<究極の問い>「産まない」のは女としておかしい?子どものいない人生は不幸なのか【後編まんが】
前回からの続き。数年前のエピソードです。バリキャリ独身の友人から「子どもってそんなに可愛い?」と問われました。2人の子どものママとして、そして世間一般の常識からして「子どもは可愛いよ、最高だよ」と言うべきなのかな、と思いました。
しかし、彼女はここまで正直に、ありのままの気持ちを私に話してくれました。
そんな彼女に、上っ面な返事はしたくない。私もありのままを話すことにしたのです。メッセージでは伝えたいことが伝わらないかも……と思い、彼女に電話をかけました。
一昔前に比べるとだいぶいろいろな選択肢が増えてきましたが、それでもやはり今でも「結婚して子どもを産むのが女の幸せ」という風潮というか、無言の圧力があるのは否めません。私は今、結婚して子どももいますが、そういう風潮や世間の圧力は、正直、鬱陶しい。
独身を謳歌したり、結婚しても子どもは持たなかったり、同性婚をしたり……いろいろな生き方があっていいと思います。多様な生き方が受け入れられる社会がいいな……と。
「結婚すべき」「子どもを産むべき」「子育ては女がすべき」「男は外で稼ぐべき」……いろいろな「べき」がすべて取り払われれば、みんなきっと、もっと自由に生きられる。
私たちの時代はまだ、難しいけれど子どもたちが生きる未来は、そんな自由で軽やかで、みんなが笑っている世の中だったらいいな、と思いました。
脚本・大島さくら 作画・イチエ
【つぎ】の記事:【前編】同性愛者の中学生の息子が初めてのお付き合い。しかし相手の親御さんと言い合いになって……
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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