「見ず知らずの人を助けた話を聞かせて」というリクエストに集まった、心温まるエピソードの数々
困っている人がいたら、たとえ知り合いでなくとも手を貸してあげたくなることもあるでしょう。あるママからママスタコミュニティに人助けに関する投稿がありました。
『みんなどんな人助けをしたことある? まったくの他人に対して。心温まる話を聞きたい』
この投稿に少なくない数のコメントが寄せられました。ただでさえ子育てで忙しい日々を送っているママたちですが、他人を助ける心は忘れていないようです。
困ったときはお互いさま!他人への思いやりを忘れないママたち
『マスクが品薄のときにスーパーでマスクをせずに腕で口を覆っているおじさんがいたから、「これ使ってください」って予備のマスクを渡した』
新型コロナウイルスの影響により、多くの人々がマスク不足で困っていました。そんななかでも予備のマスクを他人に融通できるママの気持ちの持ち方は尊敬に値しますね。
『目が見えない人が、駅の不親切な点字ブロックのせいで壁にぶつかりそうになっていたから、改札まで連れていった』
点字ブロックの重要性は、目が見えない人にしかわからないものかもしれません。見えないために危険を察知することができない人には、積極的に手を差し伸べたいものです。
『財布をなくしたという人(60代ぐらい)に電車賃を貸した。相手はきちんと自分の住所と電話番号、そして私の住所と連絡先を書き留めてくれた。貸したその日の夕方に電話があり、近くの駅にいるのでお届けしたいとのこと。たった3,000円貸しただけなのに、菓子折りと一緒に返金してくれた。その後も年賀状のやり取りをしている』
「電車賃がない」といってお金を借りる寸借詐欺をする人もいるかもしれません。しかしもし本当に電車賃がなくて困っていたら……手を差し伸べてあげたいですよね。こちらのママは貸したお金が返ってきただけではなく、その後も年賀状のやり取りなどが続いているとのこと。良いご縁となったようです。
子育ての苦労を知っているからこそ!困っているママや子どもを見たら助けずにはいられない
『ベビーカーを担いで駅の階段を上がったことなら何度もある。このぶっとい二の腕を見かけたら気軽に声かけて! 手伝うからさ!』
すべての鉄道の駅にエレベーターが設置されているわけではありません。子育てをしているママなら、ベビーカーでの移動の大変さを身をもって経験しているのではないでしょうか。苦労を知っているからこそ、困っているママに手を差し伸べるのでしょう。
『レジに並んでいたら初めてのおつかいらしき小学生と幼児の兄弟? が前にいた。お金が足りないと困っていたから100円出してあげた。ものすごく感謝された(笑)』
子どもだけでおつかいに行って「お金が足りない!」となったとき……焦る子どもの心中は察して余りありますね。手持ちのお金と買いたい商品を見比べて「どれを買えばいいのか」「なぜお金が足りないのか」「何が間違っているのか」などと考えをめぐらせていることでしょう。自分の損得は考えず、困る子どもに手を差し伸べたママの行動は見習いたいです。
助けるのが遅かったら生命の危険があったかも。ファインプレーのママ&旦那さん
『杖のおじいちゃんが踏切から出られなくなっていたのを助けた』
『冬道でおじいちゃんが転んでいたところを助けた』
『夏祭りで熱中症になったおじさん。冷やして処置して自宅に送り届けたよ』
『大雪が降った次の日、市場へ買い物に行ったときのこと。背中に大きいリュックと片手に大きな荷物を抱えた小柄なおばあちゃんが、道路っぷちで転んで車に轢かれそうになっていたのを助けた』
ママたちの手助けがもう少し遅かったら、生命の危険があったかもしれません。ママたち、ファインプレーです。
『線路内に落ちた人を、とっさに自分も線路に降りて助けた旦那。いやいやいやいやいや、隣にいた私は生後3ヶ月の我が子を抱いたまま目が点。いろんな感情が一気に来たね』
こちらは旦那さんの勇気ある行動についてのコメントです。旦那さんは考えるより先に身体が動いたのでしょうが、生後3ヶ月の赤ちゃんを抱いたママは気が気ではなかったでしょうね。旦那さんがご無事で何よりでした。
小さなきっかけが大きな力を生むこともある。困っている人には手を差し伸べたい
『駅で3段くらいの階段の下で困っている車イスの女性がいたから「手伝いますよ」って声をかけたら、「ありがとう、お願いします」って言われた。けど私1人じゃどうにもできず「どなたか、お手伝いお願いします」って言ったら、学校帰りの男子高校生が「え? 何? 俺らでいいの? どこ持つの?」って、あっと言う間に上げてくれた。その後も「ホームまで送るよ」って頼もしかった。結局私は何もしなかったんだけど、何だか良い1日になったよ』
「手伝ってほしい」との呼びかけに快く応えてくれた人たちがいた、とのコメントが寄せられました。「結局私は何もしなかった」とコメントにありますが、ママの声かけがなければこの車イスの女性は移動できずに困ったままだったかもしれません。ちょっとした声かけで人を助けることもできるのですね。1人では手助けできなくとも、周囲の人たちに協力を求めればより大きな力となることも教えてくれたエピソードでした。
投稿してくれたママたちを見習って、私たちも困っている人にはいつでも手を差し伸べられるよう心の準備をしておきたいですね。
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