毎日同じ注意の繰り返し!ママの言うことを聞いてくれない子どもにできることとは
「何回同じことを言っても子どもが言うことを聞いてくれない……」と悩むママは少なくないでしょう。ママスタコミュニティにも、途方に暮れるママからの投稿がありました。
『毎日同じことで怒られる小学3年生。トイレ後の手洗い、ドアを閉める、使ったものを元の位置に戻す。幼児期から毎日言っていますができません』
ママたちからは、どんなアドバイスが寄せられたのでしょうか。
子どもは素直に言うことを聞いてはくれない!?ママたちの嘆きがこだまする……
『うちの小学3年生の娘にも今日同じことを言ったよ。「毎日毎日同じことを怒らせるな」って』
『うちも同じことばっかりだから、いい加減怒られる前に動いてほしい。毎日言い過ぎて、子どもにはBGMくらいにしか思われてなさそう』
『5年生男子の息子も何回言っても聞かない』
『6年生男子も同じだよ』
『中1男子も似たようなもの。毎日うんざり』
投稿者さんの子どもは小学3年生とのことでした。ママたちからは、小学3年生より年上の子どもたちでもなかなかママの言うことは聞いてくれないよ! とのコメントが寄せられています。子どもの行動を促すのは一筋縄ではいかないようです。
ママの言うことを聞かないのは子どもだけじゃない!
『うちの旦那もです』
『うちの39歳の旦那もそんなもん。もうイヤになる』
『うちの3歳の息子も37歳のおっさんもだよ。うんざり』
少なくないママたちから、「言うことを聞いてくれないのは子どもだけではない」と嘆きのコメントが寄せられました。わが子が将来結婚したとき結婚相手を困らせないためにも、子どものうちに人の話に耳を傾け、行動できるようになってもらいたいですね。
どうしたら改善される?先輩ママたちからのアドバイス
言い方を変えてみる
『子どもへの言い方を変えてみる』
「ドアを閉めて」だけではなく「エアコンを付けていて冷たい(温かい)空気が逃げてしまうからドアを閉めて」、「靴下を脱ぎっぱなしにしておくと洗濯できないから、脱いだ靴下は洗濯機に入れて」など、行動の理由まで伝えるのはいかがでしょうか。してほしい理由を添えることで、子どもなりにママの言葉の意味を理解してくれそうです。
繰り返し言い聞かせ続ける
『うちは6年生男子だけど、だんだん良くなってきているよ。「エアコン付けているからドアを閉めて」「次使うとき探すのが面倒だからちゃんと戻して」「ゴキブリがくるから食べたら捨てて!」ってコンコンと言い聞かせている』
毎日繰り返して言い聞かせ続けると、行動してくれる子どももいるようです。成長するにつれ、ママの言葉の意味が理解できるようになってきたのでしょうか。こちらも「してほしい理由」を同時に伝えていることがポイントかもしれませんね。
大きな声ではなく冷静に言い聞かせる
『毎日淡々と言えばいい。大声は疲れるからやめること。毎日言っていると、ちゃんとやらなきゃいけないこと、やったらダメなことが分かるから』
怒った口調であったり大声で言われたりすると、反発心が生まれて素直に受け入れがたくなってしまう場合もあるでしょう。相手に聞き入れてもらいやすいように冷静に淡々と言い聞かせてみては、とのアドバイスがありました。そのうえで繰り返し伝えることは欠かせないようです。
分かっていても行動できるとは限らない!?「お願い」方式+できたら「ありがとう」も試してみて
『子どもなんてそんなもんよ。でもダメなことは分かっている。例えば下の子がドアを開けっ放しにしておくと上の子が「ドア開けっぱなし」って言っているから、気づいてはいるんじゃないかな』
毎日同じ注意を受けているからといって、ママの言うことを理解していないとは限りません。理解していても実行できるかどうかは別問題なのかも……。「ママが伝えたことは理解しているな。でも行動できていないな」と感じたら、次は子どもに「お願い」する言い方に変えてみてはいかがでしょうか。「ドアを閉めてくれない?」「脱いだ靴下は洗濯機に入れてほしいな」といった感じです。言ったとおりにやってくれたときには「ありがとう」と目を見て伝えれば、子どもは「褒めてもらえた」「ママの役に立てた」と感じてくれるでしょう。
「やってみせ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ」という有名な一節もあります。わが子に限らず人に動いてもらうためには、言い方とともに「褒める」ひと言も重要になるのではないでしょうか。
文・しのむ 編集・千永美
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