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塾のオンライン授業の内容が気になる。こっそり聞き耳を立てていたら、不覚にも泣いてしまった!

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緊急事態宣言が発令され、学校はもちろんのこと多くの施設にも自粛要請が出されました。それにより「習い事にも行けなくなってしまった……」というお子さんも少なくないことでしょう。習い事によっては、オンライン授業ができるものと、オンライン授業をすることは難しいため休講となってしまったものがありますよね。

筆者の息子(小4)もほとんどの習い事に行けなくなってしまいました。学校もいけず、お友だちとも遊べず、習い事もできない状況。学力低下も心配だし、時間も持て余しそうだな……と心配していたところ、塾から「オンラインで授業をやります!」との連絡が。親子で目を輝かせて喜びました!

オンライン授業ってどうやるの?

オンライン授業開講に喜んだものの、しばらくして「何を、どう準備すればいいのかな?」という疑問がわいてきました。オンライン授業とはいっても、パソコン上で授業を行いリアルタイムで配信するタイプや授業内容を録画し配信するタイプなど、さまざまな形態があるようです。息子の塾は少人数のクラス制でしたので、Zoomというアプリを使って行われました。Zoomはミーティングや会議などをオンラインで開催することができるアプリ。テレワーク中にオンライン飲み会やWeb会議などでZoomを活用されているご家庭もあるかもしれませんね。初めて使うアプリだったので不安だったのですが、塾からのメールによると難しい設定などはないとのこと。開始時間10分前までに以下の3つとのことを準備してくださいといわれました。

①Wi-Fi環境にあるPCやタブレット

スマホでも可能ですが、画面がより大きいPCやタブレットなどがいいそうです。

②Zoomをダウンロードしておく

アカウントを取得する必要はなく、メールで送られてきたURLにアクセスして、IDを入力するだけで簡単に入室できました。

③生徒だけの空間

オンラインとはいえ、授業をするので集中できる場所が必要とのこと。我が家のパソコンがある場所はリビングなので、次男と筆者は2階へ移動することにしました。またバーチャル背景などを使わない場合はリビングも映るので、画面を確認しながら見える範囲の片付けをし、逆光にならないようカーテンを閉めるなど工夫をしました。端末が動かせるなら、カーテンをしめた窓際などが明るくていいかもしれません。

授業前にトイレを済ませておく、必要なテキストやノートは机においておく、姿勢を正して座って待つということも意識し、これから始まる新しいことにワクワクする息子。ついにオンライン授業が始まりました。

初めてのオンライン授業は親もハラハラ!?

いざ回線がつながると、久しぶりの再会に嬉しそうな子どもたち。そんな子どもたちの様子をみて、目を細める先生。ちゃんとつながっているのか確認しつつ画面に見切れる親たち(笑)。開始5分間は、そんな和やかな光景が映し出されていました。
出欠席をとり、音声が届いているか、顔の位置は大丈夫かを先生が確認。子どもたちもしばらくはワイワイがやがやと休校中の近況報告などを話していました。息子の言葉遣いや姿勢の悪さが気になり、何回か注意を促すカンペを出してしまいましたが、塾からの「生徒だけの空間を用意してください」という言葉を思い出し、2階へ撤退。
2階で家事をしたり、次男と遊んだりして過ごしましたが、やはりオンライン授業の様子が気になります。「口を挟まず、聞くだけなら……」と自分に言い訳をし、忍者のように音を鳴らさないよう注意しながら1階へ行くことにしました。こっそりと聞き耳を立てていると100マス計算やテキスト学習、音読などが終わった様子。しばらくして本日最後の課題が始まりました。

先生の作戦!?最後の課題に泣かされる……

オンライン授業最後の課題、それは「お母さんの好きなところを発表する」でした。内容が内容なだけに耳をそばだててしまいます。5分間のシンキングタイムが与えられ、思い思いに鉛筆を走らせる子どもたち。
このとき筆者の心は「どんなことを言われてしまうのかな……」という不安でいっぱいでした。なぜなら息子はいつもふざけてばっかりで、学校の授業参観では何度恥ずかしい思いをしたことか……。臨時休校中も、勉強をしなさい、弟と仲良くしなさい、片付けをしなさいなど……毎日のように怒ってしまっていたので、「どうせ当たり障りの無いことしか言われないだろうな」と諦めていました。
発表する順番になると息子は深呼吸をし、こう話し始めました。「僕のお母さんはやさしくて、子どものころに感じていたことを話してくれます。ただ怒るだけじゃなくて自分の経験を伝えてくれます」でした。怒るというワードは入るのね……と苦笑いしてしまいましたが、私が感じている以上に息子には私の気持ちが伝わっているんだなと感じ、不覚にも涙がポロリ。息子が5分間で書いた、私の好きなところは14ありましたが、どれもしっかりと気持ちが伝わってくるもので“成長”を感じずにはいられませんでした。

オンライン授業で得たもの

授業が終わり、息子は「これあげる」といって、先ほど書いた「お母さんの好きなところ」という紙を渡してくれました。白々しく「え、なにこれ?」と言いながら受け取りましたが、嬉しさは隠しきれません。息子も照れくさくなったのか、すぐに回れ右をして弟と遊び始めました。
「きっと明日も怒ってしまうかもしれない。どうしてもイライラしてしまうときは、この紙をみることにしよう」と、ちょっとだけ大きくなった気がする息子の背中を見ながら、そう思いました。

臨時休校中、親も子もストレスがたまってしまいますよね。一緒にいる時間が増え、いつもより怒ってしまうことにストレスを感じてしましたが、オンライン授業のおかげで息子の成長を知ることができ、少しだけ心が軽くなりました。近すぎて見えないこと、近いからこそ目をつぶらなきゃいけないこと、離れているからこそわかることもあるということに気づいた出来事でした。
……もしかしたら最後の課題は、塾の先生の作戦だったのかもしれませんね。

文・荻野実紀子 編集・山内ウェンディ

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