出産に立ち会った旦那さんから「俺も疲れたよ」と言われたママ。モヤモヤする気持ちをどう解消すればいい?
出産のときに旦那さんがずっとそばにいてくれれば、一緒に頑張っているような気持ちになって安心できるという面もあるでしょう。でもあるママさんは、出産後に旦那さんからこんなことを言われたそうです。
『立ち会い出産をした旦那から「俺も同じくらい大変だった、疲れた」と言われたらどう思う? 長時間一緒に頑張ってくれて、感謝はしている。でも病院に来たのは21時頃。仕事から帰ってきて休まずに起きていたこととずっと背中をさすったりしていたことが、出産したのと同じくらいと思えるほど辛かったらしい。そんなことを言われたので、私はいまだにすっきりしない気分でいる。気にし過ぎかな』
陣痛の間、寝ずに付き添い背中をさするなどいろいろ気遣いをしてくれたので、旦那さんに感謝をしている投稿者さん。ですが「出産と同じくらい辛かった、疲れた」という言葉にはどうにも納得がいかないようですね。ママたちが悩みを打ち明けたり意見交換をするママスタコミュニティに寄せられた「旦那さんの言葉に対して、自分ならどんな気持ちになるのか?」早速ママたちからの意見を見ていきましょう。
そんなことを言われたら、私もイライラする!
『旦那に同じこと言われた。「同じ」じゃないよね』
『それは腹が立つね』
『間違いなく同じくらいではないから、イラッともするよね』
投稿者さんは激しい痛みに耐え、身体にも大きな負担が伴った「出産」を経験しました。それは旦那さんの思う「辛さ」とは比べ物にならないくらいのものだったと考えています。それなのに「同じくらい辛かった」などと言う旦那さんに対しては、投稿者さんと同じく腹立たしさを感じたと言うママもいます。また、投稿者さんの旦那さんと同じようなことを言われたとコメントしてくれたママも。この言葉にはみな、旦那さんの「気遣いのなさ」を感じてしまうのかもしれませんね。
出産と同じくらい大変だったと感じるほど旦那さんも頑張ったのでは?
『気持ち的にはそれくらいの覚悟で出産に臨んだ。そのアピールなのでは?』
『本当に疲れると思うよ。実際、どんな風にどんなことが起きているかわからないし、耐えがたい場面だって出てきただろうし。客観的に見ている方が、かえって気を遣いそうだけれどね』
旦那さんの言葉に反発をするママたちがいる一方で、旦那さんの気持ちを踏まえた上で、発言の意図を考えてくれたママもいます。実際に旦那さんは出産をするわけではありませんが、投稿者さんと同じくらい辛い思いをする覚悟で出産に立ち会ったのかもしれません。「同じくらい辛かった」という言葉は、陣痛に苦しむ投稿者さんを見て「まるで自分にも陣痛があったような感覚になってしまい辛かった」という意味だったと考えれば旦那さんの「辛かったので疲れた」と言う言葉を少しは理解することもできそうです。
旦那さんの言葉を投稿者さんはどう受け止めたらいい?
深く考えず、気にしないでいる
『それはご苦労さんでしたね! と大声で吹き飛ばしちゃえ』
旦那さんの言葉をずっと気にしているのではなく「それは辛かったね〜。お疲れさま!」と言って聞き流しておくのもいいでしょう。ずっと気にしていいたら、投稿者さんも気持ちが沈んだり、イライラしてしまったりしますよね。それはもしかしたら子育てにも影響してしまうかもしれません。今後はあまり気にせずに育児に専念してみてはどうでしょうか。
考え方を変えてみる
『そんなことを言われたら、スッキリせずモヤモヤとした気持ちになるよ。でもそんな気持ちになるほど頑張ってくれたと思ったら、少しは気持ちがマシにならない? 自分が陣痛で苦しんでいるときに旦那が横でスマホをいじっていたり、寝ていられたりするよりいいと思うよ』
『疲れたのはわかるけれど「同じくらい」はさすがにないわ。どれだけ痛いか! でもそれを旦那に言ったところで一生わからないと思うよ。経験ができないんだから』
投稿者さんの旦那さんは、陣痛中ずっと背中をさすってくれたりと投稿者さんを気遣ってくれていました。旦那さんが病院に駆けつけたとしても、何もしないでスマホをいじっていた、寝ていたというケースもあるようですので、それに比べれば投稿者さんの旦那さんは優しい人だといえるのかもしれません。旦那さんは、投稿者さんが経験したような「陣痛の痛みや苦しみ」を一生味わうことはできません。そのため本当の意味での「出産の辛さ」などわからないだろうと割り切って考えた方が、投稿者さんも気が楽になるかもしれませんね。
「疲れた」という旦那さんの言葉の解釈を変えれば「愛情」と捉えることもできそう
「出産したのと同じくらい辛かった、疲れた」という旦那さんの言葉に納得ができない投稿者さん。出産は旦那さんのいう「辛さ」とは到底比べものにならないほど大変なことですから、この旦那さんの言葉に対して反発をするママたちもいました。ただ陣痛の痛みに耐える投稿者さんを見て、旦那さんも驚いてショックを受けたのかもしれません。それで思わず「辛かった、疲れた」と言ってしまったという可能性もあるでしょう。これからは2人で子育てをしていくわけですから、旦那さんの言葉を引きずることなく「疲れたと感じてしまうくらい心配してくれたんだな。そのくらい愛情があるんだな」と前向きに捉えてみるのもいいのかもしれませんね。