市販のベビーフードばかりで罪悪感。離乳食に悩んだことがあるママから届いたアドバイスとは?
離乳食の進め方について悩んだことのあるママは少なくないでしょう。特に初めてのお子さんだと戸惑うことも多く、子どもが食べてくれないことにイライラしてしまったり、上手く進められないことをストレスに感じ落ち込んでしまったりすることもあるかもしれませんね。ママスタコミュニティにも、7カ月半のお子さんのママから離乳食についてのお悩みが届きました。
『1週間ほど前から、突然離乳食を拒否するようになりました。1~3口くらい食べると、口を開けずミルクを催促。
市販のベビーフードは完食しますが、手作りの離乳食は拒否。あまりにも食べないので作る気が失せてしまい、1週間ほどずっとベビーフードばかりです。私は楽ですが、なんだか罪悪感が……。どうしたら手作りの離乳食を食べてくれるのだろう。結構頑張っていろいろな食材を使ったり、味付けもトマト味や和風など工夫してみたりしましたが、ダメでした』
離乳食を開始してからずっと手作りの離乳食を用意していた投稿者さん。1週間ほど前からお子さんがその離乳食を食べなくなってしまったようです。市販のベビーフードは完食してくれるそうですが、今まで手作りをあげていたこともあり罪悪感があるようですね。手作りの離乳食も食べて欲しいと思っている投稿者さんに、先輩ママから温かいメッセージが届きました。
離乳食で悩んだ経験があるママたちからエール
「私も離乳食で悩んだことがあります」と話すママたちが、投稿者さんの悩みに寄り添ってくれました。
『1人目は完全手作りで2人目は市販のベビーフードを使いながら離乳食を進めたよ。上の子は濃い味が苦手で、良くも悪くも味に敏感。下の子は濃い味も薄味もなんでも食べる。1人目は育児ノイローゼ気味だったから、市販のベビーフードを使っていればよかったとも思うけど、どっちでも大丈夫だよ!!』
『そんなに気負いしないで、朝ごはんだけ手作りで頑張るとか少しずつ好みを見つけていったらいいよ』
『離乳食の表通りにはいかないから意固地になったり、自分を責めたり、いろいろ葛藤はあるけれど、市販のベビーフードを食べてくれるならそれでいいんだよ』
『私1人目のときは自分で作っていたけれど、食べてくれなくてキーッってなって「市販のベビーフードをあげて情けない……」って泣いたことがある。でも2人目は普通に市販のベビーをあげていた。大丈夫! 大丈夫!!』
市販のベビーフードをあげていたけれど、「子どもは元気に成長した」「自分も気持ちがラクになった」と聞くと、少しだけ罪悪感が薄れそうですね。ママたちは一様に「手作りでも市販のベビーフードでも、子どもが食べてくれればいい」と口を揃えました。
ラクしたっていいから、がんばりすぎないで!
『頑張りすぎないで、市販のベビーフードでいいじゃない。ラクしたらいい』
『イライラしながら必死に手作り食べさせるんじゃなくて、楽しく食べるのが1番!』
『「子育てはこうしなきゃ! ママはもっとちゃんとしなきゃ!」というのは、自分の首をしめるだけだから、離乳食も適当に手を抜いた方がいい』
先輩ママたちからは、「がんばりすぎないで」という大らかなメッセージが届きました。離乳食に限らず、適度に手を抜くことも大事なのかもしれませんね。
罪悪感があるなら、こんな工夫はどう?
市販のベビーフードをあげることに対し「罪悪感がある」と話す投稿者さん。ママスタコミュニティのママたちからが、経験談に基づいた工夫を紹介してくれました。まずは市販のベビーフードを参考にちょっと手を加える方法から。
『どうしても手作りを食べさせたいなら、ベビーフードに寄せた調理と味付けにしてみたら?』
『市販のベビーフードに、柔らかく茹でた野菜とかシラスとかササミをトッピングするだけでもいいんじゃない? 私はそんな感じでラクしていたよ』
お子さんが食べてくれる市販のベビーフードには、なにか“ヒント”があるのかもしれませんね。食材の大きさや堅さ、味付けなどを参考にしてみるのはいかがでしょうか。シンプルなベビーフードに、野菜やタンパク質類をプラスする方法も気軽に試せそうです。
また完成品ではなく、味付けや素材を市販のもので組み合わせてみるのはどうだろうという意見もありました。
『野菜のうらごしとかフリーズドライの市販品に、和風だしやコンソメを使って組み合わせや味を変えるのはどう?』
いろいろなものを組み合わせることで、お子さんの好みがみつかるかもしれませんね。
『私はいつもおかずタイプのベビーフードを買って、せめて白米だけは自分で用意して罪滅ぼしをしていたよ(笑)』
「美味しいお米を用意する!」それだけでも、立派なことだと思います。市販のものに頼ることと、こだわりをもつことのバランスを考え直してみるのもいいかもしれませんね。
離乳食を食べる時期はごくわずか?
母乳やミルクしか飲めなかった子どもたちが、生後半年ころから離乳食になり、幼児食に切り替わり、少しずつ大人と同じようなものを食べるように……。「離乳食を食べない」ことに悩むのは、限られた期間のことなのかもしれません。
『食べないからってイライラしながらたべさせるより、愛情たっぷりニコニコたべさせてあげればいいの。食べてくれるもの食べて、大きくなってくれたらじゅうぶんよ』
『きっとあと少し、そんな遠くない未来に投稿者さんのご飯を食べて「ママおいしいねー」って言ってくれる我が子に出会えるよ』
『「離乳食は手作り!」と頑張らなくても、そのうち食事の回数が増えて自然と大人に近いものを食べるようになってくるから、大丈夫。今はとにかく「食べることは楽しい。お腹いっぱいになると、幸せ」ってことを教えてあげればいいよ。罪悪感なんて必要ないない』
離乳食に悩めるのは限られた期間だけとはいえ、「市販のベビーフードでもいい」「食べなくてもいい」と開き直るには、時間と経験が必要な場合もあります。ラクをしたり、頑張りすぎないことも大事ですが、どうしても罪悪感が拭えないという場合もあるかもしれませんね。そんなときはママたちの意見をもとに、市販のベビーフードを参考にした上で手作りをしたり、こだわる部分と手を抜く部分を見つめ直したりすることで解決への道を探ってみてはいかがでしょうか。
離乳食が美味しいと笑うお子さんの目の前には、どうか笑顔のママがいますように……。
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