に旦那さんのことを聞きました。
「うちはシングルなんだからさ、気を遣って普通は『そんなことない』とか言うもんじゃない? 父親の話を楽しそうにされると娘も寂しがるんだよね!」ひろみに向かって投げかけてしまった強い言葉。ひろみは、すごく驚いていました。私はその場を去りたくて足早に家へと急ぎ、慌てて扉を閉めました。
その後はなるべく家の前でも鉢合わせしないよう避け続けました。
しかし……小学校の入学式で久しぶりにひろみ親子と再会。旦那さんも一緒です。とても優しそうで子どもへの接し方から子煩悩さが伝わってきます。
ひろみの顔を見た途端、いてもたってもいられなくなりました。
私はこの数年ずっと後悔していたのです。一時の感情で一方的に理不尽な言動をしてしまったことを。
結果的に友達を失っただけで何も満たされなかった。娘も大好きな友達と遊べなくなり、余計寂しい思いをさせてしまった……。
その後、反省をして、「よそはよそ」と気持ちを切り替えることができました。実家での今の暮らしに感謝しなきゃ。そう思ったのです。
ひろみは快く私の過ちを許してくれました。娘たちもうれしそうに「やったー! また遊べる」と喜んでいました。
隣に住んでいるひろみ親子とまた縁を結ぶことができました。またチャンスをくれたことに感謝し、これからも仲良くしていきたいと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・善哉あん
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