<出産入院から帰ったら>コンロ周りがギトギト、キッチン掃除をしなかった旦那にがっかり。でも……?
第二子以降の出産入院中は、家で待っていてくれる上の子のことも気になりますよね。退院時に元気な様子で迎えに来てくれた子どもの様子から、旦那さんが熱心にお世話をしてくれていたことがわかってひとまず安堵。でも帰宅すると、いつもとは異なる家の様子にイライラしてしまったなんて経験はありませんか?
今回投稿を寄せてくれたママは、旦那さんの家事に対して不満が一点あったそうです。
『2人目を出産し、入院中は旦那が仕事を休み、上の子をずっと見ていてくれました。子どもの世話、洗濯、ゴミ捨てはやっていてくれましたが、キッチンが汚くなっていました。コンロ周りは調味料がこぼれているし、床に野菜の皮が落ち、冷蔵庫に入っていた残り物にはカビが生えているし……。子どもを見てくれていただけまだマシなのかな』
新生児とともにわが家に戻った投稿者さんは汚れたままのキッチンを見て、「私が片付けなくてはならないのか」とか「言わないとやってくれないのか」などと落胆したのかもしれませんね。
みなさんの旦那さんはどうですか?
旦那さんにまずは感謝しよう
投稿者さんはキッチンをいつもキレイに整えているのでしょう。そんなキッチンに調味料がこぼれていたり、ゴミなどが落ちていたりしたらがっかりするかもしれません。しかしママたちの声からは、まずは家事に加えて育児もこなした旦那さんを労う声がたくさん寄せられました。
『うちも入院中に仕事を休んで上の子の面倒を見てもらった。冷蔵庫の中も絶対に有効活用してくれないと思って、最初からできるだけ空にしてきた。食事はコンビニや出前で何とかしたらしい。慣れない子どもの世話を朝から晩まで毎日やってくれたんだもん、感謝だよ』
『出産入院中にお休みを取って、上の子が寂しがらずに楽しく過ごせたら父親としても旦那としても「よし」だよ。まずはしてくれたことに感謝しよう』
『まずは「ありがとう」じゃないかな? 出産までその辺のことはご主人にやらせていなかったんでしょ? ダメなところばかりに目を向けて、褒めなきゃいけないところを見過ごしている気がするよ』
思いどおりにことが進まないと、つい相手のいたらない部分に目を向けてしまいますよね。仕事を休んで家事や育児を行ってくれた旦那さんの努力を認めずにダメ出しをしてしまったら、出産入院に限らず「次回」はないかもしれません。「まずは感謝の言葉を伝えよう」との声は当を得ていると言えるのではないでしょうか。
期待しなければガッカリもしない
最初から旦那さんに期待をかけなければ、負の感情を抱かずにすむとのコメントも複数寄せられました。
『うちのは何もしないから、投稿者さんの旦那がうらやましいよ』
『期待するからガッカリイライラするんだって気づいて、期待しなくなったよ』
『うちの旦那はなーーんもしないので、コンロが汚れていたり野菜の皮が落ちていたりする光景を見たら、「まぁ、ご飯をつくったのね! すごい、偉い!」ってなっちゃいそう……』
結果的に自分が掃除をするはめになったとしても、ふだんは何もしないはずの旦那さんが料理をした痕跡を見つけたらむしろ「感動」するかもと思うママもいるようです。
『無理無理、やらない。1週間の予定入院だったから事前にいろいろ書いておいたり伝えておいたりしたけど、「あーあ」って感じ。「カップ麺の汁は全部トイレに捨てたから排水溝は汚れていないよ!」とドヤ顔されたときには目眩がした』
排水溝を汚さなかったからキレイにする必要がなかったと自信満々な旦那さんには先が思いやられるかもしれませんが、機知に富んだ前向きな発想にいつか助けられるかもしれませんよ。
具体的な指示をする
そんな旦那さんには、具体的に伝えるとよいとのアドバイスも多数届いています。
『うちの場合、自発的にしてくれるのは子どもの口に入る食べものの消費期限とか気にしてくれるのと、料理と洗い物かな。キッチン周りの掃除は言われないとしない、というかよほどでないと汚れが目に付かないらしい。「察して」は通じにくいから、やってほしいことは具体的に言った方がいいんだろうね』
『うちは普段からやっているからできるけど、普段やり慣れていないならできなくても仕方ないと思うよ。自分の当たり前が当たり前ではないってことだね。わからない人だと何をやるか紙に書き出してあげておくといいかも』
とくに汚れ度合の許容範囲には個人差がありますよね。少しの汚れでも気になる人もいれば、よほどでないと視界にすら入ってこない人も。自分にとっての当たり前が他人にとってはそうではないと認識し、お願い事は具体的に伝えると双方にとって物事を円滑に進めることができそうです。
『一朝一夕に投稿者さんと同レベルのことはできないから、育てる気持ちで一つずつ根気強く伝えていくのが、時間はかかるけど効果があると思う。うちも18年かけてだいぶできるようになりました』
長い年月をかけて旦那さんに根気強く伝えていくことは骨が折れそうですが、将来「家事ができるようになる」といった大きな見返りが得られるかもしれません。ただ相手は子どもではなく意思もプライドもある立派な社会人ですので、言い方には慎重を期する必要がありますよね。
ママの希望どおりに家事をする旦那さんは少数派で、なかには一切関与しない人も少なくないようです。期待しないことは一つの手ですが、やってほしい場合は要望を具体的に示すとよいでしょう。また旦那さんの労力に対してそのつど褒めたり感謝を表したりすると、旦那さんのやる気に繋がり、家事が上達していくかもしれません。ワザの伝授は急がず焦らず。旦那さんの自信が少しずつでも増えていくといいですね!
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