2020/07/15

【前編】大人しすぎてママ友もいない義姉の性格を変えてあげたいママと実母。でも本音は……？

無題2391
ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。主役は義姉の性格にちょっと不安を感じているあるママさんとママさんの実母(義姉の義母）。決して仲が悪いわけではないようですが、義姉に言いたいこともあるようですね。

『実家は二世帯住宅にリフォームして、1階に母が住んでいます。2階に兄夫婦と子供(幼稚園児1人)がいます。私は実家から30分のところに住んでいて、ときどき子どもを連れて遊びに行きます。母はハキハキタイプ、義姉はおとなしいタイプです』

義姉が大人しい感じの人とのことですが、いったいどんな不満があるのでしょう。

人の顔色ばかりうかがう義姉はそろそろ変わりどき……？

『母は義姉は大人しすぎて孫にもいい影響がないのでは……とこぼしています。「幼稚園の役員をやってごらん、ママ友サークルにどんどん入ってごらん、幼稚園でママ友を作らなきゃ！　町内会に若い人がいないから入ってごらん」と勧めているみたいですが、苦笑いされてしまうみたいで』

もともとはママさんの実母が義姉の性格を心配して、いろいろとアドバイスをしていたようですね。そんな実母に対して義姉はというと。

『義姉は複雑な家庭で育ったので、人の顔色を伺うことがよくあります。気の毒と思いますが、そろそろ義姉自身が変わらなくてはいけないと思うんです。みなさんだったら、義姉に何と言いますか？』

コメントを見る限り、義姉は少し複雑な家庭環境で育ったことが原因で、大人しく自分の意見を言わないような人になったようです。ママさんもそんな義姉に少しでも変わって欲しいと思っていて、何か言葉をかけたいそうです。

いきなりママさんに非難の嵐が！

『義姉には何も言わないわ。嫌な小姑と義母だね。面倒くさい』

『大人しいのではなく、あなたたちの前では面倒くさくてしゃべらないだけじゃないかな？』

『口うるさい姑に頻繁に遊びに来る小姑は、義姉にとって二重苦じゃない。人の子育てに干渉し過ぎるのはどうかと思うよ。あなたたちこそ、そろそろ変わりなよ（笑）』

大人しい性格の義姉に変わって欲しくて、ママさん親子は義姉にアドバイスをしたいのですが、ママたちからすると「面倒くさい」と感じてしまうことのようです。でもそもそもなぜ、ママさんや実母は義姉の性格を見過ごせず、変わってほしいと思うのようになったのでしょう？

男の子育ては大丈夫？　園でもポツン……

『これから子どもが大きくなってもずっとこのままでいるの？　男の子を育てていけるの？　と思うんです。お節介かもしれませんが、幼稚園でもママ友がいないみたいだし。実は私の友人が、義姉の子の通う園で働いています。送迎のとき、大抵のママは立ち話したりしますが、義姉はいつもポツンみたいです。これは母も心配しています』

ママさんの実母もそのようですが、ママさんは特に義姉にママ友がいないことを心配しているようですね。ママ友がいればいろいろな情報交換ができて頼りになることもあるでしょう。一方でこんな考えもあります。

『ポツンと1人の方がいいと思ってる人だっているよ。子どもがいたら、皆ママ友を作らないといけないの？』

幼稚園のママの中には、特にママ友を作らずに1人でいるのを好む人もいるでしょう。そう考えると、ママさんの意見には納得できないと感じてしまうママもいるようですね。
さらに実母も義姉の姿を見てショックを受けてしまったそうです。

『義姉の子どもが通うのは小規模園なので皆仲良し、1人ぼっちのママはすごく目立つみたいです。母も1度、幼稚園の送迎について行ったのですが、義姉のポツンぶりにショックを受けていました』

実母も義姉が1人でポツンといる姿を見て、心を痛めたとのこと。実男自身は積極的な性格なので友達も多く、1人でいることがなかったのかもしれません。自分との違いに驚いてしまったのではないでしょうか。でもママさんがしようとしていることは、ママスタコミュニティのママたちからは歓迎されないようです。

ママさん、それは余計なお世話だよ

『何も言わない。余計なお世話だと思うし。本人から相談されれば話は聞くし、必要なら「こうしてみたらいいんじゃないかな」と提案はするかもしれないけど……。義姉は子どもじゃないんだし、先回りして心配して口出しはしない』

『姑と小姑の理想通りの母親像を押し付けない方がいいよ。余計なお世話』

もし義姉自身が自分の大人しい性格を気にしていて、ママさんに相談をしたのであれば、そのときには相談に乗ってアドバイスをするのもいいでしょう。でも今の時点では義姉は何も言っていないので、特に困ったことは起きていないのではないでしょうか。義姉には義姉なりの母親像があって、それに従って子育てをしているのかもしれませんね。
ママさんは義姉のために何かをしてあげたいと考えていますが、それこそ余計なお世話ということなのでしょう。