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幼児の子どもにお手伝いをさせたい!幼児でもできるお手伝いってどんなこと?

幼児のお子さんのいるご家庭ではどのくらいお手伝いをさせていますか? 先日、5歳の男の子をもつママから「幼稚園で配布されたお便りに『ぜひお子さんにお手伝いをさせてください』と書かれていて困っているの」という悩みを聞きました。

よく話を聞いてみると、これまで家でのお手伝いは全くさせてこなかったとのこと。同じように我が家の5歳の子どもにも決まったお手伝いはさせていません。そこで周りのママにお家での様子を聞いてみると「自分でやった方が早いからやらせていない」というママや「本人の気が向いたときだけ手伝ってもらう」という声が多く聞かれました。その一方で「2歳の弟の面倒を見てくれておむつ替えもしてくれる。お手伝いの域を超えて戦力になっている」という頼もしいお子さんもいました。今回は幼児をもつ知り合いのママたちに、幼児でもできるお手伝いについて教えてもらいました。

食卓の準備はマナーも教えられるチャンス

幼児でもできるお手伝いには何があるのでしょうか? 5歳の女の子をもつママは「食事が出来上がるタイミングで声をかけて、食卓にお皿やお箸を並べてもらっている」と教えてくれました。遊んでいる最中の子どもでも、食卓の準備を手伝うことで遊びを終わらせることができるとのことです。お手伝いは遊び終了や食事に気を向けさせる良いきっかけにもなるのですね。またお箸をそろえて置くことや、お茶碗は左手側に、お椀は右手側に置くといった食卓の基本的な作法を教えるチャンスにもなります。盛りつけた食事を台所から食卓まで運ぶ、というのはしっかり教えれば早いうちからできるお手伝いでしょう。ただ熱くてこぼすと火傷しそうな汁物などは子どもに任せず大人が運ぶようにしましょう。おかずをこぼさないように注意して運ぶことや食器は落とすと割れてしまうことなどを学べる機会にもなりそうです。

洗濯物をたたむ時間は親子の会話を楽しむ時間に

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「時間に余裕のあるときには、洗濯物を一緒に取り込んでたたんでいる」というママもいました。指先の力の弱い幼児にとって洗濯ばさみを扱うのは難しいもの。しかしハンガーから洗濯物を外すことを繰り返すうちに、だんだんと器用に外せるようになることもあるようです。また幼児のうちに洗濯物のたたみ方を教えておくことで、いずれは自分の物は自分でたたんで片づける、ということにもつながるでしょう。
夕方から夜にかけてはママにとって忙しい時間帯なので、毎日一緒にするというわけにはいかないでしょう。しかし洗濯物をたたみながらその日にあったことを話す時間をもつのも、親子の会話が楽しめる良い時間となりそうです。

カーテンの開け閉めはすぐにでも始められるお手伝い

低年齢の幼児でも始められるのが、カーテンの開け閉めです。起きたらカーテンを開け、暗くなったらカーテンを閉めるという簡単なことですが、やったかどうかが一目瞭然のお手伝い。ママも気がつくので声もかけやすく、やった本人も達成感が得られるので、お手伝いを始めたばかりのお子さんにはおすすめです。

料理に興味をもったら一緒に台所に立つチャンス!

4、5歳になると料理に興味を持ち始めるお子さんも多いのではないでしょうか。その機会に一緒に台所に立ってもらうのも立派なお手伝いになるでしょう。野菜の皮むきや卵を割りほぐすことなどは、手の小さな幼児でも十分にできそうです。
「料理好きのパパがお休みの日には娘と一緒に料理をしてくれます」と教えてくれたのは、4歳の女の子をもつママです。家族で茹でたジャガイモを潰してコロッケを作ったり、お肉をこねてハンバーグを作ったりするそう。少々手間がかかることでも、時間のある休日には積極的に手伝ってもらうそうです。少し年齢が上がって大人が見守ることができる環境にあれば、子ども用の包丁などを使ってみるのも良い経験になるでしょう。ハムやチーズなどの食材は子どもでも切りやすいのではないでしょうか。お手伝いをした料理はいつも以上に美味しく感じて、きっと家族みんな笑顔の多い食卓になるのでしょうね。

「ありがとう」は子どもが自信をつける魔法のことば

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お手伝いをしてくれたときには「ありがとう」「助かったよ」という声がけをすることを忘れないようにしたいものです。子どもが手伝うといつも以上に時間がかかることや、親がやり直すようなことがあるかもしれません。けれどそこは目をつぶって大げさなくらいに褒めてみましょう。ママからの「ありがとう」の一言でぐっと自信をつけ、その自信が次へのやる気につながるのでしょう。子どもたちはそれまでの「やってもらう側」から「やってあげる側」に立場が変わるだけで、家族の一員としての自覚や責任感が生まれてくるかもしれませんよ。

お手伝いは自立への第一歩

ここまでに紹介した食卓の準備や配膳、洗濯物たたみ、簡単な料理などは、いずれも生活スキルを身に着けることのできるお手伝いといえます。
文部科学省によると「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」として、

『自立心 自分の力でやり遂げる体験などを通じて自信をもって行動するようになる』

を目標に掲げています。いずれは独り立ちする子どもたち。幼児期のお手伝いは生活スキルを身に着け、自立するための第一歩になるのではないでしょうか。

忙しいママにとっては、お子さんのお手伝いがかえって足手まといになって面倒に感じることもありますよね。自分でやった方が何倍も早いしラク! と思う気持ちもよく分かります。けれどここはお子さんの将来を見据えて、お手伝いをさせてみませんか? お子さんの自立ばかりかお手伝いのスキルがあがればママの家事の負担が減るかもしれませんよ。

(引用:文部科学省ホームページ: 「一人一人のよさを未来へつなぐ」

文・すずらん 編集・秋澄乃 イラスト・はなめがね

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