料理に欠かせない「だし」。昆布、かつお節など素材もタイプもさまざまだけど、自分でとっているの?
和食の基本ともいえる「だし」。味噌汁や煮物など、日々の料理に欠かせないものですよね。だしがきいていると、料理の味が決まる気がしませんか? ある投稿者さんがママスタコミュニティに
『みなさん、だしは何から取っていますか?』
と使っている素材やだしの取り方について質問を寄せています。投稿者さんは「ほんだし®+だし粉、ときどきだしパック」でだしを取っていて、いまの方法に不満はなさそうです。しかし「家族においしい味噌汁を作ってあげたい」との思いから、ママたちのダシの取り方を参考にしたいといいます。
手軽でおいしい顆粒だしとだしパック
いつでも便利な顆粒だし
『ほんだし®』
『顆粒だしだよ』
顆粒だしはお湯に入れるだけで、だし汁が作れるすぐれもの。煮出す必要がなく、忙しいときには手軽に使えて重宝しますよね。だしがきいていない場合はだしを加えて濃さを調整したり、調味料として使ったりすることもできます。値段が手頃な顆粒だしもあり、家計の味方にもなってくれますね。
本格的な味わいのものも!バラエティ豊かなだしパック
『「茅乃舎」「久世福商店」「兵四郎」のだしパックを使っている』
『だしパックだけど、なるべく無添加を選ぶようにしています』
『だしパック。椎茸や魚系が粉末で入っているもの。塩分控えめで無添加のもの。5分で美味しいだしがとれます』
だしパックは一定時間、煮出すだけでだしが取れる手軽さも魅力です。少々値段がはるものの天然素材や無添加にこだわり、自宅で高級料亭さながらの味わいを楽しめるだしパックもあるようです。筆者は使い終わっただしパックの袋から中身を取り出して、チャーハンや炒めものなどに使うことがあります。簡単に料理の味が決まるので、重宝しています。
ただ市販のだし商品は、塩分がきいていると感じるものもあるかもしれません。塩分が気になる方は減塩タイプを選んだり、あとから加える調味料で塩分を調整したりできるといいですね。
だしの手作りはハードルが高い?手軽に試せる水出しや作りおき
昆布やかつお節などの素材からだしを取ることを「だしを引く」ということもあります。素材の旨みを引き出す意味合いで使われるそうです。顆粒だしやだしパックでだしを取るのと違い手間ひまがかかるため、ハードルが高いと感じるかもしれませんね。
味わいは格別!昆布やかつお節などの天然素材
『昆布とかつお節』
『煮干しや干し椎茸』
『生しいたけ、わかめ』
天然素材で取るだしは計量や下準備など、顆粒だしを使うよりも少し手間がかかります。しかし風味や香りは格別ですよね。昆布やかつお節などの素材には、産地ごとに異なる味わいがあって組み合わせも無限大。天然素材には干し海老や干し貝柱、あご(トビウオを焼いて干したもの)などがあって、地域による特色や好みもあるようです。
水出しなら簡単にだしが取れる
『水に昆布と煮干しを入れて、ひと晩冷蔵庫において水出し』
『煮干しの水出しはラクでいいよ。水に頭を取った煮干しを入れて、冷蔵庫でひと晩おくだけ』
水出しでだしを取るなら、試しやすい気もします。寝る前や出かける前に準備して時間をおくだけで、本格的なだしがとれるのは簡単でいいですね。
まとめて作っておきます
『かつお節でだしをとって、冷凍しています。3~4回分のだしをまとめて作っちゃう』
時間をかけられる場合は、作りたいだしの素材と水を火にかけて1からだしを取ってみるのもいいかもしれません。多めにだしを取って冷蔵もしくは冷凍で保存すれば、使いたいときにすぐに使えて便利です。
「だし」の取り方はムリなく自分にあった方法を選んで
料理によってだしを使い分け
『味噌汁はだしパック。煮物はだしパックとキッチンペーパーで包んだかつお節で取る』
『だしの味を味わいたいときは、かつお節と昆布。面倒なときはだしパック』
育児や生活環境によって変化
『離乳食のときはだしを取っていたけど、仕事しはじめてからはほんだし®』
『専業主婦だったときは、顆粒タイプやだしパックを使わない主義でした。仕事に行くようになってからは、だしパックに転向。便利!』
料理によってだしを使い分けるこだわり派のママ、時短や効率を優先したいママもいました。料理は毎日のこと。自分にとって負担にならない方法を選ぶことも大切ですよね。
「だしがら」を無駄にしないでリメイク!
『かつお節からだしを取って、残ったかつお節はふりかけにする』
だしを取ったかつお節で「ふりかけ」を作るママもいました。農林水産省のホームページには、3種類のだしがらをリメイクする方法が掲載されています。削り節のふりかけレシピも紹介されていましたよ。
『残った削り節を熱したフライパンの上に広げてからいりするだけ。同時にちりめんじゃこやゴマを加え、砂糖・しょう油・みりんなどをお好みで加えて味を調えます。カツオだしの風味がきいた極上のふりかけに』
自家製のふりかけ、ご飯が進みそうです! だしを取ったあとの食材が再利用できるのは、無駄がなくいいですよね。
ひと口に「だしをとる」といっても、さまざまな方法がありますね。いろいろな商品や素材を試して「わが家の味」を探すのも楽しそうです。すでに定番のだしがある方も新しいだしを試してみたら、料理の幅が広がることがあるかもしれません。家族で「おいしいだし」のある生活をぜひ楽しんでみてくださいね。
文・rollingdell 編集・藤まゆ花 イラスト・きたがわなつみ
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